英語で伝える「ありがとう」 | 失礼にならない場面別フレーズ48選

2019年9月30日

青いボールペンと手帳の上に「Thank you」と書かれたメモ

ビジネスシーンでは、対面、電話、ビジネスメールなど、さまざまな手段で関係会社や取引先の会社とのやりとりを行います。そしてどのような形でコミュニケーションをとるにしても、相手にしっかり伝わる言い方で「お礼のメッセージ」を伝えることは非常に大切です。

問い合わせや発注などビジネス上の基本的な定型文は書けても、「ありがとう」の気持ちを伝える「お礼」表現については、「Thank you.」レベルしか知らないという人もいるのではないでしょうか。

この機会に、取引先との打ち合わせ後、上司から指導を受けた際、同僚からフォローしてもらった際などに使える、さまざまなお礼の表現を覚えておきましょう。

英語でお礼を伝えるときは

英語で感謝を伝える際に基本となるのは、やはり誰もが知る「Thank you」となります。

Thank you

単純にThank youだけでも十分に感謝の意持ちを伝えることはできますが、以下のように少し応用させることもできます。

例文

Thank you so (very) much
本当にありがとうございます(強い感謝)

例文

Thanks
ありがとう(フランクな感じ)

例文

Thank you,sir.
ありがとうございます(かしこまった言い回し)

より丁寧に伝えるには

取引先などに丁寧に感謝の気持ちを伝える際には、以下のような表現も便利です。

例文

Thank you for~
~にお礼申し上げます

例文

I am grateful to you for~
~に感謝いたします

例文

I appreciate
~に心より感謝します

感謝の表現ではforを用いるのが一般的ですが、appreciateは直後に名詞を持ってくるのがポイントです。I appreciate your kind cooperation.「ご親切な協力に感謝します」といった表現は非常に便利なので、覚えておくことをおすすめします。

よりカジュアルに伝えるには

ある程度仲の良い同僚などに対しては、以下のようにカジュアルな表現を用いることも可能です。

例文

Thanks
ありがとう

例文

I owe you one.
借りができたね

例文

Thanks a million.
本当にありがとう

例文

Cheers!
ありがとう

最後のCheersは「乾杯」という意味もありますが、イギリス英語では単純に感謝の意味で用いられることもあります。

英語でお礼のメールを送るときは

お礼メールを書く際は、丁寧さはもちろん、わかりやすさにも気を配って文章を作成することが大切です。初めに、英語でお礼を伝える際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

メール作成時の注意点

まず、文面をフォーマルにするか、カジュアルにするかを判断します。仕事上もプライベートもなじみが薄い相手に対しては、なるべくフォーマルな表現にしましょう。一方、気心の知れた相手には、堅い文面を送ると距離を置いているように取られてしまうおそれがあるので、適度に親しみを込めた表現にすることが大切です。

フォーマルなメールで「thank you」では少々カジュアルな印象になります。フォーマルさを出すには、以下のような例文を用いるようにしましょう。

例文

I (We) thank you for ~
~にお礼申し上げます

例文

I am (We are) grateful to you for~
~のに感謝いたします

例文

I(We)appreciate
~に心より感謝します

例文

I(We)owe ~ to you
~のはあなたのおかげです

タイトルは分かりやすく

「Thank you」は、本文で使うとややカジュアルな印象を与えますが、タイトルではよく使われます。

お礼メールであることが一目で簡潔に伝えられるためです。また、「:(コロン)」を使うと区切りがはっきりし、見た目もすっきりするので目的を明瞭に伝えやすくなります。

例文

Thank you for your invitation
ご招待ありがとうございます/ました

会合や会食など、招待をいただいた際の件名です。出席する前か後かは問わず、使うことが可能です。

ホテルやレストランなどで顧客からの予約を受け付けたことを伝える件名です。お礼と、予約を受診していることが端的に一目で分かります。

例文

Thank you: your reservation request
ご予約ありがとうございます

会議や商談の日取りが確定した後など、取り急ぎ確認連絡とお礼を伝えたいときに使える件名です。相手は「Quick」という単語から簡潔な内容のメールであることを予想できます。

強調したい要件については大文字で表記する場合もあります。しかし、件名すべてを大文字にするのは、文字の主張が強くなり、叫んでいる印象を与えてしまうおそれがあるため、避けたほうが良いでしょう。

そのほか、タイトルが短すぎるとスパムメールに間違われるケースもあります。「適度な長さで内容がすぐ伝わる」ことを意識して件名を作成しましょう。

お礼メールの書き出しは?

書き出しにおいて、まずは相手への感謝の気持ちを伝えます。「Thank you for~」と書きだしても問題はありませんが、以下のような表現を用いることで、より丁寧かつクレバーな印象を相手に与えることができます。

例文

I would like to thank you for your advice
あなたのアドバイスに、感謝申し上げます。

例文

I would like to express my sincere thanks for your support.
あなたのサポートに、心より感謝いたします。

締めに、あらためてお礼をするときに使えるフレーズ

例文

(Let me) thank you again for your help.
お力添えに、重ねて感謝いたします

例文

May I again tender my cordial thanks.
あらためまして心より御礼申し上げます

冒頭にお礼を伝えた後にほかの用件を記載し、再度お礼で締めくくりたいときは1つ目の表現を使います。「help」は、状況に応じて「support(支援)」、「kindness(親切な行為)」、「consideration(配慮)」「cooperation(協力)」などにも言い換えましょう。2つ目の文は少し古風ですが、読み手に上品な印象を与えます。「may」から始まりますが、疑問文ではなく、肯定文として使われます。
 

お礼メールの締めフレーズの定型

メールの最後には、結び言葉と差出人名を記載します。結び言葉としては、以下をはじめたくさんの言い回しがあるので、何パターンか覚えておくことをおすすめします。

  • Best regards
  • Best wishes
  • Sincerely yours
  • Respectfully yours

ビジネスでよく使われるお礼フレーズ

相手に会った後に送るお礼のメール文例集

ここからは、シチュエーション別にお礼メールに使うフレーズをご紹介します。まずは、ミーティングなどで相手に会った後に送るお礼の表現です。

来社のお礼

取引先が出向いてくれた際には、以下のようなフレーズを用いて来社への感謝を伝えます。

例文

Thank you for visiting our company yesterday.
昨日は来社くださり、ありがとうございます。

例文

Thank you for taking the time to come and visit us
お越しいただく時間をお取りいただき、ありがとうございます。

会議の後のお礼

フォーマルなシーンでは、「thank」よりも「appreciate」や「be grateful」を使うようにしましょう。また、「truly(本当に)」「deeply(深く)」「sincerely(誠実に)」などの副詞を使うとvery muchより「心から」のニュアンスが強まります。

【先方が会合に招いてくれた場合】

例文

(We) thank you for inviting us to today’s meeting.
本日はミーティングへのお招き、ありがとうございました

【自社の会合に出席してくれた場合】

例文

We are sincerely grateful for your attending our meeting.
当社のミーティングにご出席くださり、誠にありがとうございました

面接へのお礼

例文

Thank you very much for your spending busy time to see/interview me.
お忙しいなか面接していただき誠にありがたく存じます

先方がこちらの頼みごとや求職に時間を割いて会ってくれたことに対するお礼です。「busy(忙しい)」の代わりに「precious(貴重な)」を使ってもOKです。

例文

(I would like to) thank you in advance for your consideration.
前もってご検討いただけますと幸いです

頼みごとを前向きに検討してもらうためのやんわりとした「ひと押し」です。「in advance(前もって)」は、結果はともかく、検討してほしいときによく使われます。

指導やアドバイスへのお礼を伝えるとき

ビジネスでは、社内外で指導やフィードバックを受けるシーンがあります。そこで、取引先、上司や先輩などからのアドバイスに対するお礼のフレーズを覚えておきましょう。

取引先からのアドバイスへのお礼

例文

We don’t know how to thank you for your accurate suggestions.
的確なご指摘をいただき、何とお礼を申し上げてよいかわかりません

例文

We sincerely appreciate your pointing out the issue from your very professional viewpoint.
御社ならではの専門的視点からこの問題をご指摘くださり、誠にありがとうございます

いずれも取引先からアドバイスや指摘を受けたときのお礼です。
クレームの場合は、まず以下のように陳謝した上で、お礼を付け加えましょう。

例文

We sincerely apologize for this and inconvenience we have caused.
本件に伴うご不便に対し、心よりお詫び申し上げます

上司からの指導へのお礼

例文

Thank you for everything in my business trip.
出張中は何かとお世話になりました

例文

I am so grateful for your guiding my visits in my business trip.
出張の際は訪問先までご案内いただき、とても感謝しています

どちらも上司や同僚から指導やフォローをしてもらったときのお礼です。「kind advice」を「hearty counseling(親身な相談)」にしても良いでしょう。シチュエーションに合わせて以下の単語を参考にアレンジしてみてください。

good/ kind/ strict(良い/ 親切な/ 厳しい)
suggestion/ guidance/ instruction/ feedback(示唆/ 指導・助言/ 指示/ フィードバック)

勉強会の講師へのお礼

例文

Thank you for your lecturing at the workshop, which was very fruitful.
勉強会で講義してくださりありがとうございます。とても有益な時間でした

例文

I appreciate your lecture at the study session which gave me a big incentive.
先生のご講義のおかげで、とてもやる気が湧いてきました

いずれも勉強会で講義してくれたことに対するお礼です。自分がどう影響を受けたかを伝えると、感謝の気持ちが一層強く伝わるでしょう。「勉強会」は、「study meeting」や「training session」にも言い換えられます。

メールでよく使うお礼フレーズ

通常のメールのやり取りでもお礼をする局面はたくさんあります。返信に対するお礼や、依頼を承諾されたときの表現など、シチュエーション別に見ていきましょう。

メールの返事へのお礼

例文

Thank you for your quick reply.
早速のご返信ありがとうございます

例文

We appreciate your kind reply.
ご親切なお返事に感謝いたします

上記の例文はいずれも先方からのメールの返事に対するお礼です。状況に合わせ、「reply」の前の形容詞を「warm(暖かい)」「detailed(詳細な)」「positive(前向きな)」などに置き換えると良いでしょう。特に思いつかないときは、「わざわざお返事くださって」のニュアンスが含まれる「kind」が有用です。

感謝を伝える以外に用件があると良いですが、特にない場合、お礼のみで終わってしまうのも味気ないので、以下を参考に追記してみてください。

例文

We are now proactively addressing this project.
現在、このプロジェクトに鋭意取り組んでいます

例文

We will come/get back to you in case of any problems.
何か問題が生じた場合はまたお知らせします

贈り物などを頂いた場合のお礼フレーズ

相手に贈り物などを送ってもらった際には、以下のようなフレーズを活用して、速やかに感謝のメールを送ることが大切です。

例文

Thank you very much for the lovely present.
素敵なプレゼント、ありがとうございます。

例文

I appreciate your beautiful present.
素敵なプレゼントに感謝いたします

これから協力いただく相手に事前にお礼を伝えるフレーズ

例文

Thank you for your understanding.
ご理解賜りありがとうございます

例文

We appreciate your cooperation in advance.
ご協力に前もって感謝いたします

これらは、すでに先方が依頼に承諾してくれており、結果がまだ出ていないときに使う感謝のフレーズです。「understanding」の代わりに「consideration(考慮/検討)」もよく使われます。

お祝いメールで使うフレーズ

ビジネスシーンを円滑にするのは感謝表現だけではありません。さまざまなお祝いフレーズもまた、感謝フレーズと同様コミュニケーションを促進するものです。ここでは代表的なお祝いメッセージとして「誕生日祝い」の例文一覧を掲載します。ビジネスパートナーへの感謝メールの中で、ぜひ使ってみてください。

例文

Wishing you a stress-free birthday.
心安らぐお誕生日をお祈りいたします

例文

Many happy returns of the day.
この良き日がたくさん繰り返されますように

例文

I want to wish you a happy birthday and let you know I appreciate your business.
誕生日のお祝いと、あなたとご一緒できることへの感謝をお伝えします

「Thank you」以外のお礼フレーズ

感謝の気持ちを伝えるには「Thank you」以外にも様々な表現が存在します。

感謝の気持ちを伝えたいとき

「be grateful 」や「be thankful」という形容詞を用いることで、相手の行動や人格などを具体的に褒めたり、状況について感謝をしたりすることができます。

例文

I’m grateful of your corporation.
あなたの協力は、大変ありがたかったです。

例文

I’m thankful that you helped me a lot.
たくさん手伝っていただき、感謝しています。

その他のお礼フレーズ

最後に、その他にも感謝を伝える定番フレーズをご紹介しましょう。

「~してくれたら有難い」と伝えるお礼フレーズ

相手に何かお願いをするときには「I would appreciate it if you could~」という定番表現を用います。wouldやcouldと過去形にすることで丁寧なお願い表現となります。

例文

I would appreciate it if you could help me.
手伝ってもらえたらありがたいです。

誘いを断るときに伝えるお礼フレーズ

何か誘いを断るときには、誘ってくれたことへの感謝を添えるだけで、相手に与える印象はガラリと変わってきます。以下のような表現は定番なので、ぜひ覚えておきましょう。

例文

Thank you for inviting me.
誘ってくれてありがとう。

例文

I appreciate the kind invitation.
親切に誘っていただき、ありがとうございます。

お礼を伝える際に大事なのは

お礼を伝える際のポイントは、すぐに言葉にして伝えることです。時間が経つとなかなか伝えにくくなってしまいますので、感謝の気持ちを持ったらすぐに口に出すように意識してみてください。また、感謝の度合いにも注目すると、表現を選びやすくなります。

取引先と打ち合わせ後に、時間をもらったことに対してお礼を伝えたいときと、上司から参考になるアドバイスをもらってお礼をするときでは、感謝の深さは異なるでしょう。

シチュエーションに応じたフレーズをストックし、メールで適切にお礼の気持ちを伝えましょう。

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長坂 ヒロ

長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
旅するカモノハシ~「自由ですけどなにか?」~

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