
【学び直し英文法】英語の【基本5文型】、きちんと理解できていますか?
日常にあふれる英文たち… しかし何度読んでも「意味が正確に分からない!!」という人もいるのではないでしょうか。 英語というのは、他の言語と比べて日本語と文の構造が根本的に違います。 だから日本語しか知らなければ読めなくて

日常にあふれる英文たち…
しかし何度読んでも「意味が正確に分からない!!」という人もいるのではないでしょうか。
英語というのは、他の言語と比べて日本語と文の構造が根本的に違います。
だから日本語しか知らなければ読めなくて当たり前なのです。
しかし、英語を全く読めない…というのはちょっと恥ずかしいなと思いませんか?
「洋画を字幕なしで見れたらかっこいいな…」
「英語の歌詞の意味を理解して、世界観に浸りたい…」
「外国人に道案内できたら気持ちいいだろうな…」
と願う人は沢山。
でも、英語をいくら読んでも「???」となる…。
そんな人はある基本的な知識が欠けているのです!
それは【基本5文型】です。
英語はこの基本5文型をマスターすることで、読めるようになってきます。
たった5つのパターンで読めるようになるの!?
なんて思う人は、まずこの記事を読んでみてください。
英語の学習を始めるかどうかはそれから決めても遅くありません。
英語の4つの要素を知ろう
まず初めに、英文を構成する4つの要素を理解しましょう。
英語にはS、V、O、Cの要素があり、それぞれ以下のような役割があります。
要素 | 役割 | 品詞 |
---|---|---|
S(主語) | 主語は文章で説明する動作を行う、人・物・事を指します。 | 名詞・代名詞 |
V(述語) | 主語が行う動作や状態を説明します。 | 動詞 |
O(目的語) | 動作の対象となるものを指します。 | 名詞・代名詞 |
C(補語) | 主語や目的語を補うものを指します。 補語は主語と「=」で結んで表す事ができます。 | 名詞・代名詞・形容詞など |
それぞれの要素には文中での役割があります。
要素ごとの役割をまず理解しておきましょう。
※品詞は英単語の種類です。
また、英文にはこの4つの要素以外に、M(修飾語)という補足的な要素が含まれることがありますが、補足的説明を加える役割なので、この後説明する基本5文型には登場しません。
[st-mybox title=”修飾語とは” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- 副詞(例:slowly、politlyなど、形容詞+lyのような形が多い)
- 前置詞句(例:on the table、to schoolなど)
[/st-mybox]
英語の基本5文型
英語の要素を理解したら、早速基本5文型を解説していきます。
文型はこれらの要素を組み合わせたパターンを分類したもののことを指します。
まずは一覧を見ていきましょう。
文型 | 並べ方 | 意味 |
---|---|---|
第Ⅰ文型 | S+V | SがVする |
第Ⅱ文型 | S+V+C | S=C |
第Ⅲ文型 | S+V+O | SがOをVする |
第Ⅳ文型 | S+V+O+O | SがOにOをVする |
第Ⅴ文型 | S+V+O+C | SがO=CにVする |
それぞれの文型で意味が変わってくることがわかると思います。
第Ⅰ文型 S+V
第Ⅰ文型は主語(S)と動詞(V)のみで構成された非常にシンプルな構成です。
文によっては修飾語(M)が付帯する場合もありますが、この文型では目的語も補語も使われません。
第Ⅰ文型であるか見分けるのに困った場合は、動詞が「自動詞」であるかに着目しましょう。
[st-mybox title=”第Ⅰ文型の見分け方” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
動詞が自動詞 ⇒ 自動詞は目的語がなくても文が成り立つ。
動詞が他動詞 ⇒ 他動詞とは目的語がないと文が成り立たない
[/st-mybox]
例文で見比べていきましょう。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
.
私は歩いた
.
私はあなたに与えた
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上記の例文の場合、「walk」は目的語を取らなくても文章として成り立ちますが、「give」の場合、目的語である「you」が抜けてしまうと、文章として不完全となってしまいます。
第Ⅱ文型 S+V+C
続いて第2文型は、第Ⅰ文型に補語(C)が加わります。
主語(S)+動詞(V)+補語(C)の文型で、意味としては「S=C(の状態)である」となります。
この「S=C」を知っておくと、比較的理解しやすい文章です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
.
彼女は幸せそうだ。
.
彼は正直だ。
[/st-mybox]
上記の例文では「彼女=幸せ」「彼=正直」という意味を動詞が繋いでいます。
第Ⅲ文型 S+V+O
第Ⅲ文型は主語(S)+動詞(V)+目的語(O)の文型で、第Ⅱ文型と似ています。
この文型の場合は「SがOにVする」という意味で、「S=O」とはなりません。
動詞で見分けることも可能で、第Ⅲ文型は目的語を取るので、必ず他動詞を使います。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
.
私は飲み物が欲しい。
.
彼女は裕福な男性と結婚した。
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第Ⅳ文型 S+V+O1+O2
第Ⅳ文型は主語(S)+動詞(V)+目的語(O1)+目的語(O2)の文型で、目的語を二つ取っているのが特徴です。
動詞の後に名詞が二つ続いている場合は、第Ⅳ文型の可能性を見ておくと判断しやすいでしょう。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
.
彼女は私に素敵なプレゼントをくれた。
.
私は彼にその話をした。
[/st-mybox]
第Ⅴ文型 S+V+O+C
第Ⅴ文型は主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C)の文型で、第Ⅳ文型と似ています。
この文型の意味は「SがOをCだとVする」「SがOをCするのをVする」という意味です。
Sが「O=C(の状態になる)」ためにVするとイメージすると良いでしょう。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
.
彼は私たちを幸福にした。
.
私たちはその猫にタマと名付けた。
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最初の文では、「彼は私たちを幸せにした」という意味の英文ですが、彼が「私たち=幸せ」にしたという「O=C」の形が成り立っています。
2番目の文でも、「その猫=タマ」という形が成り立っているのが分かりますね。
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文中の修飾語(M)を見分けよう
長い文章になると文中に修飾語が含まれていることが多くなりますが、修飾語は基本5文型に含まれないため、文型を見定められるようになるまでは、文章から修飾語を省いてから判断するのが良いでしょう。
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例えばこの文章の場合、「The sun」がS、「rises」がV、「in the sky」はMに該当し、この文章は第Ⅰ文型と分類することができます。
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Mが多くなればなるほど文章は長くなりますが、要素に注目すると実はSVのみで第1文型であることも少なくありません。
英語を話す第一歩は文型から
英語の構造は日本語と全く違うので、理解するのがなかなか大変に感じてしまいますよね。
しかし、英語は日本語よりも規則性の高い言語と言われているため、そのルールをしっかりと把握できていれば、習得は思った以上に難しいものではありません。
どんなものでもコツコツと学習を続けることが必要ですが、基礎からしっかりと理解できるようにステップアップしていけば、確実に英語を話せるようになります。
英語の学習は英会話教室やオンライン教材、市販の教材など色々ありますが、どれもそれなりに時間がかかります。
しかし、長い時間をかけたとしても「英語を話せることで得られるメリットや価値観」は、何事にも代え難い貴重な経験となります。
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