「5つの音」の聞き分けはバッチリですか?
何それ?という人は―
●日本人が苦手な「発音」を克服する方法
→ https://english-for-japanese.net/NS/?p=252
こちらの記事をチェックしてくださいね。
さて、↑の記事でご紹介した
日本人が英語マスターするために必須な
「5つの音」の聞き分け。
『LとR、SとTH、VとB、FとH、AとU』
これまで、
「LとR」と「SとTH」をご紹介してきましたが、
トレーニングは順調ですか?
英語をマスターするためには、
「LとR」は出来ないけど
「SとTH」はバッチリみたいなのはダメだと
藤永さんも言っています。
今回は「VとB」に進みますが
焦らずに1つずつ着実に
マスターしていってくださいね。
聞き取りトレーニングの手順
① CD教材などを使って、5つの音の違いを徹底的に聞き分ける。
② 録音機器に自分の声を録音し、しっかり発音ができているかを確認する。
③ 5つの音だけを意識して、お手持ちのDVDを1日20~30分観る。
③では、DVDを観ながら「5つの音」が出てきたと思ったら
その単語を書き出してみてください。
観終わったあとに答え合わせをしましょう。
ただし、ここでは「5つの音」の違い以外のスペルは
間違っていても気にしないことがポイントです。
それでは、VとBの違いを見ていきましょう!
●「V」と「B」を聞き分ける
3つ目は「V」と「B」です。
「V」は次にご紹介する「F」と同じように、
下唇をかむ感じで、日本語にはありません。そのためか、日本人は比較的、
この「V」と「B」の違いを聞き分けることができません。ちなみに、「V」は前歯を軽く下唇に当てた後、
「フー」ではなく、「ブー」という感じで発音します。これに対し、「B」は上下両方の唇を閉じた状態から
一気にその唇を開けます。その際に「ブッ」と破裂させて発音します。
日本語の「ブ」よりも強く聞こえる音だと言えるでしょう。
さて、「V」と「B」の聞き分けの例としては、
「vase(花瓶)」と「base(基本、ベース)」があります。「V」と発音するか「B」と発音するかで、
大きく意味合いが異なってきます。また、この他には「ベテラン」などが挙げられます。
日本人が「ベテラン」と言う時、
普通「B」と発音していますが、
正しくは「veteran」で「V」です。このように「V」と「B」は
日本人が比較的つまずきやすい音の違いなので、
しっかり聞き取ることができるように
トレーニングしてください。
いかがですか?
Vの音は日本語にないので、
意識しないとBになっていまいがちですよね。
少しカッコつけて
ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォとやってみてください。
それでは、楽しんでネイティブへ!
※「V」「B」を使った単語の例
Vの単語
van 小型トラック
violate 違反する
vast 広大な
veil かぶり布
vendor 物売り
voice 声
vapor 蒸気
virtual 仮想の
vertical 垂直の
very とても
valley 谷
void 空の
various さまざまな
version 版、バージョン
vision 視覚、ビジョン
Bの単語
balance 均衡
barrel 樽
battle 戦闘
bet 賭ける
blend 混合する
bless 神の加護を祈る
board 板、会議
bold 大胆な
bond きずな、くっつける
bow お辞儀をする
brain 脳
branch 枝、支店
break 壊す
bury 埋める
butter バター
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