こんにちは、
『時事ネタ英語』担当の古山です。
先週のお盆では、
地元へ帰省した方、旅行に行かれた方、
もしくはお仕事で忙しくされていた方も
いらっしゃると思います。
そんな中、お盆期間中に
避けては通れない「混雑」で
頭を悩まされた方も多いのではないでしょうか?
交通渋滞はもちろんのこと、
私が入った飲食店も
すでに満席だったため、
断念せざるを得ませんでした。。
ちなみに英語でも
「混雑」を表すフレーズがたくさんありますが、
ニュアンスがそれぞれ違うので、
正しく使い分ける必要があります。
そこで今回は、
「混雑」を表す英語フレーズを
シーン別でご紹介します。^^
正しく使いこなせれば
あなたの英語はネイティブレベルです!
「混雑」を表す英語フレーズ
1:It’s crowded!/混んでいます!
読み:イッツ クラウデッド
「混んでいる」という英語フレーズを考えたとき、
真っ先に出てくる人も多いかもしれません。
この文章で使われているcrowdは、
「大勢」「群衆」「人込み」という意味です。
場所や電車が
人で混雑しているときに使用できます。
●It’s crowded everywhere./どこも混んでいます。
●This bus is crowded./このバスは混んでいます。
ちなみに「超満員」は、
overcrowdedと使うのもアリです。
●The trains are overcrowded with passengers./電車が乗客で溢れかえっています。
2:It’s full!/いっぱいです!
読み:イッツ フル
このフレーズも
「混んでいる」ことを表せます。
fullは「いっぱい」「満杯の」という意味を持つ英単語です。
すごく混んでいるような場所で、
これ以上人が入れないような状況のときは、
ぜひ使用してみてくださいね。
●It is full of people anywhere in Obon./お盆はどこも人でいっぱいです。
●Look at the restaurant! It’s full./お店を見て!人がいっぱいです。
3:It’s packed!/混んでいます!
読み:イッツ パックド
packは「詰める」「梱包する」という意味ですが、
ここでは人に対して「詰まっている」
つまり「混雑している」という意味になります。
電車が混んでいるようなときは、
ぜひ使用してみてくださいね。
●I can’t get on the train at this time. It’s packed.
/この時間は電車には乗れません。混んでいます。
A packed train/「満員電車」
4:It’s jammed./混み合っています。
読み:イッツ ジャムド
jamという単語を聞いて、
パンにつける「ジャム」を思い浮かべた人も多いでしょう。
もちろん「ジャム」という意味も持っていますが、
動詞として使うときは「詰め込む」
「無理に押し込む」という意味になります。
jammedと形容詞にすることで、
電車や駅などが人で混み合っていることも表現できます。
●It’s jammed in the station./駅が混み合っています。
A traffic jam/交通渋滞
また、jamとpackをつなげることで、
「超満員」を表すこともできます!
●It’s jam-packed with fans./ファンですし詰め状態です。
5:It’s mobbed with~/~で殺到しています。
読み:イッツ モデッド ウィズ
このフレーズは、憧れや尊敬など
ある感情を持った人が殺到する状況を表すフレーズです。
ファンもしくは怒った群衆など、
集団に対して使われることがほとんどです。
●It’s mobbed with baseball fans./野球ファンで殺到しています。
6:It’s congested./渋滞しています。
読み:イッツ コンジェステッド
この文章で使用されているcongestedには、
「密集した」「混雑した」という意味があります。
主に、道路の交通渋滞を表したい時に使用できるフレーズです。
●The street is congested with traffic./通りは交通渋滞しています。
Congested traffic/交通渋滞
7:It’s backed up./渋滞しています。
読み:イッツ バックド アップ
おもに、アメリカで使用されているフレーズです。
ここで使用されているback upには
「後方から支援する」「後退する」という意味ですが、
そのほかに「渋滞する」という意味としても使われます。
車で渋滞したようなときは、
ぜひ使ってみてくださいね!
●This street is backed up./この道路は渋滞しています。
8:It’s booked up./予約で満員です。
読み:イッツ ブックド アップ
レストランやホテルなど
予約で満員になったときに聞くフレーズです。
ここで使用されているbookは
「予約する」という意味で使われており、
そこにupが付くことで、「満員」という表現になります。
●I’m sorry, but it’s booked up./申し訳ありませんが、予約で満員です。
おまけ:It’s packed to the rafters./天井まで詰まっています。
読み:イッツ パックド トゥー ザ ラフターズ
このように、慣用句としても
混んでいることを表せます。
raftersは、屋根を支える木材の一部「垂木(たるき)」という意味で、
「天井まで人が詰まっている」という意味合いになります。
もしも、人がものすごく混んでいる時は、
この表現をぜひ使ってみましょう!
このように
「混雑」を表現する
英語フレーズはたくさんあります。
道路だけでなく、レストランやホテルなど、
さまざまなシーンで混雑な状況に遭遇するはずです。
そんな時は、
この記事でご紹介したフレーズを、
相手に伝えてみてくださいね!
それでは、また次回!
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