こんにちは、
事務局の鶴岡です。
「英会話を上達したいけど
単語や熟語の暗記は苦手・・・」
そんな方には
今日ご紹介する、
藤永式の学習法をおすすめします。
それは、
会話文の一連の流れで
単語や熟語を覚える、
とてもシンプルな方法なんですがー
この学習法なら
英語が自然と脳に定着するので、
単語帳で暗記する必要がなくなります。
今回は、
その方法を使った、
英単語や熟語が
スイスイ覚えられる問題を
ご用意しました。
単語や熟語が覚えられない、という方は
ぜひ、この方法を試してみてくださいね。
単語帳を使わずに英語をスイスイ覚えるトレーニング
藤永丈司「通勤電車でスイスイ覚えるパズル英会話 厳選200パターン」より
今回ご紹介するトレーニングは、
英会話で話されている文章の一部が
ランダムに並べられており、
その部分を正しい会話文に並び替えるというものです。
このトレー二ングについて
藤永さん以下のように解説してくれています。
かつてあなたも受験のときに、
「カッコのなかを正しく並べ替えなさい」
という問題を解いたことがあるかもしれません。おそらく、苦痛だった経験があるかもしれません。
たとえば、こんな問題です。
Actually, I don’t feel so good this morning.
I think I’m (with / a cold / down / coming).正解できなかったあなた、心配ありません。
なぜならば、
この一文だけ出題されて、それが答えられても、
単に come down with a cold という熟語を
覚えているかいないかだけだからです。
つまり、
日本の受験は、記憶力のいい人が
英語の得点も高いというだけです。しかし、
この一文が会話のなかで展開されたら
どうでしょうか?Tim:
Good morning, Hiroko.Hiroko:
Good morning, Tim. How are you today?Tim:
Actually, I don’t feel so good this morning.
I think I’m (with / a cold / down /coming).Hiroko:
Oh really? Do you feel very sick?Tim:
Well, I’m OK right now. I’ll see how I feel this afternoon.ティム :おはよう、ヒロコ。
ヒロコ :おはよう、ティム。今日の調子はどう?
ティム :実は今朝はあまり良くないんだ。
風邪を引いたのかもしれない。
ヒロコ :まあ、本当?かなり具合が悪いの?
ティム :今はそうでもないけど。午後まで様子を見るよ。おそらく、
先ほどの一文だけ見てもわからなかったものが、
会話文全体の流れのなかで見ることによって、自然と
I think I’m coming down with a cold.
という一文が出てきたのではないでしょうか。実はこの方法は、
実際にアメリカでも子どもたちが
学校で習っている方法です。単に英文を覚えるのは大変ですが、
単語や熟語を会話文の一連のリズムのなかで、
遊び感覚で楽しんで取り組むことで、
スッと頭のなかに入ってくるのです。
いかがでしょうか?
この方法なら、
単語帳を眺めて暗記するより、
時間も労力もかかりません。
しかも、
ゲーム感覚で
単語や熟語を覚えられるので
ストレスなく、楽しみながら
学べることができます。
それでは、
以下の英会話文を完成させて、
わからなかった単語と熟語を
覚えてみましょう。
【問題】会社の同僚との会話
●( )内の英文を完成させましょう
Tim:
Good morning, Hiroko.
Hiroko:
Good morning, Tim. How are you today?
Tim:
Actually, I don’t feel so good this morning.
I think I’m 1.(with / a cold / down /coming).
Hiroko:
Oh really? Do you feel very sick?
Tim:
Well, I’m OK right now. I’ll see how I feel this afternoon.
Hiroko:
Maybe you should 2.(work / home /and / not / go) today.
Tim:
I have 3.(a / finish / of / lot / to /work) this week.
4.(to / done / I / get/ work / need / some) today.
Hiroko:
Please be careful around other people.
Tim:
You’re right. Maybe I 5.(shaking / should/ hands / avoid)
or getting too close to other people today.
●日本語訳
ティム :おはよう、ヒロコ。
ヒロコ :おはよう、ティム。今日の調子はどう?
ティム :実は今朝はあまり良くないんだ。 1.風邪を引いたのかもしれない。
ヒロコ :まあ、本当?かなり具合が悪いの?
ティム :今はそうでもないけど。午後まで様子を見るよ。
ヒロコ :今日は 2.家に帰って、仕事をしないほうがいいんじゃないかしら。
ティム :今週 3.終えなければならない仕事がかなりあるんだ。今日 4.ある程度片づけなきゃ。
ヒロコ :どうかほかの人たちを気遣うようにしてね。
ティム :そうだね。今日は 5.握手をしたり、ほかの人に接近しすぎたりするのは控えよう。
●答え
1.coming down with a cold
2.go home and not work
3.a lot of work to finish
4.I need to get some work done
●解説
1.I’m coming down with a cold./風邪を引いたのかもしれない
come down with ~「(伝染性の)病気になる、かかる」という意味です。
cold は「寒い、冷たい」のほかに
「風邪」という意味もあります。
2.you should go home and not work today./家に帰って、仕事をしないほうがいい
should は「~したほうがよい」、
should not ~ は「~しないほうがよい」という意味です。
ここでの should は
go home と not work の両方につながっています。
had better ~ も
「~したほうがよい」という意味ですが、
should よりも意味が強い命令口調となるので、
目上の人に使うと失礼になります。
3.I have a lot of work to finish ~/終えなければならない仕事がかなりあるんだ
to+動詞の原形で「~するための、~すべき」という意味になります。
ここでは、
直前の名詞 work を修飾しています。
finish off ~ とすると、
「~をすっかり終わらせる、完全に済ませる」
という意味になります。
4.I need to get some work done ~/ある程度片づけなきゃ
get ~ done で「~を終わらせる」という意味です。
get this report done なら
「この報告書を仕上げる」となります。
5.I should avoid shaking hands ~/今日は握手をしたり~したりするのは控えたほうがいいね
avoid ~ ing で
「~することを避ける、~しないようにする」
という意味になります。
「握手をする」意味の shake hand は
ビジネスシーンでも頻出の表現です。
ーーーーーーーーーー
いかがでしたか?
このトレーニング方法を
隙間時間で取り組めば、
英単語や熟語を効率よく覚えることができます。
ぜひ、参考にして、
英語学習に取り組んでみてくださいね。
それでは楽しんでネイティブへ!
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