「頑張れ」を伝える英語表現16選|日本語のニュアンスを的確に伝達!

日本語ではビジネスから日常会話まで幅広いシーンで「頑張れ」という言葉がよく使われます。一方、英語には日本語の「頑張れ」に相当する万能フレーズはありません。例えば、実力を存分に発揮することを祈るときの「頑張れ」と、くじけそうになっている人を励ますときの「頑張れ」では別の表現を使います。
「頑張れ」に相当するさまざまな英語フレーズを身に付けることで、外国人とのコミュニケーションにおいて、より心に響くエールを届けられるでしょう。
この記事では、「頑張れ」を意味する複数の英語のフレーズを、シチュエーション別にご紹介します。

大きな夢や目標にチャレンジする人に贈る「頑張れ」

目標に向かってまっすぐ努力している人を見ると、背中を押したくなります。高い目標に挑戦する人に届けたい英語フレーズを見ていきしょう。

Good luck!

ポイント

相手を励ます際に、幅広く使えるフレーズです。直訳すると「幸運を祈る」ですが、これから目標や夢に向かってチャレンジしようとしている相手に「実力プラス、運を味方につけて頑張ってほしい」という意味も込められています。

ただし、「Good luck with/on that.」になると全くニュアンスが変わってしまうので注意が必要です。似た表現ですが「with/on that」が付くことにより、「せいぜい頑張ってね」という皮肉的なニュアンスになってしまいます。

例文

I have an interview for a job tomorrow.(明日は面接があるんです)
Good luck!(幸運を祈るよ!)

You can do it.

ポイント

「君ならできるよ」という意味で、とてもポジティブな印象を与える表現です。
目標の実現性にかかわらず、相手を勇気づけたいときに幅広く使えます。

例文

I’ll have a first presentation in the conference room tomorrow.
(明日、会議室で初めてのプレゼンがあるんです)
Don’t worry. You can do it.(大丈夫。頑張ってね)

Wishing you the best.

ポイント

「最善を尽くすことを祈るよ」という意味なので、相手の努力が実ることを願うときに使います。力強い励ましというよりも、ささやかに陰ながら応援しているニュアンスのあるフレーズです。

例文

Finally, I am going to see the project manager.
(ついに、明日プロジェクトマネージャーに会うんだ)
Wishing you the best.(頑張って)

My best wishes.

ポイント

「幸運を祈ります」という意味合いです。努力や準備を重ねてきたかどうかにかかわらず、何か大切なことを控えて緊張している人に伝えるときに適しています。

例文

I’m leaving for New York next week.(明日ニューヨークに発ちます)
My best wishes.(頑張ってきてね)

Do your best.

ポイント

「あなたの最高の実力を出してきてください」という意味です。一つの課題やゴールに向けて準備を続けてきた人が、ついに本番を迎えるときに使いましょう。
ただし、緊張して不安な気持ちになっている人に伝えると、相手にプレッシャーを与えるおそれがあるので注意が必要です。

例文

Finally my exam is tomorrow!(明日、いよいよ試験だよ!)
Do your best.(頑張ってね)

Give it your all.

ポイント

「実力をすべて出し切って」という意味です。勝負の日に向けて、順調にコツコツ準備を進めてきた人を励ますのに適しています。

例文

Tomorrow is a big day. I’ll go to bed now.(明日は大切な日だから、もう寝ます)
Give it your all. Don’t be afraid of anything.(頑張って。心配することは何もないよ)

Break a leg.

ポイント

本番直前の人に対して、軽く声をかけて緊張をほぐしたいときに使います。もともと舞台に出て演じる俳優を励ますために使われていました。直訳の「脚を折れ」という表現の由来は、「Good luck!」など幸運を祈る言葉をかけると逆に悪いことが起こるとされたため、この表現が使われるようになったという見方や、役者が舞台で何度もお辞儀をして脚を曲げることから使われるようになったなど諸説あります。そのため、幅広く使われるようになった今も、スピーチやレクチャーなど、大人数の前で発表する人に対してよく使われています。

例文

Finally my turn is coming.(いよいよ次が私の出番です)
Break a leg.(頑張って)

努力を続ける相手に「その調子」と伝える「頑張れ」

半年や1年先など長期的な目標に向かってコツコツと努力している人に対する「頑張れ」の英語フレーズをお伝えします。基本的には日本語と同様に「引き続きその調子で」というニュアンスです。

Keep up the good work.

ポイント

「その調子で頑張れ」と伝えるときに使います。「keep up」には、今の状態を維持(キープ)して頑張ってという意味があります。そのため、現時点ですでに取り組みの成果が出ているなど、うまく軌道に乗っている人に使いましょう。

例文

I’ve finished this textbook.(このテキストはもう完了しました)
Keep up the good work.(その調子で、頑張ってください)

Keep it up.

ポイント

「ペースを守ってその調子で」という意味で使います。「up」が入ることで、下がらずに上がったままの位置を維持してほしいというニュアンスになります。

例文

So far, so good.(今のところいい調子だ)
Keep it up.(そのまま、頑張れ)

Keep going.

ポイント

直訳すると「そのまま継続してください」という意味です。頑張っている人に伝えると、前後関係から判断し、日本語の「頑張って」の意を伝えられます。

例文

This month regularly run 10km a day.(今月は、コンスタントに1日10キロ走ってます)
Keep going.(その調子で頑張ってね)

Do your best like that.

ポイント

「like that」は、頑張っている様子を指して「そのように」と表現しています。そのため、すでに調子良く頑張っている人に伝えましょう。

例文

Do I have to finish faster?(もう少し早く終えたほうが良いですか?)
I would like you to finish it by tomorrow. Do your best like that.
(明日までに終わらせるようにしてください。その調子で頑張って)

立ちはだかる壁を前に挫折しかける人に贈る「頑張れ」

困難に面し、苦境に立たされている人を励ましたいシチュエーションもあります。そこであきらめることなく、乗り越えてほしいと伝えるフレーズをご紹介します。

Hang in there.

ポイント

相手が苦境に立たされているときに使います。「そこで踏みとどまれ」というニュアンスで、何とか滑り落ちることなく持ちこたえてほしいという気持ちを伝えられます。

例文

I am totally lost. I don’t know what to do by the deadline.(途方にくれてるよ。期限までに何をしたら良いのかわからない)
Hang in there. You’re almost done.(へこたれないで。もう少しだよ)

Let’s work hard at it.

ポイント

「hard」は一生懸命という意味です。自分の目標に向かって打ち込んでいる人というより、同志に対して言葉をかけるときにふさわしい表現です。一緒に取り組んでいる仲間に「ともに頑張ろう」と伝えたいときに使いましょう。

例文

It’ll be less than a week.(1週間を切りましたね)
Let’s work hard at it. We are almost done.(一緒に頑張りましょう。もう少しです)

You can get through this.

ポイント

「君なら何とか切り抜けられるさ」という意味で、苦境をうまく抜け出してほしいときに使いましょう。相手が前向きな気持ちを失いかけていても、プレッシャーをかけずに伝えることができます。

例文

I have only one more month left until the deadline.(締め切りまで後1カ月しかないわ)
You can get through this. You’ll be finished then.
(頑張って切り抜けよう。そしたらもう終わりだよ)

Don’t let it get you down.

ポイント

ここでの「down」は、気持ちが落ち込んでいる状態を表します。「落ち込む必要はないよ」という意味なので、元気や勢いを失っている人への励ましに使うと良いでしょう。「そんなことに負けちゃだめだよ」というニュアンスです。

例文

I’ve been doing it so long.(随分長くかかっちゃってるなぁ)
Don’t let it get you down. You’ll be fine.(頑張れ。大丈夫だよ)

Never give up.

ポイント

文字どおり「あきらめるな」という意味です。声かけだけでなく、手紙やメールに書いて送るメッセージや、組織のスローガンにも適しています。

例文

Never give up. I can’t wait to see you here in New York.
(頑張れ。ここニューヨークで会えるのを楽しみにしているよ)

相手の心情に寄り添い、「頑張れ」を使い分けよう

英語で「頑張れ」と相手を応援したいときには、その場に応じた声掛けを使い分けることがポイントです。表現は一つではないので、「Keep on going.(その調子)」や「Never give up.(あきらめるな)」など、状況に応じた語彙を増やしてください。順調に成果を出している人には「その調子で頑張れ」と声をかけたり、上手く進んでいない人には「何とか持ちこたえて」と励ましたり、ニュアンスを理解して使い分けていきましょう。

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