海外に薬の持ち込みはOK?注意点と渡航先で薬を購入する際のポイント

海外へ渡航するとき、環境の変化による体調不良や持病がある人にとって薬の持ち込みは重要ですよね。
特に毎日服用している薬がある場合は、渡航中も継続して飲む必要があります。

まず日本の薬を海外に持ち込むことはできるのでしょうか?
また、海外で購入した薬を国内に持ち込むことは可能なのでしょうか?

ここでは海外渡航時の薬の取り扱いに関するポイント、現地で薬を調達する際のフレーズについてご紹介します。

日本の薬は持ち込める?

まず一番気になることだと思いますが、基本的に個人で服用する国内の薬は持ち込みが可能です。
持病で特別な薬が必要な場合は、処方箋のコピーや英文の診断書、薬剤証明書を準備しておくと良いでしょう。
注射器などが必要となる薬剤などの場合は、渡航前に必ず主治医に英文の証明書を発行してもらいましょう。

ただし、睡眠薬や医療用麻薬(ガンなどの痛みに使用する鎮痛剤)などは、渡航先によっては禁止成分が含まれることがあり、薬剤証明書があっても持ち込めません。
知らずに持ち込んだ場合でも処罰される場合がありますので、事前に必ず成分を確認しましょう。

また、持ち込み量が多いと転売用と疑われ、入国時に尋問される場合がありますので、
自分で服用する以外の目的で持ち込むのは避けたほうが良いでしょう。

保安検査場でのやりとりフレーズ

例文

Is this your suitcase? Can I open it?
これはあなたのスーツケースですか?開けてもいいですか?

Can you please step over here?
ちょっとこちらに来ていただけませんか?

What kind of medicine is this?
これはどのような薬ですか?

Are these for your own use?
これらはあなたの個人消費用ですか?

Do you have a doctor’s note?
医師の診断書は持っていますか?

薬について答えるときの例文です。状況に応じて、以下のように説明しましょう。

例文

Here is a note from my doctor.
これが主治医の診断書です

例文

It’s medicine for high blood pressure.
高血圧の薬です

例文

I am diabetic. This is insulin.
糖尿病を患っています。これはインスリンです

例文

This is for a cold.
風邪薬です

例文

This is a painkiller. It contains aspirin.
これは鎮痛剤です。アスピリンが配合されています

機内への持ち込み

持ち込み可能な薬・量

錠剤・粉剤市販薬・処方薬制限なく持ち込み可
漢方や目薬などの液体薬処方箋がないものは100ml以内の容器に移し替え、1L以内の透明な袋に入れる
注射剤・喘息用ボンベなど機内で使用分のみ持ち込み可

注意点

航空会社や入国先によっては処方箋や成分表の提示を求められるので、旅行用に小分けにしている場合は説明書や外箱を持ち歩き、服用理由も説明できるようにしておきましょう。

事前に医師に相談する場合

一般的な服用薬であれば問題はありませんが、近年持ち込みが厳しくなっていますので、処方薬を持ち込む場合には「英文薬剤携行証明書」を用意しておきましょう。
これは持っている薬が違法なものではなく、自分が飲む必要のあるものだと証明するものですので、薬について検査場で説明を求められる時に提示するとスムーズです。

英文薬剤携行証明書は医師が薬の必要性について証明したものですので、これがあればスムーズですが、
公的文書ではないため、医療用麻薬や向精神薬など、国の許可・書類が必要なものは大使館や地方厚生局に確認を取ることが必要です。

持ち込んだ薬を服用する場合

海外では環境や時差により、生活リズムが崩れることがあります。
下記のことを予め確認しておきましょう。

服用のタイミング

時差により、服用の適切な時間が分からなくなることがあります。
糖尿病や血圧に関する薬を飲む場合は、渡航前に主治医によく相談をしておきましょう。

薬は小分けに

荷物紛失などの万が一のために、薬は小分けにしてスーツケースや手荷物に分けて入れておきましょう。

各国の衛生状況などは調べておく

薬は水で飲むことが多く、衛生状態が日本と比べて良くない場合など、水道水で飲めない場合もありますので、事前に調べておきましょう。
また、厚生労働省検疫所のサイトで各国の病気や衛生状況について調べる事が出来ますので、こちらもチェックをしておきましょう。

薬が持ち込めない場合

入国先で禁止されている成分が含まれていると、市販薬・処方薬に関わらず持ち込めない場合があります。
事前に在日外国領事館・大使館で確認をするようにしましょう。

医療用麻薬や向精神薬などは、自分の疾病治療目的で自分で携帯する場合に限って、一定量以下なら携行して出入国が可能です。
事前に地方厚生(支)局長の許可を受けるようにしましょう。

渡航先で具合が悪くなったら?

渡航先で体調が悪くなったり感染症にかかってしまった場合、担当の旅行会社やホテルなどの宿泊施設のスタッフに申し出ましょう。
旅行会社の場合、現地に事務所や係員がいたりする場合もありますし、ホテルの場合コンシェルジュが薬の手配をしてくれる可能性があります。

また、薬を購入する場合は現地の信頼できるドラッグストアの場所も確認しておきましょう。

具合が悪いことを伝えるフレーズ

例文

I need to see a doctor.
医者に診てもらいたいです

例文

I have a headache.
頭痛がします

例文

I have a stomachache.
お腹が痛いです

例文

I have diarrhea.
下痢をしています

例文

I have a sore throat.
喉が痛いです

例文

I have a fever.
熱があります

例文

I feel sick.
体調が悪いです

例文

I feel nauseous.
吐き気がします

例文

I burned myself.
やけどをしました

病院で使うフレーズ

例文

What’s wrong with you?
どうされましたか?

Do you have insurance?
保険に入っていますか?

Do you have any allergies?
何かアレルギーはありますか?

例文

I have an allergy to milk / peanuts / pollen.
私は牛乳 / ピーナッツ / 花粉にアレルギーがあります

例文

I need a document for my insurance.
保険のための書類が必要です

ドラッグストアで使うフレーズ

例文

Is there a pharmacist?
薬剤師さんはいますか?

例文

How do I take this medicine?
この薬はどう飲めばいいですか?

例文

Do you have pain killer?
痛み止めはありますか?

例文

I am looking for eye drops.
目薬を探しています

ドラッグストアでは薬剤師に症状を伝えて薬を探してもらうか、成分名から探すようにしましょう。
薬剤師に相談するときのために、症状に関する表現を予習しておきましょう。

購入する場合の注意点

薬を購入する場合、先進国であれば問題なく医薬品を入手できるでしょう。しかし日本製の薬はほとんど売っていません。
途上国の場合は、偽物の薬が販売されていることもあるので、安すぎる・ばら売り・個人で販売しているようなものは避けましょう。

また、購入商品は説明文を読んで商品名に誤りがないか確認し、レシートももらっておくと安心です。

服用量に注意

日本と同じような薬でも、用量が異なる場合があります。
成人の平均体重に合った量が記載されていることが多いので、日本人は小柄な人が多いので量の調整が必要です。
判断に迷う場合は薬剤師に尋ねてみましょう。

アメリカの場合

アメリカに渡る際に薬を持ち込みたい場合ですが、基本的に市販薬・処方薬の持ち込みは問題ありません。
何の薬か分かるように、外箱や包装などに入れたままで持ち歩くようにしましょう。

また、睡眠剤で使用されるフルニトラゼパム(サイレースやロヒプノール)や咳止めで処方されるリン酸コデインは麻薬として指定されており規制がされているため、持ち込みには医師の処方箋が必要となります。
処方箋は日本語で書かれていることがほとんどですので、英文での証明書、或いは英文に翻訳(翻訳者のサイン付き)を用意できると良いでしょう。
(※規制が変わる場合がありますので、渡航前に必ず確認をしてください)

まとめ

海外渡航が決まったら、体調不良に備え常備薬を準備しておきましょう。
薬を処方されている人は英文の薬剤証明書を準備し、医療用麻薬や向精神薬の場合は予め大使館や地方厚生局に確認をしましょう。

また、現地で具合が悪くなった場合、症状を医師や薬剤師に伝えることもありますから、自分で英語で説明できるように学んでおきましょう。

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1億人の英語 編集部

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