こんにちは、
事務局の鶴岡です。
「見る」の英語といえば
●see
●look
●watch
この3つの英単語が
思い浮かびますよね。
日本人からすると
どれも同じような感じですが
実はこの3つには
明確なニュアンスの違いがあるんです。
もしもあなたが
ネイティブレベルで英語をマスターしたいのなら、
同じ意味を持つ英単語でも
状況によって使い分ける必要があります。
ということで、今日の記事では
ネイティブが「see」「look」「watch」を
どのように使い分けているかご紹介します。
ぜひ、ネイティブの感覚を
チェックしてみてくださいね。^^
see、watch、lookの違い
1:see
seeには
「自然にみえるもの、意識せずとも視界に入ってくるもの」
というニュアンスがあります。
例えば、道を歩いている時だったり
何かを目撃した時にはseeを使います。
●I see the police officer near my house./家の近くに警察がいます(警察がいるのを見る)
●I saw my friend walking on the street./通りで歩いている友達を見ました。
目で見えて認識ができた、という一連の流れが
このseeのニュアンスに含まれています。
2:look
lookのニュアンスには
「意識的に見ること、意図的に目を向けること、眺めること」
があります。
無意識で視界に入ってくるものを見るseeとは違い、
意識的に目を向ける、視線を動かす場合にはlookを使います。
また、lookは自動詞なので
対象物(目的語)を後ろに置く場合は
前置詞が必要です。
そこで、視線を向けた先の、
対象の一点を表す前置詞のatを用いて
look at ~ という様に使用します。
●Look at the picture on the wall. These are so beautiful.
/あの壁にある写真を見てください。とても綺麗ですよね。
●Look at those birds! They are singing togather!
/あの鳥たちを見てください!みんな一緒に鳴いていますよ!
3:watch
watchには、
「注意深く見ること、観察すること、目で動きを追うこと、
動きや変化のあるものをじっと見ること」
というニュアンスがあります。
日本語の「見る」というよりも、
「見ている」という言葉の意味に近い英単語です。
●I watch the baseball game.
/私は野球の試合を観戦します。
●I’m watching TV
/私はテレビを見ています。
また、スポーツ観戦では
動いている選手やプレーを目で追いかけますよね。
ということもあって、
スポーツ観戦を伝える時にはwatchが好まれます。
また、TVでwatchが使われるのも、
「映像を注意深く見て、目で動きを追う」
この動作がwatchに含まれているからなのです。
——————
いかがでしょうか?
このように
「見る」と訳せる英単語でも
言葉の背景にあるニュアンスはそれぞれです。
ですので、英語をマスターするには
その単語が持つ「イメージや感覚」を
理解することが大切なんです。
日々の隙間時間でもいいので
ぜひ、その単語がもつニュアンスを調べてみてください。
その積み重ねもまた、
「ネイティブレベルで英語を理解する」ことに直結しますよ。^^
それではまた次回!
楽しんで新型ネイティブへ!
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