英検とTOEICってどう違うの?これから試験を受けたい人に

英語の資格と言って思い浮かぶものは何ですか?「英検」「TOEIC」「TOEFL」「IELTS」と様々ですが、一般的によく聞くものといえば「英検」「TOEIC]が真っ先に浮かぶのではないでしょうか?企業の採用基準としてTOEICのスコア○○○点以上と設けているところも多く、就職活動経験がある人にとっては馴染みのある試験だと思います。一方で英検は訪日外国人の増加や、大学入試導入への加速が相まって、特に小中高生の受験者数が増えてきているといわれています。

この二つの試験ですが、具体的には何が異なるのでしょうか?

英検とTOEICの違い

英検とは「実用英語技術検定」の略で、公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語技能の検定で、主に日本で実施され、大学受験などの入試や企業への入社試験の優遇など、国内の様々な場面で認められた試験です。年に3回、協会が指定する会場で実施され、5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の7段階で評価される試験で、級によって試験の形式は異なり、3級以上は面接試験があります。

TOEICはアメリカ合衆国の非営利団体、教育試験サービス(ETS)が実施する「国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)」の通称で、英語を母語としない人たちを対象にした、「英語によるコミュニケーション」能力を検定する試験です。TOEICは年に10回実施され、聞き取り(リスニングセクション)と読解(リーディングセクション)の2つのセクションを7つのパートに分け、マークシート形式で解答をしていく試験です。世界各国で導入されているテストで、特に日本と韓国の受検者が多くいます。

英検とTOEICのレベル比較

英検の級、もしくはTOEICのスコアの難易度はどのような違いがあるのしょうか?
あくまでも目安ではありますが、それぞれの段階を比較して表にしてみました。

英検 TOEIC レベル 詳細
1級 900点~ 大学上級程度 ほぼネイティブ
準1級 800点~ 大学中級程度 英語圏での生活は問題ない
2級 550点~ 高校卒業程度 就職での英語力アピールができる
準2級 450点~ 高校中級程度 ビジネスで最低限求められる英語力
3級 290点~ 中学卒業程度 日常会話ならある程度理解できる
4級 260点~ 中学2年程度 簡単な英語なら理解・表現できる
5級 100点~ 中学1年程度 英語を習い始めた程度

各級とスコアのイメージは上記のようになります。
準1級以上はかなりハイレベルではありますが、英語を使った仕事をしたい人、英語力でアピールをしたい人は準2級~2級はおさえておきたいところです。

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英検で資格を有している有名人

皆さんがよくご存知の有名人にも、英検の有資格者がいますので一部紹介します。

2018年の大河ドラマ「西郷どん」やCMなどで活躍している鈴木亮平さん、その英語力にも注目が集まっています。彼は帰国子女ではないのですが、帰国子女でも難しいと言われている英検1級を持っています。留学経験もあり、英語以外にもドイツ語も堪能で、なんとドイツ語のスピーチコンテストでも優勝した経歴も持っています!
彼は元々俳優を目指していたそうですが、海外で活躍できる俳優になるために英語を学んだそうです。

もう一人、最近はバラエティなどでも活躍が目覚しい木村佳乃さん。彼女はイギリスの生まれで幼少期までロンドンで過ごした帰国子女であることはよく知られています。彼女は英検準1級の持ち主で、英語での会見なども流暢な英語で答え、まさに才色兼備を体言した人といえますね。

また、各テレビ局のアナウンサーは英語が堪能な人がたくさんいらっしゃいます。アナウンサーの採用において英語力は必須ではないものの、海外の人へのインタビューなどが自然にできることが強みとなって、英語堪能な人が多くいるのでしょう。現在活躍している人のレベルを見ると、TOEIC900点以上、英検準1級以上の人も多く見受けられます。

英語を使った仕事!どのくらいのレベルが必要?

英語を使った仕事に就きたい!海外で活躍したい!という人は多くいると思いますが、実際にその仕事に就くにはどのくらいの能力が必要なのでしょうか?
そのレベル別にまとめてみました。

英検1級 TOEIC900点以上

日英通訳者など英語に関して専門家レベルの知識が必要な仕事に就く場合は、このくらいのレベルが必要となるでしょう。

英検準1級 TOEIC800点以上

特許事務員、大使館事務員、商社など、海外の人とのコミュニケーションを淀みなく行える上に、技術や政治経済などの専門用語を英語で理解できるだけの能力が必要です。

英検2級 TOEIC550点以上

バイヤー、貿易事務、海外市場調査、航空管制官など常に英語でのコミュニケーションを行い、咄嗟の英語での会話も問題なく行えるだけの能力が必要となります。

英検準2級 TOEIC450点以上

テーマパークスタッフ、飲食店スタッフなど、ある程度お客さんとの会話内容が想定できるもので、それに答えられるだけの英語力があれば問題はないとされています。

まとめ

英検、TOEICそれぞれ試験の形式や評価、目的は異なるものの、英語の能力を判定する基準としては広く用いられているものです。
日本国内で限定して考える場合、学校などの教育機関であれば英検を採用しているケースは多く、英検で高い級を持っていることで加点されるという点においてメリットはあるでしょう。
TOEICは企業が採用の目安として導入していることも多く、自己アピールとして英語力で差別化をしたい場合には分かりやすい指標となるため、高いTOEICスコアを提示できると有利に働く可能性はあるでしょう。
TOEICは年10回と実施回数も多いため、受検したテストの中で高い得点を自己深刻スコアとしてアピールするのもよいでしょう。

それぞれの特徴をよく理解し、ご自身の目的にあった学習計画と対策を立てるとよいでしょう。

英検の級を履歴書に記載する場合、一般的には2級から書くものとされています。2級は高校卒業レベル程度とされていますので、それよりも低い3級や4級などを書いた場合、却って英語力が高くなく、社会人として大丈夫かな・・・と思ってしまうこともあるそう。

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