ネイティブの英語を聞くと、
「速くて聞き取れない!!」ということ、ありますよね。
しかも大体は文字で見たら、
こんなに簡単なことを言っていたのかと思うような
文章だったりします。
藤永さんが海外でみた日本人がこんな会話をしていたそうです。
店員:How many gifts do you want for your friends?
(あなたは友達に買うおみやげをいくつ欲しいですか?)
日本人:Yes,I do.
(はい、そうです。)
横で聞いているほうが恥ずかしくなるような会話ですが
文字で見れば、中学生でも分かりそうな英語ですよね。
きっとこの旅行者さんも、本来ならこんな返答しないハズです。
では、なぜ分かるハズの英語が聞き取れないのでしょうか?
その理由は単純で、耳が英語に慣れていないからです。
今回はそんな「英語耳」についてお話します。
英語の聞き取りにはコレが必須
耳を英語に慣らすというと、
「聴き流し」教材を思い浮かべますよね。
でも、それでは上手くいかないのは何度もお伝えしてきました。
もっと根本的な原因をどうにかしなくてはいけません。
藤永さんは著書『「超速」英語プログラム』の中でこう言っています。
実は「英語のスピードについていけない」と言う人に
話を聞いてみると、ある共通点が浮かんできます。それは「英語を途中からや語尾のみしか
聞くことができない」ことです。当たり前ですが、
英語はイントネーションなども含めて
ありとあらゆる点で日本語とは違います。ですから、初心者が英語を聞き取ろうと思っても
最初のうちはなかなか耳が順応できません。つまり、最初のうちは耳が英語に順応できず、
真ん中あたり、もしくは語尾のみしか
聞き取ることができないのです。学校でのリスニング問題や外国人からの質問などを、
一文まるまる聞き取れない…。あなたには、そんな経験がありませんか?
英語の聞き取りに必要なもの。
それが「瞬発力」なのです。バイリンガルや通訳者をイメージしてみてください。
日本語をしゃべっていたかと思えば、
いきなり英語を聞いて、それを訳したり、
英語で会話を始めたりします。あなたはこうした光景を見て、
不思議に思ったことはありませんか?実は、こうしたことが可能なのは、
これから本書で習得してもらう「英語の瞬発力」を
彼ら(彼女ら)が持っているからなのです。英語を聞き取る「瞬発力」があれば、
英語を最初から聞き取ることができるため、
先ほど69ページの例で挙げたような、
チンプンカンプンな会話になることもなくなるでしょう。
たしかに途中に出てくる知っている単語や
最後の1~2単語ばかりが耳に残りますよね。
そして「瞬発力」をつける方法については
このように言っています。
英語の「瞬発力」をつけるのは、
実はそれほど難しいことではありません。最初から英語を聞き取ることが難しいのであれば、
最初を聞き取ることができるように
集中すればいいのです。ですから、
私のトレーニングプログラムでは
まず「最初の3語」を
集中して聞き取る練習をしてもらいます。「最初の3語」を聞き取るトレーニングをすることによって
英語の「瞬発力」をつけ、徐々に英文全体を
聞き取ることができる能力を養成していきます。
「最初の3語」は藤永メソッドでも大人気のトレーニングです。
いきなり全文を聞き取るのは難しいですが、
最初の3語ならハードルも低いですし、
やっていて達成感もあります。
ぜひ、試してみてください!
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