病気に関する英語表現28選|症状の伝え方からお見舞いの言葉まで

海外出張で大きく環境が変わると、急に具合が悪くなることがあります。少し休めば回復する程度なら良いですが、病気になって薬の購入や病院の受診が必要になった場合、英語学習の初心者にとって難しいのは、症状を的確に伝えることです。海外出張に行く前に、いざというときに備えて、あらかじめ病気に関する英語表現を頭に入れておきましょう。
この記事では、病院で具体的な症状を伝える際の英語フレーズと、欠勤届やお見舞いに関するメールの書き方についてご紹介します。

病気にまつわる基本表現

「病気かな?」と感じたら、まずは「具合が悪い」と伝える必要があります。ここでは、「病気」にまつわる基本フレーズをお伝えします。

「病気」を表す基本の表現

「病気」という意味を持つ単語は「sick」と「ill」がよく知られています。意味も使い方も類似していますが、地域によって表す病気の種類が異なります。アメリカでは「ill」は堅い表現で、深刻な病気を意味しますが、「sick」は軽い風邪から入院が必要な深刻な病気まで、幅広く使用されます。一方、イギリスでは具合が悪いとき、病気のときは「ill」のほうがよく使われる傾向にあり、「sick」は吐き気を感じるときに使われます。
そのほか、「病気」を示す単語には「disease(病気)」もあります。「heart disease(心臓病)」など、特定の病気や疾病、重病などを指すときに使われる言葉です。

症状別の表現

症状別に使える英語のフレーズを見ていきましょう。

気分が良くないとき

I’m not feeling well.(具合が悪いです)

「良い、正しい、健康」という意味を持つ「well」を使い、否定形で「気分が悪い」ことを表します。日本語の「具合が悪い」と同様の意味合いです。

I feel sick/ill.(具合が悪いです)

直訳は「病気な感じがします」で、「具合が悪い」となります。「feel」を使わずに「I am sick.」とすると、具合が悪いではなく、すでに「病気です」という意味になるので、使う場面には注意しましょう。

熱っぽいとき

I have a fever.(熱があります)

「fever」は数えられない不可算名詞ですが、「熱があります」と言いたいときには「a」が付き、可算名詞として扱われます。また、熱がありそうだけど確信がないときは、「I think I have a fever.(熱があると思います)」と表現すると良いでしょう。

I feel feverish.(熱っぽいです)

「fever」の後ろに「-ish」を付けると「~っぽい」という意味合いになります。「少し」という意味の「slight」を使って「I have a slight fever.」としても、「微熱がある」と伝えられます。また、熱がありそうだけど確信がないときは、「I think I have a fever.(熱があると思います)」と表現します。

病院を受診する際に具体的な症状を伝える英語フレーズ

症状が重いと、病院で治療を受ける必要があります。自分の症状を的確に伝えるための英語フレーズを覚えておきましょう。

体の部位(喉・頭・お腹・腰・歯)が痛い

「痛い」を意味する単語は「ache」「pain」「sore」などがあります。「ache」や「sore」は、体の部位を表す単語に付けて特定の部位の痛みを表します。また、動詞の「hurt」も、痛みを伝えるときに有効な単語です。

喉が痛い

I have a pain in my throat.(喉に痛みがあります)

「pain」も不可算名詞ですが、「fever」や「cold」と同様に可算名詞として「a」を付けて使われます。「My throat hurts.」とも表現可能です。

I have a sore throat.(喉が痛いです)

喉の痛みは「ache」ではなく「sore」を使います。「sore」は、ひりひりとした痛みがあるときによく使われる表現です。そのほか、「sore muscles(筋肉痛)」や「sore stomach(胃痛)」とも活用できます。

頭痛がする

I have a headache.(頭が痛いです)
My head hurts.(頭が痛いです)

「have a headache」で「頭痛がある」という意味になります。「ache」は、「headache(頭痛)」や「toothache(歯痛)」のように、しばしば体の部位に付いて「~痛」と表されます。「hurt(痛む)」を使うときは、痛い場所を主語にして活用します。風邪による頭痛でなく、頭を打って痛い場合も使えるフレーズです。

腹痛がする

I have a stomachache.(お腹が痛いです)

「stomach(胃)」と「ache(痛み)」が一つになった単語が「stomachache(胃痛)」です。「hurt」を使い、「My stomach hurts.」と表現することもできます。

I have abdominal pain.(腹痛があります)

「abdominal(腹部の)」は「abdomen(お腹)」の形容詞です。「pain」は、鋭い痛みを表すときによく使われます。

腰痛がある

I have a pain in my lower back.(腰痛があります)

「lower back」の直訳は「背中の下部」で、「腰」を伝えます。「ache」を使って「I have a backache.」とも言えます。「ache」が加わると、長く続く慢性的な痛みである印象を伝えられます。

My back went out.<・sぱn>(ぎっくり腰になりました)

直訳は「腰がいってしまった」で、「腰をやっちゃった」というフランクな表現です。

歯が痛い

I have a toothache.(歯が痛いです)

「tooth(歯)」と「ache」が合わさり、「toothache(歯痛)」です。「My tooth hurts.」とも言えますが、「toothache」のほうが一般的です。

I have a cavity.(虫歯があります)

症状の理由が「虫歯」であることがわかっているときは、はっきりと伝えましょう。虫歯は「cavity」のほか、「Decayed tooth」と言います。

鼻水が出る

I have a runny nose.(鼻水が出ます)

「run(走る)」の形容詞を使って鼻水がズルズル出る様子を伝える表現です。「My nose is running.」とすることもできます。

I have sinus problems.(鼻のあたりに問題があります)

「sinus(洞」」は、鼻や鼻の奥を指すときに使われます。鼻炎の症状は、「sinus infection」です。

めまいがする

I feel dizzy.(めまいがします)
My head is spinning.(頭がグラグラします)

病気のときはもちろん、ジェットコースターなどに乗って目が回ったときにも使えます。「spin」を現在進行形にして、「頭が回っている」と表現することで、「めまいがする」という意味合いになります。

吐き気がする

I feel like I’m going to throw up.(吐きそうです)

「throw up」で「吐く、戻す」という意味です。カジュアルな表現に、「puke」があります。「吐いてしまった」という場合は、過去形にして「I threw up.」もしくは「I puked.」と活用します。

I feel sick.(気持ちが悪いです)

「具合が良くない」という表現を使って、吐き気を伝えても良いでしょう。「I am feeling sick.」とも言い換え可能です。

下痢、便秘をしている

I am constipated.(便秘をしています)

便秘は「constipation」です。「便秘です」と伝えたいときは、動詞の「constipate(便秘させる)」を使って受け身で便秘であることを伝えます。

I have a diarrhea.(下痢をしています)

「diarrhea(下痢)」は日常的によく使われ、「ダイエリィア」と発音します。婉曲的に言いたいときは、腸を意味する「bowel」を使って、「I have loose bowels.(腸がゆるい)」とも表現できます。

欠勤届からお見舞いまで…病気に関するメールの書き方

病気で欠勤するときは、簡潔かつわかりやすく症状を伝える必要があります。ここでは、自分の病欠をメールで伝える際の文章と、具合の悪い上司や取引先に送るお見舞いメールの表現をご紹介します。

病気になって会社にメールを送るとき

欠勤するときは早めに連絡するとともに、具合が悪い理由を付けることが大切です。病欠を連絡するフレーズから見ていきましょう。

I have come down with a bad cold. I am sorry but I have to take tomorrow off.
(ひどい風邪をひいてしまいました。すみませんが明日はお休みさせてください)

「cold(寒い)」が「a cold」になると風邪という意味になります。「I got/caught a cold.」でも通じますが「got」は口語的な使い方です。

I have to take a sick day today. I have the flu, and have been told by my doctor to stay at home in bed.
(本日は病欠します。インフルエンザで、医者から今日は寝ているように指示されています)

病欠は「sick day」、インフルエンザは「flu」と言います。「~told by my doctor to stay at home in bed」と「医者から自宅で寝ているように言われている」という表現も、欠勤連絡に使いやすいので覚えておきましょう。

I will not be in the office today, as I am not feeling well. Should you need to reach me for anything, please feel free to call me.
(具合が悪くて今日は出勤しません。用事があれば電話してもらっても構いません)

「should you need to~(~の必要がありましたら)」は、ビジネスの場ではよく使われる表現です。心配な案件がある場合や、可能な範囲で対応することを伝えておきたいときなどに、言い添えておくと良いでしょう。

上司や同僚、取引先にお見舞いメールを送るとき

相手が病気のときに気の利いた言葉をかけることは万国共通です。病気の連絡を受けたら、相手の体調を気遣う表現のメッセージを送りましょう。

I’m so sorry to hear that you are sick. I hope you feel better soon.
(具合が悪いと聞き、心配しております。早く良くなってください)

スタンダードなお見舞いメールです。ここでの「sorry」は「残念だと思う」という意味合いで、相手の気持ちに寄り添うときに使われる表現です。

I am very sorry to hear that you are feeling unwell. I hope you will be making a speedy recovery.
(具合が悪いと聞いてとても心を痛めています。早く回復されることを祈っています)

「recovery」で「回復」という意味です。「make a speedy recovery」で「早く回復する」という表現で、お見舞いのときに使われます。

I’m so sorry to hear you’ve been ill, you are in my prayers.
(ご病気だと聞いて残念に思っています。回復をお祈りしています)

「have been ill」と完了形なので、取引先の人がしばらく病気で不在という知らせを受けたときなどに使います。1~2日の病気のときには「you’re ill」と言い換えましょう。また、「You are in my prayers.」で「あなたのことを祈っています」というお見舞いの言葉になります。

海外に行く前に、病気に関する英語表現を身に付けよう

病気に関する英語フレーズは、独特の単語や言い回しを覚えたり、不可算名詞に「a」をつけたりと、複雑に感じるかもしれません。まずは、「頭痛」や「腹痛」など、症状を表す単語を覚えたうえで活用方法についても習得し、スムーズに症状を伝えられるようにしておきましょう。海外で急に体調が悪くなったときに備えて、すぐに使えるようにしておくことが大切です。

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