TOEIC対策

TOEICと英検の違いとは?就職・転職をするなら有利なのはどっち?

日本国内で有名な英語の試験といえば、真っ先に浮かぶのが「TOEIC」と「英検」。
進学や就職などで受験をされた方も多いのではないでしょうか?

どちらも英語力を測定するという点においては同じ目的ですが、実際にはどのような違いがあり、就職・転職ではどっちが有利になるか知っていますか?

おそらくその違いをはっきりと説明できる人は少ないのではないでしょうか。
今回はTOEICと英検の違いと詳細、就・転職にどちらが向いているかについてご紹介したいと思います。

TOEICと英検を比較

では、まずこの2つの試験の概要を比較してみましょう。

TOEIC Listening & Reading(※) 英検
正式名称 国際コミュニケーション英語能力テスト 実用英語技能検定
運営 教育試験サービス(アメリカ合衆国) 公益財団法人日本英語検定協会
認定開始時期 1979年(昭和54年) 1963年(昭和38年
国内受験者数(年間) 約266万人(2018年現在) 約366万人(2017年現在)
試験回数(年間) 10回 3回(1月・6月・10月)
階級・スコア 0~990点 1級~5級
受験料 ¥5,830 ¥3,000~9,500
解答方法 マークシート マークシート・面接
試験内容 リスニング、リーディング 筆記、リスニング、スピーキング
判定基準 スコア評価式 合格・不合格
主な特徴
  • 英語を母国語としない者を対象とした英語コミュニケーション能力を検定する試験
  • 一般、ビジネス上のコミュニケーション
  • 受験者の年齢層が広い
  • 文科省後援
  • 日常会話や社会的題材

※本項ではTOEIC LISTENING & READINGに関して記載をしています。TOEIC SPEAKING & WRIGHTINGについては掲載をしていません。

TOEIC、英検ともに日本での知名度や人気は抜群に高く、信頼性も高いのでどちらも受験をして損はありません。
もし、英語の資格を今後の進路に活かしたいと考えているならば、TOEICと英検の特徴をよく知って、何が今ベストな選択なのかを検討しましょう。

続いて、TOEICと英検のランクをそれぞれ比較してみました。
これは参考程度のものではありますが、どのくらいのレベルになるのかを知っておくとよいでしょう。

TOEIC 英検 レベル 詳細
900点~ 1級 大学上級程度 ほぼネイティブレベル。英字新聞や専門的な言葉など日常で使わない単語なども理解でき、ほとんどの場面において英語が使える。
800点~ 準1級 大学中級程度 英語圏での社会生活やビジネス上のコミュニケーションで困ることは少ない。
550点~ 2級 高校卒業程度 英語でのコミュニケーションはある程度できるレベル。ビジネス上での一般的なやりとりであれば可能。英語力のアピールの水準となる級。
450点~ 準2級 高校中級程度 高校生であれば授業の習熟度を知る目安となる級。日常生活で必要な英語を理解しているレベル。
290点~ 3級 中学卒業程度 身近な英語であれば理解、使用できる。言語の基礎となるレベルので、英語学習を始めるならば最低限必要なレベル。
260点~ 4級 中学2年程度 簡単な英語なら理解、使用ができるレベル。
100点~ 5級 中学1年程度 英語を習い始めの人が受けるレベル。初歩的な英語の理解ができているレベル。

各スコア・級の難易度のイメージは上記のような感じです。
準1級以上はかなりハイレベルな英語力を求められますが、英語を使った仕事を考えているのであれば、2級レベルまでには確実に達しておきたいところです。

また、就転職に求められる英語力の水準として新卒であればTOEICスコアは550点以上、中途であれば600点以上としている企業も多くありますので、英語を使った仕事を考えているのであれば、達成すべきラインとして常に意識をしておくとよいでしょう。

TOEICの特徴

TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)は、英名「Test of English for International Communication」の略で、アメリカ合衆国の非営利テスト運営機関であるETS(Educational Testing Service)が世界180か国以上で実施をしています。

TOEICは英語を母国語としない者の英語によるコミュニケーション能力を評価するテストついて開発され、テストの種類は大きく下記の3つに分けられます。

  • TOEIC Listening & Reading Test
  • TOEIC Speaking & Writing Tests
  • TOEIC BridgeR Test

TOEICとしてよく知られているのはTOEIC Listening & Reading Test(L&R)で、リスニングとリーディングテストによって構成されています。
合否判定はなく、一律同一のテストでスコアを測定します。

試験の構成

聞き取り(リスニングセクション)、読解(リーディングセクション)の2部構成となっています。

実践的なコミュニケーションを測るためのテストですので、海外での日常的な会話やビジネスなどで使える英語力を問われます。
したがって、単語は一般的なビジネス全般のやり取りに使われるような単語が使えるレベル、英文法は中高で学ぶ英文法がしっかりと習熟できているかをチェックしましょう。
TOEICの英文法対策の問題集なども出ていますので、それらを使って埋めるべき苦手なポイントを理解し、しっかりと対策を立てましょう。

英検の特徴

英検(実用英語技能検定)は公益財団法人日本英語検定協会が実施する試験で、英語の検定試験としては国内では一番古く運用されているものとして知られています。
英検は1級~5級までのランク制となっており、それぞれの試験で合格すると認定を受けることができます。

英検は民間資格ですが文部科学省の後援により実施されているので、その信頼性は非常に高いといえます。

英検の受験者の多くは高校生以下の学生で、その語学力証明として英検を活用することで、海外への留学、特にオーストラリアの高校への留学や国内の大学受験に有利になるというメリットがあるということも広く知られています。

試験の構成

一次試験と二次試験が行われ、一次試験では筆記試験とリスニングテストが行われ、3級以上は二次試験にて日本人または外国人の面接委員との個別面接試験が行われます。

英検の場合、2級までは日常的な会話が中心の範囲となりますが、準1級からは急に難易度が高くなり、社会問題や時事問題などの政治・経済、文化や科学などのアカデミックな話題についても英語で対応ができていないと、合格は難しいとされています。

そのため、2級では語彙数が4,000語程度必須といわれているのが、1級では10,000~15,000語と2倍~3倍以上に増え、その難易度の高さを示しています。

就職・転職に有利なのはどっち?

前章でお伝えしたように、一般的なビジネス上でのやり取りを想定したものであればTOEICにぜひチャレンジされるとよいでしょう。
就職や転職の際にも、採用の一基準としてTOEICスコアを設けている場合も多く見られますので、ご自身の英語力をアピールするという点においては有利になるでしょう。

また、海外への出張者を選ぶ基準としてTOEICのテストを利用している企業もあり、ご自身のキャリアアップの一助として、TOEIC対策をすることがメリットになることもありますので、外資系企業や海外事業部のある企業に勤めている、勤めたい人はチャレンジして損はないでしょう。

英検は2級以上であれば就職でのアピールとして有効であると前述しました。
特に英検1級は合格者が全体の数%しかいない超難関であるため、合格しているとすれば英語に関しては相当な語学力があると判断されます。
職業や資格によっては英検1級の取得によって、筆記試験が免除となる場合もあり、かなり有利になることもありますので、なりたい職種によっては英検合格を目指してみるのもよいでしょう。

芸能人・有名人の英検取得者

英検1級

鈴木亮平(俳優・モデル)
久保純子(フリーアナウンサー)
出水麻衣(TBSアナウンサー)

英検準1級

木村佳乃(女優)
井上真央(女優)
田中みな実(フリーアナウンサー)

英検2級

福士蒼汰(俳優)
藤原紀香(女優)

ここで紹介した人はごく一部ですが、皆さんが良く知っている俳優やアナウンサーにも高難易度の英検取得者がいますね。
英検1級や準1級を取得している芸能人や有名人に帰国子女が多い中、1級を取得した鈴木亮平さんは海外留学などの経験も踏まえ、ご自身で努力を重ねて1級を取得したそうです。

海外や英語を話せることに憧れを持つことは、英語学習のモチベーションの大きな源です。
勉強をしたいなと思った時は、ご自身が英語を話している姿をイメージしながら、モチベーションを維持して頑張りましょう!





-TOEIC対策
-, ,

Copyright© 1億人の英語 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.