英会話

「頑張れ」を伝える英語表現16選|日本語のニュアンスを的確に伝達!

日本語ではスポーツやビジネス、日常の様々なシーンで「がんばれ」という言葉が使われますが、それは英語であっても同じです。
日本語ではどのシーンであっても比較的「がんばれ」の一言で表現でき、シチュエーションによってそのニュアンスは異なってきますが、英語も同様に同じ「がんばれ」にあたる意味であっても、使うシーンによって表現の仕方が異なります。

今回はよく使う「がんばれ」についてシーン別の表現をご紹介します。
これを使い分けることによって、同じ意味でもシーンによって表現の仕方が異なるということを理解できると思います。

「Do your best!」はあまり使わない

皆さんは「がんばれ」の英文として「do your(one's) best.」という表現を習いませんでしたか?
この表現は学校の授業で習った方が多いと思います。
実は、この「がんばれ」は人を励ますために伝える表現としては使われることはありません。

では、一体どのような意味なのでしょうか?

辞書で調べてみると、確かに「がんばる」という意味はありますが、
「良い結果を出す」というよりも「最善を尽くす」というニュアンスに使われます。

しかし、これには「結果はどうあれ最善を尽くす」ということなので、
スポーツや試験などでこれから良い結果を残したいと思っている相手に対しては、ちょっと不適切な表現ですよね。

また、この表現は自分自身が頑張った場合に使われる表現で、相手に対して「がんばって」という応援の意味ではほとんど使われることはありません。

「Fight!」も同様に使わない

日本人であれば励ます意味で「Fight!」という表現もしますが、これも英語で「がんばって」という意味では使われません。

文字通り「戦え!」という意味で、「ケンカしろ!」「やってしまえ!」という意味になります。
格闘技の試合などの掛け声ではよく聞きますが、応援という意味では強烈すぎる表現となってしまいますね。

大きな夢や目標にチャレンジする人に贈る「頑張れ」

日本人やアメリカ人など人種の違い、上司や部下、友達といった立場の違いにかかわらず、目標に向かってまっすぐ努力している人を見ると背中を押したくなります。これは大人同士でも子供同士でも変わりません。高い目標に挑戦する人に届けたい英語フレーズを見ていきしょう。

Good luck!

ポイント

相手を励ます際、相手の成功を祈る際に幅広く使えるフレーズです。日本語表現に直訳すると「幸運を祈る」ですが、これから目標や夢に向かってチャレンジしようとしている相手に「実力プラス、運を味方につけて頑張ってほしい」という意味も込められています。気軽に使える便利な言葉なので、挨拶代わりの表現としてもおすすめです。

ただし「Good luck with/on that.」になると全くニュアンスが変わってしまいます。よく似た表現ですが、「with/on that」というひと言が付くことにより「せいぜい頑張ってね」という皮肉的なニュアンスになるため使い方には注意が必要です。

例文

I have an interview for a job tomorrow.(明日は面接があるんです)
Good luck!(幸運を祈るよ!)

You can do it.

ポイント

「君ならできるよ」という意味で、とてもポジティブな印象を与える表現です。目標の実現性にかかわらず、相手を勇気づけて自信を持たせたいときに幅広く使えます。

例文

I’ll have a first presentation in the conference room tomorrow. (明日、会議室で初めてのプレゼンがあるんです)
Don’t worry. You can do it.(大丈夫。頑張ってね)

Wishing you the best.

ポイント

「最善を尽くすことを祈るよ」という意味なので、相手の努力が実ることを願うときに使います。力強い励ましというよりも、ささやかに陰ながら応援しているニュアンスのあるフレーズです。

例文

Finally, I am going to see the project manager. (ついに、明日プロジェクトマネージャーに会うんだ)
Wishing you the best.(頑張って)

My best wishes.

ポイント

「幸運を祈ります」という意味合いです。努力や準備を重ねてきたかどうかにかかわらず、何か大切なことを控えて緊張している人に伝えるときに適しています。

例文

I’m leaving for New York next week.(明日ニューヨークに発ちます)
My best wishes.(頑張ってきてね)

Give it your all.

ポイント

「実力をすべて出し切って」という意味です。この表現も、勝負の日に向けて順調にコツコツ準備を進めてきた人を励ますのに適しています。学校の試験を控えた友人、大事な試合を控えた選手といった人たちに使ってみましょう。

例文

Tomorrow is a big day. I’ll go to bed now.(明日は大切な日だから、もう寝ます)
Give it your all. Don’t be afraid of anything.(頑張って。心配することは何もないよ)

Break a leg.

ポイント

本番直前の人に対して、軽く声をかけて緊張をほぐしたいときに使う慣用表現です。もともと舞台に出て演じる俳優を励ますために使われていました。直訳の「脚を折れ」という表現の由来は、「Good luck!」など幸運を祈る言葉をかけると逆に悪いことが起こるとされたため、この表現が使われるようになったという見方や、役者が舞台で何度もお辞儀をして脚を曲げることから使われるようになったなど諸説あります。

幅広く使われるようになった今では、スピーチやレクチャーなど大人数の前で発表する人を励ます表現として、職場や学校などでよく使われています。

例文

Finally my turn is coming.(いよいよ次が私の出番です)
Break a leg.(頑張って)

努力を続ける相手に「その調子」と伝える「頑張れ」

半年や1年先など、長期的な目標に向かってコツコツと努力している人に対する「頑張れ」の英語フレーズをお伝えします。基本的には日本語と同様に「引き続きその調子で」というニュアンスです。

Keep up the good work.

ポイント

「その調子で頑張れ」と伝えるときに使います。「keep up」には、今の状態を維持(キープ)して頑張ってという意味があります。そのため、現時点ですでに取り組みの成果が出ているなど、うまく軌道に乗っている人に使いましょう。

例文

I’ve finished this textbook.(このテキストはもう完了しました)
Keep up the good work.(その調子で、頑張ってください)

Keep it up.

ポイント

「ペースを守ってその調子で」という意味で使います。「up」が入ることで、下がらずに上がったままの位置を維持してほしいというニュアンスになります。

例文

So far, so good.(今のところいい調子だ)
Keep it up.(そのまま、頑張れ)

Keep going.

ポイント

直訳すると「そのまま継続してください」という意味です。頑張っている人に伝えると、前後の会話の内容から判断して、日本語の「頑張って」の意を伝えられます。

例文

This month regularly run 10km a day.(今月は、コンスタントに1日10キロ走ってます)
Keep going.(その調子で頑張ってね)

Do your best like that.

ポイント

「like that」は、頑張っている様子を指して「そのように」と表現する言い方です。そのため、すでに調子良く頑張っている人に伝えましょう。

例文

Do I have to finish faster?(もう少し早く終えたほうが良いですか?)
I would like you to finish it by tomorrow. Do your best like that. (明日までに終わらせるようにしてください。その調子で頑張って)

立ちはだかる壁を前に挫折しかける人に贈る「頑張れ」

困難に面し、苦境に立たされている人を励ましたいシチュエーションもあります。親が子供を励ます、先生が生徒を励ますシーンのように、そこであきらめることなく乗り越えてほしいと伝えるフレーズをご紹介します。

Hang in there.

ポイント

相手が苦境に立たされているときに使います。「そこで踏みとどまれ」というニュアンスで、何とか滑り落ちることなく持ちこたえてほしいという気持ちを伝えられます。

例文

I am totally lost. I don’t know what to do by the deadline.(途方にくれてるよ。期限までに何をしたら良いのかわからない)
Hang in there. You’re almost done.(へこたれないで。もう少しだよ)

Let’s work hard at it.

ポイント

「hard」は一生懸命という意味です。自分の目標に向かって打ち込んでいる人というより、同志に対して言葉をかけるときにふさわしい表現です。一緒に取り組んでいる仲間に「ともに頑張ろう」と伝えたいときに使いましょう。

例文

It’ll be less than a week.(1週間を切りましたね)
Let’s work hard at it. We are almost done.(一緒に頑張りましょう。もう少しです)

You can get through this.

ポイント

「君なら何とか切り抜けられるさ」という意味で、苦境をうまく抜け出してほしいときに使いましょう。相手が前向きな気持ちを失いかけていても、プレッシャーをかけずに伝えることができます。

例文

I have only one more month left until the deadline.(締め切りまで後1カ月しかないわ)
You can get through this. You’ll be finished then. (頑張って切り抜けよう。そしたらもう終わりだよ)

Don’t let it get you down.

ポイント

ここでの「down」は、気持ちが落ち込んでいる状態を表します。「落ち込む必要はないよ」という意味なので、元気や勢いを失っている人への励ましに使うと良いでしょう。「そんなことに負けちゃだめだよ」というニュアンスです。

例文

I’ve been doing it so long.(随分長くかかっちゃってるなぁ)
Don’t let it get you down. You’ll be fine.(頑張れ。大丈夫だよ)

Never give up.

ポイント

文字どおり「あきらめるな」という意味です。声かけだけでなく、手紙やメールに書いて送るメッセージや、組織のスローガンにも適しています。

例文

Never give up. I can’t wait to see you here in New York. (頑張れ。ここニューヨークで会えるのを楽しみにしているよ)

相手の心情に寄り添い、「頑張れ」を使い分けよう

英語で「頑張れ」と相手を応援したいときには、その場に応じた声掛けを使い分けることがポイントです。表現は一つではないので、「Keep on going.(その調子)」や「Never give up.(あきらめるな)」など、状況に応じた語彙を増やしてください。順調に成果を出している人には「その調子で頑張れ」と声をかける、上手く進んでいない人には「何とか持ちこたえて」と励ますなど、豊富な表現力を身に付け、ニュアンスを理解して使い分けていきましょう。





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