段階別怒りの英語表現!意思表示ははっきりしよう!

2021年2月25日

世界的にも意思表示が下手だと言われる日本人。それが奥ゆかしさでもあるのですが、国際舞台では感情を相手に伝えないと「何を考えているのか分からない」と誤解されてしまうことも少なくありません。

そこでこの記事では、怒りを相手に伝える英語フレーズを、怒りの段階に応じてご紹介していきます。「angry」以外にも怒りを表す表現は盛りだくさんですので、ぜひ状況に応じて上手な表現を使い分けてください。

ニュアンス別「怒り」の表現

怒りを表す表現として最も有名なのは、やはり「angry」という形容詞でしょう。不快やいらだちなど、程度としては比較的軽い印象です。

不快、いらだちを表現する「angry」

例文

She was angry yesterday.
彼女は昨日怒っていた。

例文

I got angry with her.
私は彼女に腹が立った。

例文

His attitude made me angry.
彼の態度に私はイライラした。

angryは「怒っている」という意味の形容詞ですので、「be ⁺ angry」、「get ⁺ angry」と言う形が基本となります。3文目のように使役動詞makeを用いてmake ~ angry「~を怒らせる」とするのも、非常に便利でしょう。

「angry」以外の「怒り」の表現

怒りを表す表現は、「angry」以外にもたくさん存在します。ここからは怒りの度合いに応じて、怒りを表す英単語をご紹介していきましょう。

不快・イライラしている「annoy」

怒りレベル:★☆☆

「~をイライラさせる」という意味のannoyは、小さな不快やイライラを表す他動詞。怒りの程度としては小さめです。

例文

I was annoyed with his boring talk.
彼の退屈な話にイライラした。

例文

This noise is so annoying.
この騒音すごくイライラする。

annoyはあくまで「~をイライラさせる」という他動詞なので、主語になるのはイライラの原因です。もしイライラさせられている人を主語に録る場合には、例文のように「be(get) annoyed」という形を用いるようにして下さい。

感情を害された表現「offend」

怒りレベル:★☆☆

offendは「~の気分を害する、~の気分を悪くする」という意味の他動詞。日常の些細なことがきっかけで「ムッとする」というニュアンスなので、怒りの度合いは決して強くありません。

例文

I was offended by her words.
彼女の言葉にイラっとした。

例文

I’m sorry if I’ve offended you.
あなたの気分を害してしまったらごめんなさい。

offendの場合、決して相手を怒らせようとしているわけではなく、「ふとした拍子に怒らせてしまう」というニュアンスが込められます。自分のふとした発言が相手を傷つけてしまった場合にはピッタリの表現と言えるでしょう。

むかつく表現「upset」

怒りレベル:★★☆

「困惑する、気が動転する」という意味を持つ形容詞upsetは、怒りを表す表現としても用いられます。また、「ひっくり返る」という意味が転じて「逆上する」という意味もありますので、状況に応じて使い分けなくてはなりません。怒りの度合いとしてはちょうど中間と言えるでしょう。

例文

He is upset with me because I didn’t cook a dinner for him.
夕飯を作らなかったから、彼は私に怒っている。

例文

Come on. Don’t be upset.
ねえ、逆上しないで。

upsetは「何かにがっかりしている、悲しんでいる」と、非常に広い意味で用いられる単語です。初めのうちは使い分けが難しいですが、ニュアンスだけでも掴んでおきましょう。

癪に障る「irritate」

怒りレベル:★★☆

irritateは「~をイライラさせる」という意味の他動詞。小さなイライラが積み重なって生じた怒りを表し、怒りの度合いも小さくはありません。

例文

Her behavior irritates everyone.
彼女の行動はみんなをイラつかせる。

例文

He was really irritated with me last night.
昨夜彼は私に怒っていた。

irritateも他動詞のため、基本的に怒りの原因が主語となります。怒りとしては単発的なものではなく、割と長期的なものと言えるでしょう。

カジュアルな表現「mad」

怒りレベル:★★★

「狂った」という意味でも用いられる形容詞madは、「頭にくる、キレる」という意味でも用いられます。怒りのレベルとしてはきわめて高いと言えるでしょう。

例文

The teacher got mad at her attitude.
先生は彼女の態度に怒った。

例文

Are you still mad at me?
まだ私のこと怒っているのですか?

形容詞madを用いる際は「be mad at~」のように、前置詞atを伴うのが特徴です。madだけだと「気が狂った、おかしくなった」という別の意味に捉えられてしまう可能性がありますので、使い分けに注意してください。

激怒している「furious」

怒りレベル:★★★

furiousは「激怒している」という意味の形容詞。怒りとしては非常に大きく、「手が付けられないほどの大激怒」といったイメージがぴったりです。

例文

She was furious when he dated with another girl.
彼が他の女の子とデートした時、彼女は激しく怒った。

例文

He got furious because they didn’t pay enough salary.
十分な給料がもらえず、彼は大激怒した。

furiousは怒りを表す表現としては最上級と言えます。「I’m furious」と言うと相手もびっくりしてしまいますので、よほどのことが無い限り使うのは避けてください。

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言い返したい時の表現


もし相手に何か怒られてしまっても、その原因が必ずしも自分であるとは限りません。そのままだと相手の思い通りになってしまうので、そうした際にはしっかりと言い返すことも必要不可欠です。

特に海外では互いに互いの意見をぶつけ合うのが一般的です。日本のように譲り合うような文化は根付いていませんので、自分の意見をはっきりと伝えることを意識しましょう。日本人には難しく思えることも多いですが、定番の表現を身に付けておけば決して難しいことではありません。

例文

We need to talk.
お話ししましょう。

例文

You disappointed me.
あなたにはがっかりしました。

例文

You're annoying me.
迷惑です。

例文

I ‘m not happy with your attitude.
あなたの態度が気に入りません。

例文

Listen to me!
聞きなさい。

例文

I’m still talking!
まだ話してる途中です(最後まで聞きなさい)。

例文

That’s enough!
いい加減にして!

例文

I'm sick of it.
もううんざりです。

例文

I don’t care.
そんなの知りません。

例文

It’s not my bad.
私のせいじゃありません。

例文

How dare you?
よくもそんなことができますね?

例文

Don't fool around with me.
私を馬鹿にしないでください。

これらの表現は決して強いものではなく、自分の意見を相手に伝えるためのものです。日本語だけ見ると「こんな言葉とてもじゃないけど言えない」と感じるかもしれませんが、英語ではしっかりと意思表示することを心がけてください。

いきなり怒りの感情を伝えるのが難しいという場合には、「We need to talk.」という前置きを入れると、よりスムーズな流れにすることができます。

激おこ!?スラング表現

続いて、ネイティブが実際によく使う怒りの表現をご紹介します。感情的になると、ついつい言葉も汚くなってしまうもの。怒った時に使う英語のスラングは、かなり際どい言葉もたくさんあります。

いずれも一言で相手を大きく傷つける言葉ですので、実際にこうした言葉を使うことはおすすめしません。TPOをしっかりと考え、独り言程度に留めるようにして下さい。

例文

Shut up.
黙れ。

例文

Fuck off.
消え失せろ。

例文

You're pissing me off.
ウザい。

例文

I don’t give a damn.
そんなこと知るか。

英語初心者でもご存知のような汚い単語が入っていることがお分かりでしょう。実際、海外では放送禁止用語になっている単語もあるので、こうしたスラングを無闇に使うことはおすすめしません。

「スラングを使うとカッコいい」と感じる方もいるかもしれませんが、相手に悪い印象を与えるだけでなく、トラブルのもとにもなりますので、使い方には十分に注意してください。

「怒る」と「叱る」の表現の違い

日本語には「怒る」と「叱る」という別々の単語が存在するように、英語にもこれらの区別は存在します。しかし、「叱る」という意味の「Scold」という単語は、実際に使われることはほとんどありません

英語で「~を叱る」と言いたい時には、その度合いによっていくつかのフレーズを使い分けることができます。

例文

The boss god mad at him today.
上司は彼のことを叱った。

例文

She yelled at me last night.
昨夜彼女は私を怒鳴った。

例文

The teacher chewed him out.
先生は彼を厳しく叱った。

yell at ~ は「~を怒鳴る」、chew ~ outは「~をこっぴどく叱る」という意味のイディオム。chewは「チューイングガム」の由来でもあり、口をガミガミと動かすことから「叱る」

という意味を持っています。

本当に怒りを伝えるなら日本語!?

ここまで怒りを伝える際に便利な英語のフレーズをご紹介してきましたが、覚えたばかりのフレーズをいきなり実践するというのは難しいものです。さらに怒っていると冷静に「英語で何と言うんだっけ?」と考えている余裕もないので、英語で怒るというのは想像以上に難しく感じるかもしれません。

そんなときの打開策として、日本語で怒るという選択肢もあります。日本語で怒っても相手に伝わらないのは当然ですが、少なくても相手に怒っているという感情をストレートに伝えることはできます。

英語で上手に言葉にできず、怒りの感情を相手に伝えられないくらいなら、思いきり日本語で怒って、とにかく怒っていることを相手に伝える方が場合によっては有効でしょう。もちろん日常的に日本語で怒っていては英語も伸びなくなってしまいますが、いざという時の最終手段として、ぜひ頭に入れておいてください。

まとめ

怒った時に使える便利な英語フレーズをたくさんご紹介しましたが、angry以外にも実に様々な表現が存在することがお分かりいただけたでしょう。実際、怒りの度合いや相手との関係性など、TPOに応じて表現を使い分けることが、英語上達には欠かせません。

そして何よりも大切なことは、思っていることを相手にしっかりと伝えるということです。日本ではつい思っていることを相手に言わずため込んでしまいがちですが、国際舞台ではこの文化は通用しません。これは決して口喧嘩をしようということではなく、互いの意見を交換するということが海外では非常に尊重されているのです。

そのため、日本でいる時と同じように振る舞っていると、自分のことを相手に知ってもらう機会も減ってしまいます。「何を考えているのか分からない」と思われてしまってはその後のコミュニケーションにも影響を与えますので、国際舞台ではぜひ感情をストレートに表現していきましょう!

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長坂 ヒロ

長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
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ぶら~りブラジル

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