【学び直し文法】動名詞とは?
動名詞とは動詞の語尾にingを足すことで、名詞の働きに変える文法のことを言います。文中で動名詞は「~すること」という訳で使われることが多い表現です。文型は非常に簡単で、<動詞の原形+ing>にするだけです。
動名詞とは動詞の語尾にingを足すことで、名詞の働きに変える文法のことを言います。
文中で動名詞は「~すること」という訳で使われることが多い表現です。
文型は非常に簡単で、<動詞の原形+ing>にするだけです。
(動詞によっては動詞の形を変えるものもあります)
現在進行形で使われる「現在分詞」も同様の表現をしますが、その違いについては後述します。
動名詞の使い方
動名詞はどのようなときに使うかというと、
動詞を以下のような用途で使いたい時に動名詞を用います。
- 主語
- 目的語
- 補語
- 前置詞の目的語
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Walking increases metabolism.
歩くと代謝が上がります。[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]She stopped thinking.
彼女は考えることをやめました。[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]My hobby is swimming.
私の趣味はスイミングです。[/st-mybox]
このように動詞を「~~すること」と意味を置き換えることで、名詞のように使う事ができるわけです。
動名詞の否定形
動名詞の否定形を作る場合、動名詞の前に「not」を置き、「~しないこと」と訳します。
[st-mybox title=”動名詞の否定形” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
not + 動詞の原形+ing
[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]I regret not saying goodbye to you.
私はあなたに別れを告げなかったことを後悔しています。[/st-mybox]
動名詞の受動態
動名詞の受動態を作る場合は、受動態の「be」に「ing」をつけます。
[st-mybox title=”動名詞の受動態” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
being + 過去分詞
[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]I dream of being admired by everyone.
私はみんなに称賛されることを夢見ています。[/st-mybox]
動名詞と不定詞の名詞的用法との違い
動名詞に非常によく似た文法で「to不定詞」の名詞的用法がよく挙げられます。
「to不定詞」の名詞的用法は「to + 動詞」とすることで、「~すること」と訳す事ができるので、意味は同じように感じられますが、実は異なるニュアンスを持っているのです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]He decided to come to the United States.
彼は渡米を決意しました。
He regrets coming to the United States.
彼は渡米したことを後悔している。[/st-mybox]
この二つの例文では「to不定詞」と「動名詞」がそれぞれ使われており、「~すること」という意味を持っています。
この二つの「~すること」の違いには、
[st-mybox title=”不定詞と動名詞の違いとは” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
不定詞…未来のことについて話す
これからする行動や、感情や意思などのこれからの状態について話す場合に使われる。
動名詞…過去や現在について話す
過去に起きたことや現在起きていることについて話す場合に使われる
[/st-mybox]
という、「いつのことについて話すか」の違いがあります。
動名詞と現在分詞の違い
「動詞 + ing」の形をとる用法には「動名詞」の他、「現在分詞」という使い方があります。
- 動名詞…動詞を名詞のように活用する用法
- 現在分詞…形容詞や副詞のように活用する用法、現在進行形
のように使い方は違いますが、意識をしていないと文中で見分けるのは難しいです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]A:I am driving a car.
A:私は車を運転しています。
B:My hobby is driving a car.
B:私の趣味は車を運転することです。[/st-mybox]
この2つの例文では「driving a car」という同じ表現が使われています。
Aの例文では「車を運転している」という形容詞句として訳され、Bの例文では「車を運転すること」という名詞句として訳されます。
明確にどちらかの用法で使われているかを判別することはそこまで必要ではありませんが、英文で「動詞 + ing」を見たら、その役割と意味を注意して判断するようにしましょう。
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