中途採用時のTOEIC600点は有利になる?基準について解説!


転職を考える際に、密接な関係にあるのがTOEICのスコア。データによると、2019年度新入社員内定者のスコア平均は547点で、世間一般では履歴書に書いてもいいスコアは600点以上と言われています。

ただし、これらはあくまで新入社員の立場であって、これからキャリアアップを目指して転職を考えている方は、ちょっと事情が異なってきます。
「これから転職活動を考えているけれど、TOEICのスコアは正直・・・」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

中途採用の基準スコア

「転職の際、どのくらいのTOEICスコアが必要になるの?」とお考えの方も多いと思いますが、まず一つの参考として、上場企業が中途採用者に求めるスコアの平均は710点だと言われています。

先ほどご紹介した新入社員内定者の平均スコアが547点でしたので、それよりもおよそ160点も高いことがお分かりでしょう。新入社員と違って、中途採用では会社は即戦力を期待しているので、当然求められる水準も高くなってきます。そうした意味でも、英語力は今後ますます重要度の高いスキルとなることは間違いないでしょう。

キャリアアップと英語の必要性

ただの転職ではなく、キャリアアップを視野に入れた転職であれば、英語はなおのこと重要になってきます。TOEICは可視化された数値なので、採用時のアピールとしても非常に有効。転職前に精一杯英語を勉強して高スコアを取得しておけば、転職活動において必ず有利になると考えられます。

上場企業への転職なら必須

ではどうしてキャリアアップにおいて英語は重要なのか。その理由を簡潔にご説明しましょう。

例えば上場企業への転職を狙っている場合、企業側は明確な採用基準こそ発表していなくても、約7割の企業がTOEICスコアを参考にしています。特に競争率の高い企業では、足切りとしてTOEICスコアを採用している企業も珍しくなく、現実としては英語のスキルによってキャリアアップへの夢が潰えてしまうということも考えられる状況なのです。

企業が求めているもの

グローバル化の波を受け、近年の企業では全社員に一定の英語力を求める傾向が高まっています。今までは特定の部署さえ英語を使えれば良いと考える企業が少なくありませんでしたが、現在は部署問わず、全社員に英語力が求められる時代になったと言えるかもしれません。

実際、企業や団体が不足していると考えるスキルは「英語」という項目がトップ。全社員の英語力を総合的に上げるというのは会社にとっても大変な作業なので、英語スキルの高い人材を獲得することが会社にとっても大きなメリットに成りえます。そのため、今後は採用時にますます高度な英語力が求められると考えて良いでしょう。

どのくらいのレベルがあればいい?

では実際に、キャリアアップにはどれくらいの英語力があれば良いのでしょうか?一般的に、企業側が求める英語スキルの水準は、「英語の会議で議論できるレベル」や、「通訳無しで一人で海外出張」といった、比較的高水準なものだと考えられています。

企業の期待値はあくまでも水準

ここで、TOEICスコアと実際英語を使った業務内容の相関関係を考えてみましょう。

700~795点日常業務の進行
800~895点ビジネス上で本格的に英語を活用

こちらの相関関係に加え、これだけ英語の需要が高まっているということを加味すると、冒頭でご紹介した710点というスコアはあくまでも水準だと考えなくてはなりません。もし企業に「欲しい」と思わせるような人材像になるならば、スコアは800点以上は目指したいところです。さらに、もし国際部門や外資系を目指しているなら、さらに高いスコアを目指す必要がありそうですね。

昇進や昇格

英語のスキルが必要とされるのは実は転職活動だけでなく、入社後も大変重要になってきます。というのも、一部の企業では昇進や昇格の判断要因としてTOEICレベルを参考にしているのです。

自身のTOEICスコアがそのままダイレクトに待遇面に反映されるわけですから、勉強しない手はありませんね。そうしたシステムは、社員の英語学習に対するモチベーション維持という意味でも、非常に有効だと言えるでしょう。

何を勉強すればいい?

ここまで読んで、「もっと英語スキルを上げなくては!」と感じた方は、おそらく同時に「じゃあどうやって勉強したらいいの?」と感じていることでしょう。TOEICでは4技能のすべてにおいてバランスの取れた英語力が必要とされるので、ここからはTOEICのスコアをアップさせるための実践的な方法を、ぞれぞれの項目別にご紹介していきたいと思います。

リーディング

リーディングでは、どんな内容が書いてあるかを予測しながら読むクセをつけると良いでしょう。日本語の文章を読むときと同じように、「こういう流れで来たらこういう展開になるな」と読めるようになれば、リーディングが上達してきた証拠です。同様に、分からない単語が出てきてもその都度辞書を引くのではなく、「こういう文脈だからおそらくこの単語はこういう意味だろうな」と推測することができれば、リーディングに対して自信を持っても良いでしょう。

特にリーディングが苦手な人は、同じ文章を何度も繰り返して読んだり、一文一文完璧に理解しようとする傾向があります。もちろん最終的には細部まで理解することも重要なのですが、最初は細かなところで立ち止まらず、英語の文章として全体を読む力を身につけていきましょう。

スピーキング

スピーキングに関しては、とにかく正しい発音、イントネーションをしっかりインプットすることが重要です。どれだけ英語を口に出しても、正しい発音を身に付けていなければあまり意味がありません。教材などでネイティブの発音やイントネーションをまねしながら覚えて、インプットとアウトプットをひたすら繰り返していきましょう。

特に注意しなくてはならないのが「カタカナ英語」。日本語の発音には英語に存在しないものが多数あり、カタカナで発音しようとするとどうやっても英語の発音は上手くなりません。英文にカタカナがふってある教材も多く見られますが、それはあくまで発音の目安。実際にどのように発音するのかはCDなどで必ず確認するようにしましょう。

ライティング

ライティングの基本になるのはやはり英文法。英語が苦手という方は、まずは学校で習うような文法の基礎をしっかりと押さえ、正しい文法を理解することが先決です。難しい構文を用いて伝わらない文章を書こうとするよりも、簡単な構文を用いて伝わる英文に表現したほうが、確実に評価されます。簡単なものからで良いので、少しずつ英語の形を自分のものにしていきましょう。

また、ライティングでは熟語表現も大変便利になってきます。上手に熟語を使えるかどうかで英語の印象もかなり変わってきますので、まずは熟語をインプットし、意味からすぐに熟語を連想できるくらいのレベルまでは訓練しましょう。

リスニング

リスニング上達のための有効な手段はいくつかありますが、ここでは中でも特に効果を期待できる方法を3つご紹介します。

ディクテーション

ディクテーションとは聞こえてきた音声をひたすら紙に書き写し、あとで原文と照らし合わせて聞き取れていなかった箇所をチェックするという方法。一見地味な方法に思えるかもしれませんが、これを繰り返すことにより英語独特の発音や言い回しが自然と身に付いていきます。

また、英語には単語と単語がつながったように聞こえる「リエゾン」というものがありますが、これを正確に聞き取るようになるにはやはりディクテーションが非常に効果的。最初のうちはなかなか聞き取れませんが、徐々に慣れてくれば難しいとされるリエゾンも聞き取れるようになりますよ!

スラッシュリーディング

ディクテーションがあまりにも難しすぎるという方は、意味のかたまりごとに文章に印をつけていくスラッシュリーディングも効果的です。これにより語順と意味を正しく理解できるようにもなりますので、リスニングと同時にライティングやリーディングの力もあわせて鍛えることができます。

スラッシュリーディングに慣れてくると、そのうちスラッシュを引かなくてもスラスラと英文が読めるようになります。物理的にもその方が速く英文を読むことができますので、慣れてきたら徐々にスラッシュを引かずに読む練習をすると良いでしょう。

スピーキング力を鍛える

リスニングは「耳」を育てることにフォーカスしがちですが、実は正しい発音やイントネーションを覚えるといったスピーキング力とも大きく関係してきます。そのため、スピーキング力を鍛えることが、そのままリスニング力の向上にも繋がってくると考えてよいでしょう。

自分自身が正しい発音をできるようになれば、その単語もおのずと聞き取れるようになってくるもの。ぜひリスニングとスピーキングはセットで練習することをおすすめします。

転職でキャリアアップを考えているなら、まずはTOEICから!

いかがでしたでしょうか?TOEICを受けることで英語力の向上につながることはもちろん、自分自身の英語力や努力を定量的に企業にアピールすることができます。入社してからも英語が得意なことで仕事の幅は格段に広がりますし、ご紹介のとおり待遇面にも直結してくるかもしれません。

今後のキャリアアップの手段としては他の資格などよりも有効性が明確でいろんな業種において重宝されるので、これから転職などのキャリアアップを検討している方は、ぜひTOEIC対策に取り組んでみてはいかがでしょうか?

最初はなかなか結果が付いてこないかもしれませんが、継続することで徐々に身に付くのが語学というもの。今回の記事を参考に、TOEICで必要とされる4つのスキルをぜひ磨いてみてくださいね!

「まずは英語で話せるようになりたい!」
「英語は何となくわかるけど話そうとすると頭が真っ白…」

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