英語の褒め言葉と返し方|ビジネスシーンで使える表現23選

褒め言葉はビジネスの場でもより良い人間関係をつくる潤滑油となり得ます。褒め言葉を言われたほうは、「もっと頑張りたい」と思ったり、「この人は自分のことを正しく評価してくれている」と感じたりしやすく、受け手の心を動かしてモチベーションを上げることにも役立ちます。英語圏の文化では子供のときから褒めて育てることを称賛する傾向が日本よりも強いため、ネイティブは皆、褒め上手です。英語のさまざまな褒め言葉を学んで、同僚や部下を鼓舞させる褒め上手な人になりましょう。
この記事では、英語の褒め言葉についてご紹介します。

たった一言で使える褒め言葉

上手に褒めようと難しく考える必要はありません。「いいね」「凄いね」と一言伝えるだけでも気持ちは伝わります。まずは褒める単語をたくさん身に付けて、組み合わせたり、文章の中に入れたりしながら、表現のバリエーションを増やしましょう。

Great!(いいね!)

最も一般的な褒め言葉です。日本語で言う「いいね!」という意味ですが、良いという意味の「Good!」よりも褒めている感じが伝わります。「Good」を使う場合は「Very good!」とするほうが良いでしょう。「Good」だけを使うと「まあまあだね」というニュアンスになってしまうことがあります。

Nice!(いいじゃない!)

良いという意味の単語で、やや軽い感じのニュアンスです。同僚や部下との気軽な会話で使いましょう。

Excellent!(素晴らしいね!)

「Great!」よりも褒める気持ちを強調する言葉です。ビジネスシーンでもしばしば使われ、上司から部下にかける言葉としても一般的です。

Amazing!(凄いね!)

驚きを交えた褒め言葉です。例えば、大きな商談をまとめることができた相手に対してなど、感心と同時に驚きの気持ちを込めて表現します。

Fantastic!(嘘みたいだ!)

基本的には「凄い」という感激の気持ちを表す言葉です。「凄い」を意味する他の言葉との違いをあえて挙げると、「fantastic」は日本語にもなっているファンタジーの形容詞型で、夢のような凄さに対する驚きを意味します。

Incredible!(信じられない!)

信じられないほどすごい、びっくりするほど素晴らしいという驚きとともに褒めたいときに使います。

部下や同僚を褒めるときのフレーズ

褒めるときのフレーズは一言で褒める単語を基にして作るものが多いので、褒める単語自体を押さえてしまえば比較的容易にマスターできます。ここでは部下や同僚に対して、仕事の成果を褒めるときに使えるフレーズをピックアップしました。

Good work!(良い仕事でしたね!)

「Good」のところを「great」や「fantastic」などの単語に変えることもできます。一方、同じく仕事という意味の「job」に変えて「Good job!」とすると意味は同じになりますが、ニュアンスはやや異なります。「Good job!」は物事を完遂したことに対する褒め言葉ですが、「Good work!」はもっとプロセスに焦点を当てて褒めているフレーズです。

You did a wonderful job!(素晴らしい仕事でしたよ!)

「wonderful」を「great」や「fantastic」に変えて使用できます。今頑張っている状態を褒めたい場合は進行形にして「You are doing a wonderful job!」とします。

This is really well done.(これは本当に素晴らしい仕上がりですね)

褒める相手が部下であれば、「Well done!」(良いね!)として使っても良いでしょう。「done」のところには、動詞の完了形が入ります。例えば、何か文書を作成してもらったり、まとめてもらったりしたときは「This is really well written/summarized.」と言えば、「これはよく書けている/まとめられている」という意味になります。

Hats off to you.(脱帽です)

文字通り、ハット(帽子)をオフする(脱ぐ)ということで、敬意を示すフレーズです。日本語と同じニュアンスで使用し、同僚や部下を褒めるときに使います。

I was very impressed with your work.(あなたの仕事にはとても感心しました)

「impress」は感銘を与えるという意味で、「be impressed」と受け身で使うことが多い単語です。同じ単語を使って「Impressive work!」(素晴らしい仕事ですね!)として使うこともできます。

また、褒め言葉を伝えた後の言い回しにもさまざまな表現があります。褒めた後で下記のような表現を加えれば、さらに相手を鼓舞できるでしょう。

Keep up the good work.(引き続き頑張ってください)

直訳は「良い仕事を続けてください」です。つまり「今の感じでよろしく」というニュアンスで、「このまま頑張れ」と言いたいときに使えるフレーズです。同僚へというよりも、部下に対しての褒め言葉と言えます。

I’m counting on you.(頼りにしています)

同僚にも部下にも使える褒め言葉です。「count」(数える)という単語を使い、頭数に入れることができるという意味合いから来ているフレーズです。

Good hustle!(よくやった!)

思った通りの結果が出なくても、努力を評価したいときの褒め言葉です。海外のスポーツ中継を見ていると、コーチが選手に向かって時々使っているのがわかるでしょう。

I knew you could do it!(君ならできると思っていたよ!)

任せたプロジェクトをやり遂げたときなどに使います。初めにプロジェクトを任せるときや途中でつまずいているのを見たときなどは、現在形にして「I know you can do it.」とすると、「君ならできるよ」という励ましの言葉となります。

I think you’ve got it now.(もう大丈夫だね)

「やり方はわかったようだね」「もう大丈夫だね」という意味で使います。このフレーズを伝えることによって、相手の努力を認め、満足できるレベルの一定の成果を上げてくれたことを褒める言葉となります。

褒められたときの返し方

自分が褒められたときはどう返せば良いのでしょうか?褒めてくれた人との関係をより円滑にするためにも、「Thank you」だけで終わらない英会話のフレーズを身に付けましょう。

褒められたときはどう返す?

褒められたときの返事は、素直に喜んで褒め言葉をいただいたことに感謝するか、謙遜して答えるかです。一部では「アメリカでは素直に受けることが一般的ですが、イギリスでは謙遜する人が多い」と言われることがあります。とはいえ、反応は人それぞれなので、一概に国ごとにまとめることはできません。そのためどちらか一方だけを言うのではなく、感謝や喜びの気持ちを伝えてから謙遜のフレーズを言うと、円滑なコミュニケーションができるでしょう。

素直に喜ぶときの表現

Thank you for your compliment.(褒めてくださってありがとうございます)

褒められたことを素直に受け取る言葉です。「compliment」は「称賛」という意味の単語です。「Thank you for praising me.」として、「褒める」という意味の「praise」を使うこともできます。どちらも前置詞は「for」を使います。

Thank you, that means a lot to me. (ありがとうございます。その言葉に救われます)

日本語に直訳すると「私にとって大きな意味を持ちます」となり、少し回りくどい表現ですが、ネイティブはよく使う言い方です。関係代名詞の「that」が指すものはシチュエーションによって変わりますが、賛辞をいただいた返事として使うと、褒め言葉に対する感謝の気持ちを表現できます。

Thank you. I’m flattered, especially coming from you!
(ありがとうございます。あなたに言われると、本当に光栄です!)

素直に喜ぶと同時に、褒めてくれた相手のことも褒める返し方です。尊敬する同僚や先輩に褒め言葉を言われたときなどに使えます。

謙遜する場合の表現

Thank you. You’re too kind.(ありがとうございます。あなたは優しすぎますよ)

「褒められるに値しないのに、優しすぎるから褒めてくれたんですね」という謙遜を表すフレーズです。

That is kind of you to say so, but it was really a joint effort by everybody.
(優しい言葉をありがとうございます。でも、チームが一体となって努力した結果です)

前半は、「Thank you」だけでも良いですが、このフレーズはよく使われますので、覚えておいたほうが良いでしょう。前半部分は「そう言ってくださるあなたは優しいです」が直訳です。「kind」を「nice」と変えることもできます。

Thank you, but I’m still learning.(ありがとうございます。でも、まだ勉強中です)

このようなフレーズは日本語でも謙遜の意味でよく使いますが、日本語のように「いいえ」「いやいや」という否定の言葉は入りません。謙遜する場合も、褒めてくれたことに対しては「Thank you」と入れましょう。

You’re just saying it.(口先だけでしょ)

普段から仲の良い同僚に使える少しジョークを交えた返しの表現です。このほか、似たような意味のフレーズに「You’re just being polite. 」(社交辞令でしょ)という返しもあります。これらのフレーズを言った後でも、「But, thank you.」 と付け、ありがとうという気持ちをきちんと返しましょう。

褒め上手、褒められ上手になろう

人を褒めるだけでなく、褒められることが苦手という人もいると思います。英語圏ではさらっと人を褒めることが習慣化されているため、「ありがとう」と素直に答えられる人も多いようです。英語には「difficult to please」(喜ばせるのが難しい人)という表現があります。気難しい人や何をしても喜ばない人のことを指しますが、職場の「難しい人」にならないためにも、褒め上手、褒められ上手を心がけてみてはいかがでしょうか。
うまく言葉が出てこないときには、Facebookの親指を上にあげる「いいね!」のポーズがおすすめです。「Thumbs up (Good job!)」を意味するポーズで、親指を上げるだけで褒めている意図が伝わります。

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