学生時代に学んだ英語の文法を忘れた?おさらいして英語力アップ

英語の基本ともいえる文法。中学校、高校の授業で一度は学んだはずなのに思い出せない人も多いのではないでしょうか。難しい文法を覚え直す必要はありませんが、簡単な文法は英会話のときにもきっと役に立ちます。英語の基礎的な文法をおさらいして、英語力アップを目指しましょう。それぞれの文法がどのようなシーンで使えるかとともにご紹介します。

英語の文法を始める前に必要な英語の基礎知識

文法を復習する際にまず知っておきたい品詞と文の要素。これらを理解することで今後の英語力アップに差がでるかもしれません。

品詞のそれぞれの役割とは?

英単語はそれぞれ品詞というものに分類されます。まずはこの8つを理解しておくと、英語の参考書を読むときに理解しやすくなるでしょう。

名詞:人やもの、ことを表す。名前など。 (例)book, Japan
代名詞:名詞の代わりに使う。これ、あれなどと訳す。(例)you, it
動詞:動作や状態を表す。形を変えることにより時制を変化させることができる。(例)study, walk
形容詞:人やものの様態を説明する。(例)big, delicious
副詞:動詞・形容詞・副詞を修飾する。(例)very, happily
前置詞:場所や方向などを表す。名詞とともに使うことが多い。(例)in the room
接続詞:名詞と名詞、文と文などをつなぐ。(例)and, if
間投詞:感情を表す言葉で文中ではなく独立して使う。(例)Oh!, Hey!

文の要素で使われるS、V、O、Cとは?

高校1年生で学習するSVOCが理解できずに英語学習を諦めてしまった人も多いかもしれません。文型を理解するのに大切な5文型と文の要素S,V,O,Cについて説明します。まずは、文中の役割と使われる品詞を見ていきましょう。

文中の役割 使われる品詞
S(Subject) 主語 名詞
V(Verb) 動詞 動詞
O(Object) 目的語 名詞
C(Complement) 補語 名詞、形容詞

目的語と補語を見分ける方法として、主語と意味的にイコールの関係であるかという点に注目しましょう。以下の文型の表を使って解説します。

要素の並び方 訳し方の一例
第1文型 S V SはVする
第2文型 S V C SはCだ
第3文型 S V O SはOをVする
第4文型 S V O O SはOにOをVする
第5文型 S V O C SはOをCにする(Cと呼ぶなど)

I study English.(私は英語を勉強する)
I am happy.(私は幸せだ)

上の2文のIとEnglish、Iとhappyの関係を見てみましょう。「私は英語を勉強する」の「私」と「英語」は別物であるためイコールにはなりませんが、「私は幸せだ」の「私」と「幸せ」は意味的にイコールの関係にあるので、第2文型に該当し、happyは補語であると見分けることができます。

文型のパターンを覚えておくと、問題演習のときなどに次に置くべき語の品詞がわかることがあります。英文によっては主語や動詞が省略されていることもありますが、基本の並び方は変わりません。第5文型は動詞によって訳し方が変わりますが、数パターンしかないので、覚えてしまいましょう。

ちなみに、文の要素に必須なS,V,O,Cの他に、文型には関わらない部分の修飾語(M)があります。修飾語は「副詞、前置詞+名詞」で成り立っている部分です。修飾語を省いた文型が本来の文型となります。

I study English at school. (私は学校で英語を勉強する)

上記の例文はS V O Mという並びですが、Mは文型とは関係がないので、S V Oの第3文型になります。文型を見極めるときは副詞や前置詞句などの修飾部分を省いて考えるとわかりやすくなります。

英語の文法では時制をはっきりさせるために動詞の使い分けが大切

動作や状態を表す動詞は文章の肝ともいえますが、動詞の使い方次第でさまざまな英文を作ることが可能です。動詞の特徴や注意点を復習しておきましょう。

be動詞と一般動詞の違い

動詞は大きく分けてbe動詞と一般動詞に分かれます。be動詞はam, are, isなどのことで、“~だ、~です”と訳すことが多いですね。 それに対してbe動詞以外の動詞はすべて一般動詞と呼ばれ、“~する”と訳すことができ、動作や状態を表します。

動詞を変化させて時制を変えよう

「勉強する・勉強した・勉強するだろう」と日本語は動詞の語尾を変化により時制を変えることができるように、英語でも動詞を適切な形に変えて時制の変化を行います。動詞の原形にedを付け加えると過去形に、動詞の原形の直前にwillを付け加えると未来形にと変化させることができます。ただし、例外もあるので注意しましょう。

不規則変化動詞を覚えよう

基本は動詞の原形にedを付け加えると過去形になるのですが、それ以外の変化をする動詞もあり、不規則変化動詞と呼ばれます。英語の参考書の最後のページなどに一覧が載っていることも多く、中学生のときに必死に暗記をした人もいるでしょう。

進行形と現在完了形はどう使う?

現在・過去・未来以外に「今、勉強している最中です」という意味を表す進行形や「アメリカに行ったことがあります」という経験などを表す現在完了形というものがあります。

進行形 be + ~ing (今)~しています
現在完了形 have + 過去分詞 ~してしまった
~したことがある
ずっと~しています

動詞には現在分詞と呼ばれる~ing形と過去分詞があるので、いっしょに覚えておきましょう。現在完了形には3種類の意味があり、使い分けることでさらに多くのシーンで使うことができる表現です。

名詞を詳しく説明したいときに役立つ名詞を修飾する英語の文法

名詞の直前に形容詞を置くことで名詞を修飾することができますが、形容詞を使う以外でも句や節を使って名詞を修飾する方法を紹介します。

名詞を修飾するときに便利な文法

I want something.(私は何かがほしい)
I want something to eat.(私は何か食べ物がほしい)

不定詞「to + 原形」を名詞の後ろに置くことでsomething(何か)という漠然なものを表す語が「食べるための物=食べ物」と表現することができます。

I know the girl.(私はその少女を知っている)
I know the girl singing over there.(私はあそこで歌っている少女を知っている)

現在分詞や過去分詞を含む句で名詞を修飾することもできます。人が多くいる中で特定の人物を指すときなどに役に立つ表現です。

関係代名詞を使って文章で名詞を修飾する

I remember the word.(私はその言葉を覚えている)
I remember the word which he said yesterday.(私は昨日彼が言った言葉を覚えている)

名詞 + 関係代名詞 + SVという順番に置いて文章で名詞を修飾する用法もあります。関係代名詞は名詞とSVを含む文章をつなぐ役割をし、日本語に訳しません。この用法を使うことで「私が昨日買った本」や「あなたが話していた男性」などの表現もできるようになりますよ。このような英文を作るときは、名詞によってwho, which, whose, thatから適切な関係代名詞を選んで使います。英語では名詞を修飾する際に、名詞の後ろに語や文を置くことが多いので、日本語との構造が違うことがわかります。

まずは英語の基本をマスターすることが英語の上達への近道

英語は基本の語順を覚えておけば、簡単な英文を作ることが可能です。適切な動詞を選び、名詞を詳しく修飾することでさらに複雑な英文を作ることができるでしょう。ボキャブラリーを増やすことも大切ですが、文法をマスターすることでより多くのシーンで使える英文が作れるようになるはずです。今回紹介した文法以外にも英語の文法は多数存在します。文法を学び直したいと思った方は、参考書を使ってさらに文法の理解を深めてみてください。

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