「will」と「be going to」ネイティブはこう使う!
- 2018/8/29
- 日常英会話
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こんにちは、
事務局の鶴岡です。
英語には、
「未来の予定」を伝えるときに
● will
● be going to
という2つの表現がありますが
どっちを使えば良いのか悩みますよね?
でも、
両者の決定的な違いを知れば
もう迷うことはありません。
今回の記事では、
「will」と「be going to」の
日本語にしたら消えてしまう
微妙な違いについてご紹介します。
ネイティブがどのように使い分けているのか
チェックしてみてください。^^
willとbe going toの違い
willが会話で使われる時は
「会話の時点ではじめて決まった予定」
というシチュエーションが多いです。
もともと予定していた未来ではなく、
友達と会話している「瞬間」に決まった未来で
ネイティブはwillを使っています。
その一方、
be going toが使われるのは
「すでに予定している未来」
について会話をする
というシチュエーションが多いです。
前々から、すでに予定を立てているときには
このbe going toが使われます。
とはいえ、この解説だけでは
分かりづらいかと思いますので例文をご用意しました。
この例文を見ていただければ
「なるほど!」と理解できるはずです^^
willとbe going toを使った例文
授業が終わったYoheiは
放課後の予定が何もなかったので、
まっすぐ家に帰るところでした。
そこに、友達のYasutoから電話がかかってきました。
Yohei:
Hello?
/もしもし?
Yasto:
Hi Yohei! This is Yasuto. Do you want to hang out after school?
/やあ洋平!靖人だよ。放課後にどこか出かけないかい?
Yohei:
Hi Yasuto. Sounds good! I will come to your house later.
/やあ靖人。いいね、そうしよう!後で靖人の家に迎えに行くね。
そして、洋平は家に帰った後、
お母さんにこう伝えました。
Yohei:
Mom, I’m going to hang out with Yasuto. So I don’t need my dinner tonight.
/お母さん、靖人と出掛けてくるね。だから、今夜のご飯はいらないよ。
●英単語
Mom = ママ、お母さん
hang out = 出かける
————–
上記の例文では、
洋平がwillとbe going toの二つを
文章で使っていますね。
もちろん、
このように使い分けているのは
話の内容が「すでに決まっていたかどうか」
というニュアンスの違いがあるからです。
それでは早速、解説をしていきます。
解説
靖人から電話がかかってきた時点では、
洋平は靖人と出掛ける予定はありませんでした。
英会話文を見ると
そこで、靖人が「出掛けよう」と誘ってきて、
初めて予定が成立していますね。
I will come to your house later.
これは、電話の瞬間で決まったことなので
ここで洋平はwillを使っています。
そして家に帰った時、お母さんに
I’m going to hang out with Yasuto.
と伝えていますね。
この時点では
すでに洋平は、靖人と出かける予定があり
靖人を迎えに行くことが決まっていますよね。
お母さんに伝える前から
靖人との予定はすでに決定しているので
ここでは、be going to の表現が好ましいです。
また、willとbe going toは
以下のようなシチュエーションでも使われます。
willをつかった例文
●The phone is ringing. – OK, I’ll get it.
/電話がなっていますよ。 – わかりました。私が出ます。
●What would you like to order? – Let me think…I’ll take it.
/ご注文はいかがなさいますか?- ちょっと待って下さい。じゃあ、これにします。
※I’llはI willの短縮系
電話に出ることはその瞬間決めたこと、
注文はその場で決めたことなので、willが使われています。
be going to ~を使った例文
●I’m going to visit Australia next month.
/来週、オーストラリアに行きます。
●I’m going to watch baseball game on this weekend.
/週末に野球観戦をする予定です。
これから旅行に行く時や、
週末の予定だったり、
何かをすで計画しているときには
be going toが使われます。
これらの例文をご覧いただければ
「その瞬間」で未来が決まるwill、
「すでに」未来が決まっているbe going toに
時差があることが、お分かりいただけると思います。
以上、まとめるとー
●その瞬間に決まった予定にはwill
●以前からすでに決まっていた予定にはbe going to
ということになります。
————–
いかがでしょうか?
このちょっとしたニュアンスの違いを
初めて知った方もいらっしゃると思います。
この使い分けが理解できれば、
自分の中で「英語が使いこなせている!」という感覚が生まれ、
英会話に自信が持てるでしょう。
今回ご紹介した表現をマスターして
ネイティブレベルの英語表現に
ステップアップしていきましょう^^
それでは、楽しんでネイティブへ!
コメント
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今まで、Willとbe going to の違いは適当に決めていました。これで、しっかりと自信が付きました。
ありがとうございました。