英検準一級の面接(二次試験)に合格するには?失敗しないためのポイント


英検準一級の二次試験では、面接形式が採用されています。一次試験を通過できる英語力があれば合格は決して難しくないものの、十分な対策を練っておかないと思わず足元をすくわれたり、緊張しすぎて実力を発揮できなかったりということにもなりかねません。

この記事では、英検準一級二次面接の具体的な対策方法や、覚えておくと便利な表現などをご紹介。ぜひ傾向と対策を事前に把握して、英検準一級合格を目指しましょう!

準一級と二級の違い

英検二級を持っている方は、二級の二次試験がどんなものかを思い出せば、準一級にも通ずる対策をとることができます。ここでは準一級と二級の大きな違いを2点ご紹介しますので、まずは明確な違いを把握しておきましょう。

音読からナレーションに

英検二級の二次試験では、冒頭に文章を音読するよう求められますが、準一級にはこの音読はありません。代わりに出題されるのが「ナレーション」の問題で、独特なスタイルに事前に慣れておくことがポイントになってきます。

ナレーションを簡潔に説明すると、4コマのイラストを見て、その内容を簡潔に英語で説明するというもの。見ればすぐに分かる内容なので決して難しくはないのですが、登場人物の表情などを的確に読み取って、あまり深く考えすぎないことが重要です。詳細は後ほどの段落で説明しますので、まずはこの「ナレーション」がポイントになって来ることを頭に入れておきましょう。

自分の意見を述べる問題が増える

英検準一級では、英検二級に比べて自分の意見を述べる設問数が増えます。この意見は内容面というよりも、英語でしっかりと相手に意見を伝えられるかがポイント。自分はどう考えているかなどと深く考えすぎず、ありきたりな意見でもいいので面接官にしっかりと伝えることが大切です。

英検準一級の二次試験はどんな感じ?流れを詳しく解説

もし英検二級を受けたことが無く、英検の二次試験がどんなものか分からないという方は、まずは全体の流れをつかんでおくことが大切。下記を参考にイメージトレーニングしておくと良いでしょう。

面接官は?

面接官は日本人・外国人のどちらのパターンも考えられます。日本人の場合でも英会話や英語の講師などを務めている場合が多いので、英語はもちろんプロフェッショナル。日本人と英語でしゃべるのはどこか気恥ずかしいと感じるかもしれませんが、面接では胸を張って堂々と受け答えするよう心がけましょう。

外国人と普段会話する機会のない方は、外国人の面接官を前に萎縮してしまうかもしれません。面接前に英会話スクールなどに通って外国人と会話することに慣れておくと、必要以上に緊張することもなくなるでしょう。

試験は全て英語

当然ですが、面接は全て英語で行われ、面接部屋に入室するから退室するまで全て英語のみでコミュニケーションを行います。よく使うフレーズは予め使えるようにしておくのと同時に、海外にいるくらいの気持ちで臨むとリラックスできて良いでしょう。

二次試験の流れ

二次試験の流れはほぼ決まり切っていると言っても過言ではないので、不安な方は下記を参考に何度もシミュレーションすると良いでしょう。必ずと言って使う表現もあるので、事前に覚えておけば便利です。

面接カードを渡す

Can I have your card, please?
カードを頂いても良いですか?
Sure, here you are.
もちろんです。どうぞ。

※面接カードは受付後の控室で係員より渡されます。氏名や受験番号などが記載されていますので、念のため事前に確認しておきましょう。

着席する

Please sit down (have a seat).
どうぞ座ってください。
Thank you.
ありがとうございます。

自己紹介をする

Can I ask your name? (What’s your name?)
お名前を伺ってもいいですか?
My name is (I’m) ~
私の名前は~です。

受験する級の確認

This is Eiken Grade pre-1, right?
こちらは英検準一級ですが、よろしいですか?
Yes, that’s right.
はい。

試験の開始(問題カードをもらう)

Let’s start the test. This is your card.
それでは試験を始めましょう。こちらがカードです
Thank you.
ありがとうございます。

面接試験の問題

問題カードを受け取ったら、いよいよ面接試験の問題が始まります。内容は以下のような手順に則って行われますので、事前に確認しておきましょう。

ナレーションについて考える時間(1分)

問題カードを受け取ったら、まずは1分間でストーリーの内容を掴み、ナレーションの骨格を組み立てます。イラストでは現代社会でよくあるテーマや問題を取り上げていますので、絵から内容を組み立てるのは決して難しくありません。主人公がどんな行動をとってどんな結果が起きたのか、表情をよく読み取りながらストーリーを構成していきましょう。

ナレーションの開始(2分)

1分が経つと、面接官からイラストの内容を2分間でナレーションするように求められます。4コマで2分なので、単純に計算すると1コマ当たり30秒ですが、目安としては各コマ2~3文を想定すると良いでしょう。2分が経つと強制的に終了となってしまうので、あまり長すぎずコンパクトに要点を伝えることがポイントです。

質疑応答

ナレーションが終わると、イラストに関連した質疑応答が1問、一般的な質問が3問の計4問が出題されます。ありきたりな意見でも問題ないので、明確な意見と明確な根拠を提示することが大切。さらに仮定法で「もしあなたが主人公だったら」という質問を受けた場合には、答えも必ず仮定法で返すようにしなくてはなりません。

問題カードを返却し、退室

設問がすべて終了すると、面接官から問題カードを返すよう求められます。設問は終わっても最後の退室までが面接なので、最後に「Thank you」や「Goodbye」などと一言添えると好印象。飽くまでも最後の一瞬までが面接であることを意識するようにしましょう。

二次試験の配点

気になる二次試験の配点ですが、詳細は以下のように設定されています。

ナレーション15点
質疑応答5点×4(計20点)
アティチュード3点

38点満点で、合格ラインは一般的に22点とされています。やはり自分で構成から考える「ナレーション」の配点が一番高いので、自信のない方はナレーション問題を何度も繰り返し練習するのが合格への近道と言えるでしょう。

その他のポイント

上記の配点を見てもお分かりの通り、二次試験では面接に臨む姿勢や態度(アティチュード)も評価対象となっています。普段あまり英語をしゃべる機会が無くても、あまり緊張はしすぎず胸を張って面接に臨みましょう!多少間違っていても大きな減点対象にはなりませんし、相手に声が聞こえないことの方がよっぽど大問題ですので、堂々とハキハキと答えるのが大切です。

また、英文の内容もあまり高レベルな文法を使おうとせず、知っている文法を使ってシンプルかつ的確に話すことを意識しましょう。

英検準一級「ナレーション」の攻略法

英検準一級の二次面接で、一番苦労するのがやはりナレーションだと思います。ここではナレーションを攻略するためのコツをいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

4コマの流れを把握する

ナレーションで出題される問題は、以下のような構成で成り立っていることがほとんどです。

1コマ目現代社会でよくある問題が主人公に起こる
2コマ目それを解決しようと主人公が行動に出る
3コマ目一度は問題が解決する
4コマ目その解決策によって新たな問題が生じる

ナレーションではシンプルな構成で構わないので、主人公にどんなことが起こり(1コマ目)、どんな行動をとり(2コマ目)、どんな結果が起こり(3コマ目)、どんなことに気付いたか(4コマ目)を簡潔に説明することが大切。時系列順に沿って説明するときは、イラスト内の「One week later」などの時に関する表現をそのまま使っても良いでしょう。

主人公の表情を読み取る

イラストに出てくる主人公の表情に着目すると、出来事に対して主人公がどのような感情を抱いたのかを読み取ることができます。事実関係を時系列順に述べるだけでなく、「こういうことがあって主人公はこう感じた」という因果関係を付け加えてあげると、ナレーションとしてのクオリティもグッとアップします。

時制に注意

イラストの内容を説明するときは、時制は基本的に過去形がメインとなります。場合によっては過去形以外の時制も考えられなくはありませんが、間違えそうで不安という方は過去形一本に絞って説明するのも良いでしょう。

面接試験で使えるフレーズ

それでは最後に、実際の面接で使える便利なフレーズをご紹介します。事前に何度も発音することで当日のイメージを膨らますこともできるので、ぜひ声に出して練習してみましょう。

I thnk (believe) ~
私は~と思います(意見を求められたとき)
If I were him(her), I would~
もし私が彼(彼女)だったら~でしょう(仮定法の質問をされたとき)
I beg your pardon?
もう一度言っていただけますか?(相手の話が聞き取れなかったとき)
I'm sorry, but could you please repeat the question?
すみませんが、設問を繰り返していただけますか?(質問が聞き取れなかったとき)
Let me see (Well)...
そうですね…(答えがすぐに浮かばないとき)
Could you please give me a moment?
少々お待ちいただけますか?(すぐに答えが浮かばず、考える時間が欲しいとき)
Sorry, I mean ~
すみません、~ということです。(言い間違えたときなど)

英検二次試験は落ち着いて、伝わる英語を意識しよう!

初めて見る方にとっては難しく見えるかもしれませんが、一次試験に合格した人なら十分にクリアできる内容ばかりの二次試験。傾向と対策をしっかりと把握しておけば、必要以上にプレッシャーを感じる必要もないでしょう。

面談と言っても根本は相手との英会話。とにかく自分の考えを相手に正確に伝えることが大切です。知っている文法だけで問題ないので、シンプルに、素直に、明瞭に答えることを意識して堂々と臨みましょう!

「まずは英語で話せるようになりたい!」
「英語は何となくわかるけど話そうとすると頭が真っ白…」

という人は「たった3か月で英語で日常会話ができる!?英語を話せるために重要なこと」という記事も参考にしてみましょう!
日本人特有の英語が話せない理由がきっとわかります!

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