
海外でタクシーに乗る時の英語表現
海外、国内に関わらず公共交通機関は生活に切っても切り離せない存在ですが、様々な手段の中でもタクシーは特に英会話が必要とされる場面です。タクシー乗車シーンで使う英文自体はそれほど難しいものではないので、この機会に是非言い回しを覚えてしまいましょう。

海外、国内に関わらず公共交通機関は生活に切っても切り離せない存在ですが、様々な手段の中でもタクシーは特に英会話が必要とされる場面です。
特に目的地を伝える、料金支払のシーンではトラブルになるケースもあるため、コミュニケーションはより一層大事なものとなります。
とは言え、タクシー乗車シーンで使う英文自体はそれほど難しいものではないので、この機会に是非言い回しを覚えてしまいましょう。
タクシー乗り場を探す英語表現
海外も日本と同様に、ショッピングセンターや駅などでタクシー乗り場が設置されているのを時々見かけます。
タクシー乗り場を探す際、インフォメーションセンターや人に尋ねることもあるでしょう。
そんなときはこのようなフレーズが役に立ちます。
▼例文
Excuse me. I’d like to go to the taxi stand.
すみません。タクシー乗り場に行きたいのですが。
▼例文
Do you know where the taxi stand is?
タクシー乗り場がどこにあるかご存じですか?
タクシー乗り場の表現は以下のように、国によって違って表現がされます。
アメリカ | taxi(cab) stand |
---|---|
イギリス | taxi(cab) rank |
タクシーを呼ぶときの英語表現
ホテルや観光地から直接目的地に向かう時や、周辺にタクシーを捕まえられるところがない場合などはタクシーを呼んで迎えに来てもらうこともあります。
その場合、ホテルのフロントなどに頼んで呼んでもらう事ができます。
▼例文
Could you please call a taxi for me?
タクシーを呼んでいただけますか?
よく間違った例文として「Could you call me a taxi?」という英文が挙げる人がいますが、これでは「私をタクシーと呼んでくれますか?」という不自然な文章になってしまいます。
▼例文
Could you call a taxi to pick me up at 10 a.m.?
午前10時に迎えに来てもらえるようにタクシーを呼んでもらえますか?
また自分でタクシーを呼ぶ場合は、フロントに信頼できるタクシー会社を聞いてみましょう。
▼例文
Would you give me the phone number of a taxi company?
タクシー会社の電話番号を教えてもらえますか?
そして自分で予約をする場合は、迎えに行く住所、時間、乗車人数、目的地を伝えましょう。
▼例文
Can I get a taxi to the A Museum? We are two.
A博物館までタクシーをお願いできますか?こちらは2人です。
▼例文
Could you pick me up at the A Hotel at 6 p.m.?
午後6時にAホテルまで迎えに来てもらえますか?
▼例文
I would like to reserve a taxi from the airport to the A Hotel.
空港からAホテルまでのタクシーを予約したいです。
行き先を告げる時
タクシーが到着したら、まずは正確に行先を伝えましょう。英語の発音に不安があれば、地図や住所などを紙に書いて渡すことをおすすめします。
▼例文
Can you take me to~?
~までお願いできますか?
▼例文
Please take me to this address.
この住所までお願いします。
メーターをつけてもらう時
海外でタクシーに乗った時はまずメーターをつけてもらうようにします。
料金トラブルの多くに、メーターを入れてもらうことをせず到着してから金額が高いなどで揉めるということがあるようです。
ガイドがついている場合はメーターを入れるように言ってくれることもありますが、自分たちだけで行動している場合は、必ず入れてもらうようにしましょう。
▼例文
Could you turn on/ start the meter, please?
メーターをつけて下さい。
「Could you~?」と表現するとかなり丁寧にお願いをしている表現となります。
降車する時
目的地の近くに着いた場合や、万が一渋滞がひどく、やむなく交通手段を変える際には、降車する旨をドライバーに伝えます。
▼例文
Can you drop me here?
ここで降ろしてもらえますか?
▼例文
I will get off here.
ここで降ります。
タクシーを降りる際は忘れ物に気を付けて、運転手にお礼を伝えましょう。
▼例文
Thank you! Have a good(great) day.
ありがとう!良い日を!
先に言われたら、
▼例文
Thank you, you too.
ありがとう、あなたも。
と言うと気持ちがいいですよ。
支払をする時
無事に目的地に到着したら、運賃を支払います。欧米諸国ではチップの文化がありますので、10%ほど多めに払い、お釣りをそのままドライバーに渡すという方法がスマートでしょう。
▼例文
How much is it?
いくらですか?
▼例文
Do you accept credit card?
クレジットカードは使えますか?
▼例文
Please keep the change.
お釣りはそのままお取りください。
▼例文
Can I have the change please?
お釣りを下さい。
▼例文
May I have the receipt, please?
領収書をいただけますか?
チップの文化のある国では、おつり用の細かいお金を用意していない場合もあり、おつりをチップとしてそのまま受け取られることもあります。
そういう国ではチップは渡したほうが良いので、お釣りが多くなりすぎないように予めお金を用意しておく方が良いでしょう。
荷物の積み上げ・下ろしをする時
最後に、タクシー乗車時に大きい荷物がある場合について解説します。トランクは自動で開かないことが多いので、まずはドライバーに荷物がある旨を伝えることが大切です。
▼例文
Could you put the luggage in the trunk?
荷物をトランクに入れていただけますか?
▼例文
Can you open the trunk for me?
トランクを開けてもらえますか?
タクシー内で使える表現
▼例文
Hi, how’s your day going so far?
こんにちは、今日は調子どうですか?
▼例文
Do you have any good places for lunch you would recommend around here?
このあたりにランチにオススメの場所はありますか?
▼例文
How much longer till we reach the restaurant?
あとどのくらいかかりますか?
▼例文
I don’t have much time. Could you please go as fast as possible?
あまり時間がないのです。できるだけ速く行ってもらえませんか?
現地のタクシー事情を調べよう
日本と海外ではタクシー事情も随分と異なるので、渡航する予定がある場合は予めその国のタクシー事情を調べておく必要があります。
料金や支払いはトラブルになりやすいシーンなので、チップの文化の有無や料金相場は入念に調べておくようにしましょう。
特に治安が良くないエリアがあるところでは、観光客は狙われやすく、料金のぼったくりや遠回り、場合によっては荷物を持ち逃げされることもあります。
安全にタクシーを利用するためにも、ホテルに信頼できるタクシー会社を教えてもらう、路上で声をかけてくるタクシーに乗らない、などの身を守る対策もしっかりと調べておきましょう。
また、最近ではUberタクシーの人気も高く、一般ドライバーの運転による配車サービスも利用できます。