2万5000語の英単語を脳にインストールする方法
- 2018/5/31
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“もし「あなたが覚えている英単語を
100語書き出してください」と言われても
すぐには出てこない。”
と、
英単語を2万5000語以上も習得している
藤永さんは言っています。
でも、もちろん
英語での会話はネイティブレベルです。
なぜそんなことが有り得るのか?
その理由は―
英語を単語で覚えていないからです。
英文をかたまりで記憶することで、
より効率的に、より忘れにくく
脳に吸収させているからなのです。
そして、それをするための手法が
「フラッシュバック法」です。
今回の記事では、
そのフラッシュバック法で英語を覚えるための
具体的な手順をご紹介します。
「フラッシュバック法」の手順
~シグナルを脳に送り続ける~
藤永丈司著『「超速」英語プログラム』より
それでは、単語、熟語などを習得する「フラッシュバック法」の
具体的な手順について整理しましょう。まずは、中学や広告で使う
英語の参考書か問題集を用意してください。家の奥にしまい込まれたもので十分です。
今まで費やしたお金を少しでもムダにしないように、
これらを活用しましょう。手順は以下のとおりです。
①英語の参考書、問題集などから例文を抜き出す。
↓
②例文の和訳を文字として覚えるのではなく
「具体的なイメージ」を脳に描く。
↓
③例文から3語を抜き出して、ノートに書く。
↓
④翌日、ノートに書いた3語を見て、
文章全体をフラッシュバックさせる。オススメなのは、
例えば「( )内に入る適切な単語を書きなさい」または
「( )内に入る適切な単語を以下の4つから選びなさい」といった
問題が入っている参考書です。もし手元にそのようなものがなければ、
英語の文章があるどのような参考書でもけっこうです。これらの問題を解いている時間はムダなので、
あらかじめ答えを見て、文章をイメージします。例えば
「My father is in good shape.(私の父親は健康です)」
という文章があったとしたら
「父親が健康なイメージ」を頭の中に思い浮かべます。もしも英語の文章がダイレクトに理解できなければ、
日本語訳からイメージしてもかまいません。イメージがしっかりとできたら、
次にその文章から「自分が難しいと思う単語」
「覚えにくいと思う単語」を3語ピックアップして、
ノートに書いてください。これは「動画」「形容詞」「副詞」「名詞」など、何でもかまいません。
この作業が終了したら、この日はそれでおしまいにします。
そして翌日、前日に書いたノートを見返して、
文章全体をフラッシュバックできるかどうかをやってみましょう。その単語だけを見て、文章が頭に残っていればOKです。
もしフラッシュバックさせることができなければ、
その翌日に再度挑戦してみてください。このトレーニングで大切なのは
「かたまり」として英語表現を残すシグナルを脳に送り続けることです。最初のうちは、1日2~3個のセンテンスでかまいませんが、
慣れてくると30分ほどで20個くらいのセンテンスを
覚えることができるようになりますし、
私が教えてきた人の中に、実際にそういう方がいらっしゃいます。もうお気づきになったかもしれませんが、
単語1つを単体で覚えるよりも、
1つのセンテンスで「かたまり」として覚えることによって、
何倍もの単語を一度に吸収することが可能になります。単語を「かたまり」で覚えることで忘れにくくなること、
どんな状況でその単語を使えばいいのかが分かることなどを考えると、
バラバラに覚えるよりも、
はるかに効率が良いことがお分かりいただけるでしょう。
いかがでしたか?
あまりにも簡単なので、拍子抜けしてしまうほどですよね。
でもこの方法で覚えると、実際のリアルタイムの会話でもすぐに出てくるのでネイティブレベルの英会話をするには必須のトレーニングです。
ぜひぜひ活用して、レベルアップしてください。^^
それでは、楽しんでネイティブへ!
コメント
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できるかな・・そんなにうまくいかな・・と思いながらも「塊として覚える」・・やってみます。