こんにちは、
ナビゲーターの渕野です。
私たちは
「結局、◯◯しないといけない」
「結局◯◯できた!」
というように
「結局〜」という日本語を
日常的に使っていますよね。
もちろん、英語にも
「結局〜」を伝える表現はあります。
しかし、日本語と違って
伝え方やニュアンスが複数存在しています。
そのため、
英語で「結局〜」を伝える時は
話す内容で表現を
使い分けないといけません。
でも、表現の使い分け方は
いたってシンプルなので
英語初心者でも全然マスターできます。
英会話で
複数の「結局〜」が使いこなせたら
ネイティブから「英語上手だなぁ」と
思われること間違いなしです!
ということで、
今日のテーマは「結局」の英語表現です(^^)
それでは、森さんからレクチャーです。
楽しんで参りましょう!
「結局」を意味する5つの英語表現
こんにちは、
スペシャルアドバイザーの森です。
今回ご紹介は日本語で言う「結局」を意味する
5つの英語表現をご紹介します。
それぞれの表現に含まれる
微妙なニュアンスの違いにも着目してみてください。
1:finally
まず押さえておきたいのが「finally(ファイナリー)」です。
「finally」には
「ついに」「ようやく」という意味の「結局」として
使うことができます。
また、
・事を終えるのに長い時間がかかった
・成功を掴むまで、もしくは何かを達成するまでに、長い苦労や努力が必要だった
というニュアンスが込められていて
待ち望んでいたポジティブな事柄に対して
よく使われることが多いです。
●Finally, I won this game!/ついに、この試合に勝った!
2:at last
「ついに」「とうとう」という意味の「結局」として
使われる「at last」。
・長く待ち望んでいた
・とある事柄が起きる事を辛抱強く待っていた
というニュアンスが含まれています。
「finally」と意味が似ていますが
「finally」は「努力や苦労をした」という能動的な意味に対して
「at last」は「待ち望んでいた」という
受け身のニュアンスが含まれています。
「成功」を例にして
ニュアンスの違いを説明すると
・自ら努力して成功を掴んだのか(→ finally)
・辛抱強く待っていたら、成功が訪れたのか(→ at last)
で「finally」と「at last」を
使い分けるイメージです。
●At last, they’re released a new song./ついに彼らは新曲をリリースしました。
3:in the end
「最終的に」という意味での「結局」として
使われることが多いのが「in the end」です。
「in the end」には、とある状況が終わるのに、
様々な変化や紆余曲折があった、というニュアンスが込められています。
●In the end he lost his job./結局、彼は失業してしまった。
●He lost his job in the end./彼は結局失業してしまった。
文の始めに置いても、文の終わりに置いても
どちらでも構いませんが
文の始めに「in the end」を置かれることが多いです。
4:after all
「after all」は
自分の期待や予想とは
逆の結果になってしまった時の「結局」として
使われる表現です。
試験に合格すると思ったけど、落ちてしまった時は
この表現を使うと細かいニュアンスが伝わります。
●I passed the exam after all./(不合格と思っていたけど)結局は試験に合格しました。
5:in conclusion
「conclusion」には
「結論」「終わり」という意味があります。
そして「in conclusion」には
「結論として」「要するに」「結局」という意味で使われます。
スピーチや論文、
ビジネスシーンといった
フォーマルな場面で使われることが多いです。
●In conclusion, you need to study English more if you want to work abroad.
/結論として、もし海外で働きたいのなら、あなたは英語をもっと勉強する必要があります。
「結局」の英語には
様々な表現やニュアンスがありますが
それぞれの特徴を理解できれば、
使えるシーンが広がります。
日常会話でも、ビジネスシーンでも使いこなせたら
英会話上級者の仲間入りです。
いかがでしたか?
「結局」にも様々な伝え方がありましたね。
まずは、自分が「結局」を絡めた話を伝える時に
・その話にはどんなニュアンスが含まれているか
・そのニュアンスから、どの表現を使えばいいのか
考えるクセをつけていきましょう^^
それでは、次回のメールマガジンもお楽しみに!
楽しんで新型ネイティブへ!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。