ビジネスでそのまま使える英語の「困った」ときのフレーズ集30選!

2020年2月19日

皆さんは「困る」という意味の英語の表現をいくつくらいイメージすることができるでしょうか?日本語の「困る」という表現はいろいろな場面で幅広く使うことができますが、実は英語では状況に応じて様々な表現を使い分けなくてはなりません。

そこでこの記事では、シチュエーション別に「困る」というニュアンスの表現を30個ご紹介します。使う相手や困った度合いなど、状況に応じて上手に使い分けることができるよう、ぜひ参考にして下さい。

ビジネスシーンで困ったときの表現

日本語で「困る」と一言に言っても「問題が起きている」、「行き詰まった」、「お手上げ」、「どうしたらいいかわからない」など、さまざまに言い換えることができますね。英語では日本語の「困る」の意味をすべてカバーするような直訳の単語はなく、状況に応じて様々な言い回しを用いる必要があります。ここでは主にビジネスシーンを想定して便利な表現をご紹介しますので、実際の状況を思い浮かべながら学習していきましょう。

受容できない、都合が悪い場合

相手の対応など、何か受け入れることのできないことがあった場合には「それは許容できません」としっかり伝えることが大切です。日本語ではついつい遠慮して遠回しな表現になりがちですが、英語ではなるべくストレートに意思を伝えることを意識しましょう。

受容できない場合

相手から受けとったものや内容があまりにも理想とかけ離れていて、「受容できない」といった強い拒絶を表す際は、haveやacceptといった許容を表す単語を用いて表現することができます。

I cannot have that.
(それは許容できません。)

I cannot accept that.
(それは許容できません。)

It’s not acceptable.
(それは許容不可です。)

It’s unacceptable.
(それは許容不可です。)

都合が悪い場合

「完全に拒絶するわけではないけれど、どこか都合が悪い」という場合には、以下のような表現を用いることもできます。wouldと過去形にすることで、どこか柔らかい印象を含ませることも可能です。

I would not be comfortable with that.
(それは都合が悪いです。)

It would be inconvenient for me.
(それは都合が悪いです。)

いずれのケースも、文末にbecauseをつけることで、「なぜ受容できないのか」、「なぜ都合が悪いのか」を相手に伝えることができます。単純に拒絶するのではなく、その理由を明確にし、相手に原因を伝えることも大切ですので、必ず理由を添えることを意識しましょう。特に取引先など大事な関係にある人には、丁寧に理由を添えないと粗野な印象を与えかねません。

問題が起きた場合

広い意味で「困った」というニュアンスを表す際は、おそらく皆さんも連想されるtroubleやproblemといった単語を使うことができます。ただし、両者には微妙なニュアンスの違いもありますので、まずはその違いから押さえておきましょう。

trouble:実際に行動を妨げるものや既に困っている問題。個人レベルの事柄。
problem:ネガティブな意味での問題。一般的な事柄。

問題が起こっている人が自分なのかどうかで使い分ける事も多いため、実際に自分が困っているという時にはtroubleを用いるのが正解です。実際に以下のような例文を用いて「困っている」という状況を相手に伝えることができます。

I’m in trouble.
(困っています。)

I’m having a trouble.
(困っています。)

I’ve got a problem.
(困ったことがあります。)

There is a problem
(困ったことがあります。)

なかなかうまくいかない場合

「何かに苦労している」、「四苦八苦している」というニュアンスを表す際には、troubleという単語を使わずに以下のような表現も用いることができます。

I’m having difficulty with ~
(~に苦労しています。)

I’m struggling with ~
(~に苦労しています。)

It’s bothering me.
(困惑しています。)

いずれも現在進行形を使っていますが、これにより「困っている」という状況をよりリアルに伝えることができます。struggleはもともと「戦う」という意味を持つ動詞ですので、かなり困っている様子を伝えることができますね。

どうしたらいいか分からない場合

「先が見えない」、「どうしらいいか分からない」などと途方に暮れている際には、以下のような表現が便利です。同僚や上司にアドバイスを請うたり、今行き詰っていることを説明することもできますので、何かを相談する際にはぜひ使ってみてください。

I don’t knowを用いて「困った」を伝える

I don’t know what to do.
(どうしたらいいのか分かりません。)

I don’t know how to ~
(どう~したらいいのか分かりません)

I don’t know what I should do.
(何をすべきか分かりません。)

what to doは「すべきこと」という名詞句なので、「何をしたらいいかわからない」と途方に暮れた状況を表すことができます。一方how toは「どう~すべきか」という意味なので、後ろに動詞を補ってあげる必要があります。how to deal with it「どう対処すべきか」という例文は非常に便利なので、覚えておくと良いでしょう。

また、「~べき」という意味の助動詞shouldを用いることもできます。その際、what以下は通常の文章(平叙文)の語順になりますので、what should I doと疑問文の語順にしないよう注意してください。

「困った」を伝える便利な表現

語彙の難易度は多少アップしますが、下記のような表現も困っているという深刻な状況をシンプルに伝えるには最適です。

I’m stumped
(行き詰っています。)

I’m stuck
(行き詰っています。)

I’m lost
(途方に暮れています。)

I’m at a loss
(途方に暮れています。)

I’m confused
(困惑しています。)

I’m overwhelmed.
(参りました。)

I’m screwed up.
(参った。)

stuckは「詰まっている」、lostは「迷子になる」といった意味ですが、転じて「困っている」というニュアンスを表すことができます。こうした単語は日常の英会話でもよく使う表現ですので、覚えておくと非常に便利でしょう。

また、最後にご紹介したscrewed upは「困った、下手こいた」という意味のスラング。友人や近い同僚に使うのは良いですが、くれぐれも上司や取引先には使うことのないよう気を付けてくださいね。

「困った」を強調する便利な表現

本当に困ったという状況を伝える際は、「本当に」「完全に」といった意味の単語を添えてあげるだけでも非常に有効です。ぜひ他の表現と組み合わせて使ってみてくださいね。

強調表現

so(とても)
really(本当に)
truely(本当に)
seriously(本当に)
completely(完全に)
totally(完全に)
badly(ひどく)
terribly(ひどく)
horribly(ひどく)

so「とても」は物事の度合いを表すことのできる便利な表現。badly、terribly、horriblyは「ひどく」というニュアンスを持つネガティブな表現ですので、相手の非を強くとがめる際には有効ですが、取引先などにはあまりおすすめしません。

取引先などにクレームを入れる場合

大事な取引先などに対して、何か困っている旨や不満を伝えたいというケースもあるでしょう。ただし、大事な取引先であればあるほど、単刀直入に伝えるのも難しいところ。失礼な表現を用いてしまうと、その先の関係性にも大きく関わってきます。ここでは取引先でも失礼のない、柔らかい印象の表現をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

I’m sorry, but I would like to say ~
(申し訳ありませんが、~です。)

I’m afraid I did not like that.
(恐縮ですが、私はそれが気に入りませんでした。)

I regret to say I am not satisfied with that.
(残念ながら、満足することができません。)

I have to say I am disappointed with ~
(~にがっかりしたと言わざるを得ません。)

若干遠回しに聞こえるかもしれませんが、I’m afraid「恐縮ですが」、I regret to say「残念ですが」、I have to say「言わなくてはなりません」などといった表現を頭に使うことでワンクッション入れることができます。こうした表現はビジネス英会話で非常に便利ですので、ぜひ覚えておきましょう。

要望を強く伝える場合

「困った」度合いが大きく、相手に強く改善を要求する場合には、下記のような表現が便利です。

便利なイディオムで注意喚起する

Please make sure that ~
(~よう気を付けて下さい)

Please keep in mind that ~
(~よう気を付けて下さい。)

Make sureは「必ず~する」、keep in mindは「覚えておく」という意味のイディオムで、いずれもビジネス英語では非常に便利な表現です。単純にrememberと言うよりも丁寧な表現で、英語レベルの印象もグッと上がりますので、ぜひこの機会に暗記してしまいましょう。

要望を強く伝える

注意喚起をしても何度も繰り返し問題が起こってしまい、どうしても強く言わなくてはならないケースもあるかもしれません。強めの表現ではありますが、その際にはとにかく相手に強く困っている状況を伝えましょう。

Please, don’t
(お願いだから勘弁してください。)

誰もが知る2語をくっつけただけの非常にシンプルな構文ですが、これを文章の後に付けるだけで、「もう本当にいい加減にして下さい」といった強い意志を伝えることができます。いきなり言うと相手も気分を悪くしてしまいますが、何度言っても直らない場合は有効だと言えるでしょう。どれだけ言っても困っている旨が通じない場合の最終手段だと考えてください。

状況に応じて「困る」の表現を使い分けよう!

ご紹介した通り、英語では「困る」を表す表現は非常にたくさんあります。話している相手が同僚なのか、上司なのか、取引先なのかによって使うべき表現も異なってきますし、どのくらい困っているかという度合いによっても、使うべき表現は変わってきます。

いきなりたくさん覚えるのが大変だと感じたら、troubleを使った表現を一つだけ暗記して、それにreally「本当に」といった強調の表現を付け加えるだけでも良いでしょう。とにかく「すごく困っている」というニュアンスさえ伝えることができれば、相手にアドバイスを求めたり、手伝ってもらうことができます。慣れてきたら次の表現を暗記して、徐々に語彙力を増やしていきましょう。

ぜひ今回の記事を参考に、状況に応じた「困った」という表現を活用してくださいね!

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長坂 ヒロ

長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
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