お金にまつわる英語の「ことわざ」
- 2019/3/12
- 日常英会話
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こんにちは、
ナビゲーターの渕野です。
前回のメルマガでは
英語のことわざについてご紹介しましたが
ご覧頂けましたか?
ことわざは
私たちの日常を表していますから
意味を調べると
「なるほど!」
と納得いくものも多いですよね。
その中でも特に
「お金」に関することわざは
的を射ているものが
多いと言われているんです。
ということで、今日のテーマは
「ことわざ・お金編」です(^-^)。
それでは、森さんからレクチャーです!
楽しんで参りましょう^^
「ことわざ」で文法のおさらいをしましょう!
こんにちは、
スペシャルアドバイザーの森です。
今回のメールマガジンでは、
お金にまつわる「ことわざ」の紹介と
その英文法を解説します。
お金についての英語の「ことわざ」
Time is money./時は金なり
文法
「time」は不可算名詞なので単数扱いとなるので
be動詞は「is」を用いています。
意味
ベンジャミン・フランクリンの
『若き商人の手紙』で書かれたのが
始まりと言われています。
Busiest men find the most time./最も忙しい人が最も暇を見つける
文法
「busy」の最上級が「busiest/最も忙しい」です。
「the most」も最上級で
「最も/一番~な」という意味があります。
最上級の形容詞には「the」を付けます。
「ことわざ」のように
短い文の場合は「the」を省略して書く場合もあります。
Never put off till tomorrow what you can do today./今日できることを明日に延ばすな
文法
「put off」は「延期する」という意味です。
「never」は「一度も~ない」という意味で、
動詞の前につけると
強い否定の意味になります。
「what」は「~のこと」という意味の関係代名詞で、
「what」+主語+動詞の語順にします。
「till」は「~まで」という意味です。
It is no use crying over spilt milk./覆水盆に返らず
文法
「no」も否定の意味になります。
「cry over」は「~のことで泣く、嘆く」という意味です。
意味
直訳は「こぼれたミルクについて
泣いても無駄だ」となります。
この文は「後悔先に立たず」と訳すこともできます。
失敗したこと、過ぎたことを
悩んでいても意味のことわざですね。
Money is power./金は力なり
文法
「money」も不可算名詞です。
不可算名詞は形のないものですから
単数扱いとなります。
逆に、お札「bill(s)」は形があり数えられるので
単数形と複数形のどちらにも使われます。
小銭「coin(s)」も同様です。
主語の部分を変えて
「~is power」という表現は
英語でもよく使われます。
Knowledge is power./知識は力だ
Money comes and goes./金は天下の回りもの
文法
主語が「money」なので
動詞にs/esがつきます。
「come」は「来る」という意味で
話し手の方に向かってくるイメージです。
「go」は、
話し手がどこかに「行く」という意味以外に
話し手から離れてどこかに「行く」という意味があります。
直訳では
「お金は入って、すぐ出ていく」となります。
Experience must be bought.
/経験はお金を出してでも買わなければならない
文法
「must」は「~しなければならない」
という義務を表す助動詞ですね。
受動態の文なので
be動詞+過去分詞になっています。
「must」のような助動詞がある場合、
動詞は原形なのでbeとなり
「~されなければならない」という意味になります。
直訳にすると
「経験は買わなければならない。」となります。
Too much money makes one mad.
/お金を持ちすぎると、人はおかしくなる
文法
「too」は「~すぎる」という意味があり、
否定の意味になることがあります。
「make」+目的語(人・もの)+形容詞の文で
「make」は「(人・もの)を~にする・させる」という意味があります。
「one」は人を意味しています。
主語が不可算名詞の場合
一般動詞はs/esがつきます。
しっかり頭に定着させるためにも
アウトプットを繰り返し行いましょう。
「文法がわかっているのに使えない。。」
その時はまだ正しい英文が
脳に定着されていない可能性があります。
今回ご紹介した「ことわざ」の
意味を覚えるだけでなく
正しい文の構造もチェックしていきましょう。
いかがでしたか?
お金に関する「ことわざ」が
こんなに沢山あるなんて
びっくりですよね。
どのことわざも
英文構造の視点から見てみれば
学べることも多いはずです。
ぜひ、ことわざを参考にして
ご自身の英語をブラッシュアップしていきましょう!
それでは、
また次回のメールマガジンを楽しみにしていてください!
楽しんで新型ネイティブへ!
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