こんにちは、
事務局の鶴岡です。
「〜をする必要がある」
「〜が必要だ」
という日本語を英語に訳すときに
「need to 〜」
「need 〜」
を使うことが多いと思います。
でも、ネイティブは
「need」以外の表現も使って
細かいニュアンスを伝えることで
コミュニケーションをとっています。^^
実は、「need」以外にも
「必要」を意味する英語表現は
たくさんあるのです。
そこで今日は
「need」以外で「必要」を意味する英語表現を
ニュアンス別にご紹介します!
「need」以外の「必要」を意味する英語表現
1:require
「require(リクワイア)」には
「〜を必要とする」「〜を要求する」という意味があります。
「need」と同じく「必要」の意味で
使うことができますが、
両者のニュアンスは若干異なります。
「need」は主観的に必要と思った時に使われます。
例えば
・勉強する必要がある
・助けが必要だ
というように
自分が「必要だ」と感じた時に「need」が使われます。
一方、「require」は
客観的に必要性がある場合に使われます。
例えば、
義務やルールに従う時、
または国の法律など、
外部的な権力や規制から必要とされる場合です。
ですので、「require」は
「need」よりもフォーマルな表現になります。
●This plan require a professional engineer./この計画には専門のエンジニアが必要だ。
「〜する必要がある」と言いたい時は・・・
「be require to do」を使うことで
「〜する必要がある」と表現できます。
ですが、先ほどお伝えしたように
「require」には客観的な必要性、
というニュアンスが含まれていますので
受け身の表現で使うことが一般的です。
●I’m required to submit a report./私は報告書を提出する必要があります。
2:necessary
「必要な」という意味の形容詞で
「ネセサリー」と読みます。
ニュアンス的には
「need」よりも必要性が若干高めです。
日常英会話でもよく使われる表現なので
このタイミングで覚えてしまいましょう。
●A signature is necessary./サインが必要です。
3:have to 〜
「〜する必要がある」という「need to〜」よりも
必要性が高い場合に使われる表現です。
主に「〜しなければならない」という意味で
外部的要因(規則やルール)によって必ずしなければならない、
もしくは「しない」という選択肢がない場合に使われます。
●I have to attend the meeting today./今日は会議に参加しなければならない。
4:must 〜
「must」は「have to」よりも
さらに必要性が高い場合に使われます。
もし、自分以外の人に「You must 〜」と使うと
シチュエーションにもよりますが、
かなり上から目線な伝え方になることもあるので
注意しましょう。
●I must study English for the exam./私は次回の試験のために英語を勉強しないといけない。
おまけ:「Have to」と「must」の違いは?
「have to」と「must」は言い換えができる、と
どこかで習った方もいるかもしれませんが、
実は、この2つの表現のニュアンスは全く別物です。
簡単にいうと、下記のような違いがあります。
●mustを使うときは「自分の意思」で「~しなければならない」と感じた時
●have toを使うときは「外部要因」によって「~しなければならない」と感じた時
この違いについては
下記の記事でも詳しく説明をしているので
細かいニュアンスまで理解をしたい方は
チェックしてみてくださいね。
→ ネイティブが使う「must」は「have to」ではない?
いかがでしたか?
「need」以外にも
様々な「必要」の英語表現がありましたね
1つの表現に使い慣れると
ついついその表現ばかりを使いがちですが、
別の似た表現を覚えてアウトプットすることで
会話力がぐんぐん伸びていきます。
これまで「need」しか使ってこなかった方は
ぜひ、今日ご紹介した表現にチャレンジしてみましょう。
それでは、楽しんで新型ネイティブへ!
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