英語挫折組にならないための勉強法

「あなたの英語学習法は、
 『挫折』への最短ルートです」

と言ったら怒るでしょうか?

最近では、
小学校でも英語の授業があったり
仕事でも英語を使う機会が増えてきていますね。

さらに2020年の
東京オリンピックも控えているので
英語の学習熱は高まる一方です。

でも、実は大半の人が
間違った学習法で英語に取り組んでいるのです。

その間違った方法とは・・・

私たちが中学生時代からやってきた
単語、熟語、文法などを
コツコツと覚えることだったのです。

「そんなバカな!」

という気持ちかもしれませんが、

「なぜ、留学生の99%は
 英語ができないのか?」(藤永丈司 著)

には、このように書いてあります。

赤ちゃんは必ず耳から語学を吸収し始めます。

赤ちゃんは妊娠して母体にいるころから、
すでに耳で音をとらえているとも言われています。

そのため、胎内の赤ちゃんに音楽を聞かせたり
英語で話しかけたりする妊婦さんもいるほどです。

さて、赤ちゃんは言語を文字として書いたり
まして読んだりすることはできません。

まず音を耳でとらえて理解し、やがて
言葉としてアウトプットするようになります。

つまり、ファーストステップとして
耳で音を学んだ上で、それをさまざまな色や形、
文字などの視覚情報に結びつけていくのです。

こうした流れを考えると
「耳(聴覚)」→「視覚」という流れが、
言語をマスターする学習法として、
最も自然な流れと言えるのではないでしょうか?

まさに、今までの学習法は
人間の本来のシステムに反している
効率の悪い方法だったのです。

さらに、こう続きます。

日本の教育では文字情報を重視し、
視覚から英語の勉強を始めます。

そのため、多くの方が
視覚からのインプットについては、
比較的問題なくこなします。

しかし、一方で
聴覚についてはどうでしょうか?

リーディングよりも、
リスニングを苦手とする人が
多いのではないでしょうか?

実は、英語のリスニングにはコツがあります。

私は断言できますが、
才能などなくても、コツさえおさえれば、
英語のリスニングは簡単です。

所詮、人間の言葉ですから
ネイティブがしゃべる速い英語であっても、
誰でも聞き取ることができるようになります。

しかし、例えば
あなたは英語の聞き取りのコツについて
手順を踏んで教えてもらったことがありますか?

おそらくほとんどの方が「NO」だと思います。

もし、そうした教育を受けたことがないのであれば、
あなたがリスニングを苦手とするのは、
当たり前ではないでしょうか?

聞き取りができないからといって、
あなたの才能がないわけではありません。

従来の義務教育式の勉強法を続けるかぎり、
あなたのリスニング力が劇的に向上することは、
おそらくないでしょう。

本来、英語の学習は聴覚情報を重視し
耳から始めるべきなのです。

怖い話ですよね。

多くの人の英語学習の目的は
英語でコミュニケーションをとることです。

だからこそ、いざネイティブと話したときに

「何を言っているのか全然分からない!」

となると、

真面目に勉強してきた人ほど
落ち込んでしまうものです。

でも、それが才能の問題ではなくて
勉強法の問題だったと分かると
安心ですよね。

今まで信じてきた勉強法を変えるのは
少し戸惑うかもしれませんが、

ぜひこの機会に
「耳」重視の勉強法を取り入れてみてください。

きっと、Breakthroughが起きると思います。

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コメント

    • 光夫
    • 2017年 12月 21日

    頑張って

    • 今本 治彦
    • 2017年 12月 21日

    That’s Right!!

    • 上野
    • 2017年 12月 21日

    私も英語、北京語は聴覚を重視してるので洋楽、ラジオ、BS放送のWORLD NEWSを言語に変えて聞きます。
    継続することで聞き取れない部分が聞き取れてます。

    • Hiroshi
    • 2017年 12月 28日

    確かにそうですね。

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