藤永式では、英単語や英文を
「イメージ」で認識することを推奨しています。
英語→日本語
というように翻訳するのではなく
英語を英語のまま理解することで
ネイティブレベルの英語が身につきます。
でも、イメージ化ってどうすれば上達するのか
ふわっとしていますよね。
そこで今回の記事では―
藤永さんの著書
『「超速」英会話マスタープログラム日常会話編』から
イメージ化を促進させるトレーニング方法をご紹介します。
イメージ化トレーニング
●「二重人格化」でイメージを作る!
次に行っていただきたいのが、和訳を見ることです。
和訳で英文全体の内容を理解し、そのイメージを脳の中に作ってください。先ほどお話ししましたが、
「英語を英語で捉える感覚」を身につけるためには、
英語を聞いて、即イメージ化する能力を身につける必要があります。英文が理解できなくても構いませんので、
和訳を見ることで、イメージを先に脳の中に作ってしまいましょう。このイメージを作る際はポイントがあります。
それが「二重人格化」です。和訳からイメージを作るだけでなく、
自分が主人公として、
例文の内容を実際に体験しているようなイメージを作ってみてください。「自分が体験している」というリアルなイメージを作り、
脳内で疑似体験させることができれば、
それだけ言語の習得スピードを速めることができます。そのため、これからご紹介する英文は男性、女性、年齢を問わず、
自分が主人公として、イメージしやすい英文を意識してセレクトしました。和訳を見ながら、できるだけ鮮明なイメージを脳に作りましょう。
●イメージと音声をリンクさせる!
脳内にイメージができたら、
今度は英文を見ずに、再度CDを聞きしましょう。これがステップ3になります。
ここで行っていただきたいのは、
英文の音と、先ほどステップ2で作ったイメージをリンクさせることです。和訳を見て、先にイメージを作っているため、
「英語」=「和訳」のリンクを断ち切ることができるでしょう。このステップで、
「英語」=「即イメージ化」する能力を身につけてください。つまり、このステップで
「英語を英語でとらえる感覚」=「英語回路」を脳内に確立させます。英文の音と、ステップ2で作ったイメージを
しっかりとリンクできるようになるまで、
繰り返しCDを聞いてください。この作業で1日目のトレーニングは終了です。
ステップ1~3まで、10~15分を目安にトレーニングしてみてください。
ここまでは主にインプットの作業になります。この作業を終えたら一晩寝ることで脳に英語を馴染ませましょう。
もうお気づきかもしれませんが実はこの期間がサイレントピリオドになります 。
例文1
●英文
I couldn’t get out of bed for a while because it was so cold.
We’ve had a record amount of snow this winter in the Tokyo area.
I saw some kids who seemed to be enjoying playing in the snow on the street.
They were making a small snow hut.
It reminded me of the day I went to the snow festival and saw all kinds of sculptures on display made of only Ice and snow.
They were just breathtaking.●和訳
とても寒かったので、ベッドからしばらく出られなかった。
都内でこの冬一番の大雪だ。
雪の中、道で子供たちが楽しそうに遊んでいるのを見かけた。
小さなかまくらを作っていて、自分が雪祭りに行った日のことを思い出した。
氷と雪だけでできたいろんな彫像が並んでいて、それは感動そのものだった 。
いかがですか?
例文が季節外れで申し訳ありませんが、
主人公に成りきって読んでいくとイメージ化がしやすいですよね。
どんな文章を読むときでも使える方法なので、
ぜひ試してみてくださいね。^^
それでは、楽しんでネイティブへ!
コメント
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楽しみです