【学び直し英文法】未来形とは

2022年3月24日


英語の表現に欠かせない一つに「時制」があります。
「いつ」のことを話すか、それは日常会話において必要な表現ですよね。

「今から〇〇するんだ」「明日は〇〇の予定」と話す時、「未来」のことを話している表現を使う必要があります。
そんなときに使う文法が「未来形」。

皆さんは「未来形」と言えば、「will」と「be going to」の二つを学んだと思います。
この二つの意味と用法の違い、分かりますか?

そして未来のことを表現するには、これ以外の表現もあります。
今回は「未来形」について解説をしていきたいと思います。

「will」と「be going to」

まずは中学で学んだ未来形「will」と「be going to」についておさらいをしていきましょう。
「will」は未来のことを話すときに使う「助動詞」、「be going to」は「句動詞」です。

どちらも未来のことを述べますが、それぞれ意味やニュアンスが異なり、以下のような違いがあります。

will自分の意思や主観が関わる未来のことを述べる
be going toある程度決まっていることを述べる

まずはこのニュアンスの違いを頭に入れて、それぞれ掘り下げていってみましょう。

will が示す主なニュアンス

「will」は助動詞以外にも「名詞」「動詞」として使われることもあり、その意味は「意思」や「決意(する)」という意味があります。
その意味が示すように、この単語には「あることへの意思をもつ」というイメージがあり、助動詞として未来を述べる時にもそのニュアンスが含まれます。

【will】が述べる未来に関するニュアンス

  • 今決めたことについて述べる
  • 相手への問いかけや働きかけ
  • 自分の推測

be going to が示す主なニュアンス

「be going to」は句動詞と呼ばれ、「動詞+副詞(前置詞)」の組み合わせで特別な意味を持つ、定型フレーズです。
意味としては「~することになっている」となり、予め「そう決まっている」ことについて述べるニュアンスがあります。

【be going to】が述べる未来に関するニュアンス

  • 前々から決まっていること(予定)
  • 予定(が決まっているか)を尋ねる時
  • 確実に起こると思える未来のことを予測する時

willの使い方

文法

「will」は「助動詞」なので、助動詞の文法に則って文章を組み立てます。

【平叙文の文法】

「will」+「動詞」

例文

I will read this book tomorrow.
私は明日、この本を読みます。

【否定文の文法】

「will」+「not」+「動詞」

否定文の場合は「will」の後に「not」を置きます。

例文

I will not go there tomorrow.
私は明日そこには行きません。

【疑問文の文法(疑問詞を使わない場合)】

「Will」+「主語」+「動詞」

疑問文の場合は「主語」と「will」の位置を入れ替えます。

疑問文(疑問詞無し)の例文

Will you go to the park tomorrow?
明日は公園に行きますか?

【疑問文の文法(疑問詞を使う場合)】

「疑問詞」+「will」+「主語」+「動詞」

疑問詞を使った疑問文の場合は、「主語」と「will」を入れ替えた疑問文の文頭に「疑問詞」を置きます。

疑問文(疑問詞有り)の例文

Where will you go tomorrow?
明日はどこに行くのですか?

will を使った表現が適切な文脈

willは自分の意思や主観が関わる未来に関して述べる時に使います

「~しよう(と決めた)」「~するつもり(でいる)」など、自分の意思でその先の未来を決めて述べる時や、「~だろう(と自分は思っている、予測している)」といった自分の主観によって推測した未来について述べるときに使います

今決めたこと

willは「ちょうど今しようと決めた」という意味合いの時に使います。

例文

I am tired of walking.
歩き疲れました。

-Then we will take a break.
-じゃあ休憩しよう。

問いかけや約束

相手に対して「~しよう」と働きかけたり、約束をしたりする際に使います。

例文

You seem to be busy.I will help you with something.
忙しそうだね。何か手伝うよ。

-Thanks for helping.I will thank you next time.
-手伝ってくれてありがとう。今度お礼するね。

不確実な未来を予測

そして確定していない不確実な未来を予測する際にも使われます。
あくまでもそれは個人の主観による推測で、推測の域を出ない程度の内容の時に使われます。

例文

I think it will clear up this weekend.
今週末は晴れると思う。

be going toの使い方

文法

「be going to」を使った英文は、「will」をそのまま差し替える形でできます。

【平叙文の文法】

「主語」+「be」+「going」+「to」+「動詞」

be動詞は主語に合わせて変えてくださいね。

例文

I am going to go to the US next year.
私は来年アメリカに行く予定です。

【否定文の文法】

「主語」+「be」+「not」+「going」+「to」+「動詞」

否定文の場合は「be動詞」の後に「not」を置きます。

例文

I am not going to go anywhere tomorrow.
明日はどこにも行きません。

【疑問文の文法(疑問詞を使わない場合)】

「be」+「主語」+「going」+「to」+「動詞」

疑問文の場合は「主語」と「be動詞」の位置を入れ替えます。

疑問文(疑問詞無し)の例文

Are you going to eat sushi tomorrow?
明日はお寿司を食べに行くのですか?

【疑問文の文法(疑問詞を使う場合)】

「疑問詞」+「be」+「主語」+「going」+「to」+「動詞」

疑問詞を使った疑問文の場合は、「主語」と「be動詞」の位置を入れ替えた疑問文の文頭に「疑問詞」を置きます。

疑問文(疑問詞有り)の例文

Where are you going to go tomorrow?
明日はどこに行く予定ですか?

be going to を使った表現が適切な文脈

「be going to」は「既にそうなることが決まっている」という既定路線のニュアンスを含んだ未来形で、確定している場合や計画などをしていてそうなることが予め決まっている場合、原因や状況から考えてそうなることが(ほぼ)確実であろう場合に使用できます。

決定済みの予定

be going toは既定路線の予定について、予め決まっている、その予定のために前々から準備をしていた、計画をしていた事柄などを述べる時に使います。

例文

I am going to buy a TV.
私はテレビを買う予定です。

確実と思える予測

また、これまでの状況やある原因から、客観的に見て近い将来起こるに違いない事柄について述べる場合もbe going toを使います。

例文

She worked very hard. She is going to fall asleep soon tonight.
彼女はとても働きました。今夜はすぐに眠りに落ちるでしょう。

その他の未来形

未来を表現する文の中でも、「will」や「be going to」を使わない特殊なケースがいくつか存在します。
未来の性質によって表現を変えることで、細かいニュアンスで未来のことを表現する事ができます。

パターンが多く複雑にも感じられるかもしれませんが、その未来の性質を考えると区別がつきやすくなります。

繰り返す・反復する予定なら「現在形」

自分の意思などに関わらず、習慣的に繰り返される予定は「現在形」で表現するのが適切です。

例えば電車の発着や授業の開始時間、予め決まっている予定で繰り返す場合が良い例です。

例文

Classes begin at 9:00 a.m. each morning.
授業は毎朝9時から始まります。

The liner departs at 15:00.
定期船は15時に出発します。

準備万端で計画的な未来は「現在進行形」

予め決まっている未来について述べるときは「現在進行形」で表現します。
「be going to」と非常に似た用法で、訳を見てもそのニュアンスは分かりません。

例文

I am going to attend the meeting tomorrow.
私は明日のミーティングに参加する予定です。

I am attending the meeting tomorrow.
私は明日のミーティングに参加する予定です。

どちらも日本語訳では同じ意味と思いますが、実はそれぞれ違うニュアンスが含まれています。
その違いはその未来に向けて準備ができているか、の違いがあります。
予め計画をしていて、その準備が出来ている場合は「現在進行形」を使い、「準備ができている」ことを強調するニュアンスで使用します。

公的な義務や決まっている予定なら「be to ~」

予定が公的な義務や、公に決まっているものであるならば「be to~」を使った表現を使います。

イベントの予定や守る必要があるルールのような義務的な予定などの場合は以下のように表現します。

例文

Alcohol is not to be served after 10pm.
午後10時以降のアルコール提供はできません。

I am to arrive at Haneda airport at 10:00 p.m.
私は午後10時に羽田空港に到着する予定です。

近い未来を表すなら「be about to」

be about toはbe going toよりも近い未来、すぐ目の前にある未来について述べる場合に使う表現で、「今~するところ」と表現する際に使います。

この表現をする場合、今すぐの未来のことを述べるので未来を表す副詞や副詞句と一緒に使いません。

例文

I am just about to go out now.
今出かけようとしているところだ。

She is about to cry.
彼女は今にも泣きだしそうです。

まとめ

英語の未来形、未来表現について解説をしていきましたが、基本の「will」「be going to」に加えて沢山の表現があったので、少し混乱をしてしまっているかもしれません。

英語の場合は日本語から考えずに、まずイメージからその意味を考えてみる方が理解しやすくなります。

今回解説をした未来形、未来表現も「未来の性質」によって違いがありました。
どんな未来なのかによって適切な表現があり、その使い分けができると正確に情報を伝える事ができます。

最初のうちは難しいかもしれませんが、この考え方に慣れてくると徐々に英語での的確な表現ができるようになってきます。

英語習得は継続、繰り返しです。毎日少しずつでもいいので、学習を継続できるように頑張っていきましょう!

参考記事

【学び直し英文法】進行形とは

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