こんにちは、
ナビゲーターの渕野です。
メルマガを楽しみにしているというお声を頂戴し
とても嬉しく思っています。
ちょっとした表現でも、
英語で考えてみると、
なんて言えばいいか悩むことがあると思います。
そんな時は、このメルマガをきっかけにして
いろんな表現を覚えていってくださいね。
(もちろん、忘れてもOKです!継続が大事です)
さて、今日のテーマは、
「反省してます(>_<)」です。
それではどうぞ!!
「反省しています」を英語で言えますか?
こんにちは、スペシャルアドバイザーの森です。
学校や仕事で失敗して反省している時に、
その英語フレーズがすぐに思い浮かびますか?
無言はNGです。
これは万国共通ですね。
自分の意思を伝えるにも大切な英語表現です。
また、第三者に「反省しなさい!」や
「反省しているの?」と言うこともあるかもしれません。
今回のメルマガでは、
「反省」に関する英語を詳しく解説します。
1.「反省」の 基本英語と使い方
「反省する」は英単語1つで表現すると
「reflect」です。
名詞形の「反省」は
「reflection(リフレクション)」です。
reflectは[r]と[l]の音が両方含まれているので、
それぞれしっかり意識して発音しましょう。
[r]は、舌を口の内側のどこにもつけずに発音します。
[l]は、舌先を前歯の付け根に当てて発音します。
NSの『3つの音の聞き分け』にも
発音の仕方が載っていましたね。
●I reflected on the project./「私はそのプロジェクトについて反省しました。」
※reflectは「振り返る」というニュアンスです。
注意!「reflect」のニュアンス
実は、「reflect」の元々の意味は・・・
物体が「(光や熱などを)反射する」という意味です。
そこから、過去の出来事を振り返るという意味でも使うことができます。
日本語の「反省」のように、後悔していることを反省して、
謝ったり改善方法を模索したりネガティブなイメージは
「reflect」のニュアンスには含まれていません。
ネガティブでもポジティブでもなく、
単純に過去を「振り返る」という意味です。
2.意味によって使い分ける!?「反省しています」の英語
日本語の「反省している」は、様々な意味があるので
その意味によってフレーズを使い分けましょう。
主に使う3つの意味について紹介します。
2-1.「誰かに謝る場合」の「反省しています」の英語
何か失敗してしまって、誰かに迷惑をかけてしまって
「ごめんなさい、反省しています」と謝る場合は、
単純に「I’m sorry ~.」の文を使えば、反省の気持ちが伝わります。
日本語の「反省しています」のニュアンスに合っています。
●I’m sorry about yesterday./「昨日の件は反省しています、ごめんなさい。」
シンプルすぎると思うかもいしれませんが、
英語では「反省しています」というより
ストレートに「ごめんなさい」ということが多いです。
2-2.「こうすれば良かったと反省する場合」の「反省しています」の英語
失敗してしまったことに対して、
「もっとこうすれば良かった」と反省する場合は
英語で「could have +動詞【過去完了形】~」が使えます。
●I could have done it better./「もっとうまくやれたのに。」
※couldの代わりにshouldを使ってもOKです。
●I should have slept earlier./「もっと早くに寝ればよかった(寝るべきだった)。」
※sleptはsleepの過去完了形です。
2-3.「後悔しているという場合」の「反省しています」の英語
してしまったことを「後悔している」と伝えたい場合は
「regret(リグレット)」が使えます。
●I regret what I said./「私は言ってしまったことを後悔しています。」
3.その他の使える「反省」の英語フレーズ
会話の中でもよく使うフレーズを2つご紹介します。
●Are you sorry?/「反省した?」「反省しているの?」
●Think about what you’ve done./「してしまったことを反省しなさい。」
※you’veはyou haveの短縮形です。
thinkから始まる命令文は、
直訳すると「反省しなさい」ではなく「考えなさい」となり、
反省を促す時の定番のフレーズです。
4.「反省」の関連英語
「反省」の関連表現を確認しましょう。
●「反省会」:evaluation meeting
※evaluationは「評価」という意味です。英語圏では日本の反省会のように、みんなで振り返って欠点を見直す会はあまりありません。
●「反省点」:point to look back
※「反省点」については、文脈や意味によって様々な表現が使われます。複数の場合は「points」です。「look back」は「振り返る」という熟語です。
●「反省文」:apology letter, apology essay
※「apology letter」は「反省文」に限らず「謝罪の手紙」全般を指します。欧米では日本のように反省文を罰として書かせる習慣はあまりありません。「apology(アポロジー)」は「謝罪」の英語です。
●「反省の弁」:statement of self-review
●「反省から学ぶ」:learn from lesson
●「反省の色が見られない」:show no remorse
※remorseは「悔い」です。
●「反省日記」:reflective journal
※journalはdiaryでもOKです。
お気づきのように、
日本語の「反省」という言葉にぴったり当てはまる英語はありません。
そのため、「反省」で伝えたいニュアンスによって
英語を使い分ける必要があります。
そもそも、「反省」という考えや行動自体が日本的で、
語圏では反省の文化があまりないところも多いので、
「反省文」や「反省会」を英語で言っても
相手はイメージしにくい場合もあるので少し注意しましょう。
英会話を習っている皆さんの中には
よく反省をしてしまう方が多いですが、
reflect「振り返り」をして
何が必要か考えて次につなげていきましょう(^^)/
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いかがでしたか?
日本語の「すみません」は
「反省」と「謝罪」の気持ちが入っていますが、
英語では「反省」と「謝罪」は言い方が
異なるというのが文化の違いでもあり
興味深いですね(^-^)。
言葉を学ぶことは
その国の文化を学ぶことだと
実感しています。
「こんなに一気に覚えられない!!」
という人も多いと思います。
欲張らずに、
まずは一つずつ日常生活で
・I could have done it better./「もっとうまくやれたのに。」
※couldの代わりにshouldを使ってもOKです。
・I should have slept earlier./「もっと早くに寝ればよかった(寝るべきだった)。」
※sleptはsleepの過去完了形です。
・I regret what I said./「私は言ってしまったことを後悔しています。」
などを意識的に使ってみましょう。
それでは、また次回お会いしましょう!
楽しんで新型ネイティブへ!!
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