
すぐ使える英語の接客フレーズ【トラブル編】
国内の飲食店でも海外からのお客さんが来店する機会が多くなった昨今。相手に不手際等があった際も、日本語の場合と同じで誠意ある対処が重要です。この記事では接客時のトラブルで使える英語フレーズをいくつかご紹介していきます。

国内の飲食店でも海外からのお客さんが来店する機会が多くなった昨今。
普段のお仕事の中でも英語で接する機会が増えてきたのではないでしょうか。
慣れない英語だと意思疎通が不十分で、思いがけないトラブルに見舞われることもあるかもしれません。
相手に不手際等があった際も、日本語の場合と同じで誠意ある対処が重要です。
この記事では接客時のトラブルで使える英語フレーズをいくつかご紹介していきます。
謝罪をする時の英語フレーズ
謝罪と言えばI’m sorry.「ごめんなさい」が定番ですが、ビジネス上のトラブルにおいては丁寧な謝罪が大切です。
▼例文
I’m so(deeply) sorry.
本当に申し訳ございません。
▼例文
I apologize for inconvenience.
ご不便をおかけして申し訳ございません。
▼例文
We are terribly sorry for putting you in an unpleasant situation.
不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。
クレームがあった時点でどちらに非があるか分からない場合でも、相手の不愉快な気持ちにたいして寄り添うことも大切です。
▼例文
I understand how that must have made you feel.
お気持ちはよく分かります。
▼例文
I understand completely. It must be very hard for you.
分かりますよ。大変ですよね。
状況を確認する時の英語フレーズ
クレームに対していきなり反論などはせずに、まず冷静に状況の確認をしましょう。
その上で適切な対処をすることが大事です。
▼例文
Is everything alright?
いかがなさいましたか?
▼例文
>What exactly happened?
何があったのですか?
▼例文
Let’s calm down and talk this out.
冷静に話し合いましょう。
▼例文
Would you like to tell me what the problem was?
何が問題だったか教えていただけますか?
ミスを認める時の英語フレーズ
状況を把握した結果、こちら側に非があった場合はその旨を速やかに認めましょう。
▼例文
There was an error.
ミスがありました。
▼例文
That’s our fault.
私たちの間違いです。
対処をする時の英語フレーズ
トラブルが起きた際は迅速な対処が必要です。
まず相手に対処をすることを伝えて、納得・安心をしてもらいましょう。
▼例文
I’ll check on it immediately.
ただちに確認します。
▼例文
I’ll handle it right away.
すぐに対処します。
▼例文
The manager will be here soon.
すぐに責任者がまいります。
▼例文
I’ll do the best that I can.
出来る限りの最善を尽くします。
解決したときの英語フレーズ
トラブルが解決した場合は改めてその不手際をお詫びした上で、今後の対策について伝えましょう。
▼例文
Again, we apologize for the inconvenience.
ご不便おかけしましたことを再度お詫び申し上げます。
▼例文
I will make sure this kind of thing never happens again.
二度とこのような事が起こらないように致します。
▼例文
In the future, we will be thorough on staff training.
今後はスタッフ教育を徹底して参ります。
意見をもらった場合には、以下のように返すのも誠実な対応の一つです。
▼例文
Thank you for your opinion. We will use that for future reference.
ご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。
お断りする時の英語フレーズ
こちらに非がなかった場合でも、場合によっては相手からの過剰なリクエストでトラブルが生じることもあるでしょう。
文化的な違いによってトラブルが起きることも少なくはありませんが、時にはできないことはきっぱりとお断りすることも大事なことです。
▼例文
I’m afraid but I can’t.
恐れ入りますが、できません。
▼例文
Unfortunately, that’s not acceptable.
あいにくですが、それは受け入れられません。
丁寧な表現を理解しておこう!
トラブルが起きた際、英語で捲し立てられてしまうと、気持ちが焦ってしまいそうですが、冷静に対処することが大事です。
トラブルが起きた際は相手への丁寧な謝罪も必要ですが、それががなぜ起きたかを把握した上で適切な対処をすることが求められます。
焦って対処してしまっては、事態が思わぬ方向へ悪化してしまうこともあります。
ピンチの時に一歩引いて冷静に対処できるように、使えるフレーズは覚えておきましょう!