英語のシャドーイングで効果が高いオススメの教材は?

英語のリスニング力アップに抜群の効果があるとされる「シャドーイング」。音声を聞こえたとおりに口に出すことで発音を改善していくトレーニング方法で、リスニング以外にもスピーキングやリーディングといった総合的な英語スキル向上にも役立ちます。

この記事ではシャドーイングの具体的な勉強法や教材の選び方、さらにはおすすめの教材もご紹介していきます。英語学習の一環としてシャドーイングを取り入れてみようと考えている方はもちろん、「シャドーイングってなに?」という初心者の方もぜひ参考にして下さいね。

シャドーイング教材の選び方

シャドーイングを始めるにあたって、正しい教材を選ぶことは非常に大切です。最大限の効果を得るためにも、以下の3つのポイントに注意しながら教材を選んでください。

難しすぎるものを選ばない

シャドーイングに用いる教材は、難しすぎるものを選ぶと効果が薄れてしまいます。文章レベルの目安としては、分からないものが2割程度のもの、あるいは辞書なしで読んでもある程度内容が理解できるものが理想。教材の英文にサッと目を通し、どのくらい内容を理解できるのかチェックしてみましょう。

比較的短文のものを選ぶ

シャドーイングの目的は聞こえてきた英語をそのまま理解することですので、比較的短文のものを選ぶのがおすすめです。英文が長すぎるとなかなか処理が追いつかず、頭にも定着しづらくなってしまいます。特に初めのうちは、なるべく文構造もシンプルな教材を選び、一文一文丁寧にこなしていくことを意識すると良いでしょう。

興味のあるジャンルを選ぶ

シャドーイングのように継続が大事になってくるトレーニングは、いかにモチベーションを維持するかがポイントになってきます。あまり興味のない内容だとすぐに飽きてしまうので、なるべく自分の興味があるジャンルや、好きなジャンルを選ぶと継続しやすくなります。

実際に自分がどんなシーンで英語を使いたいのかを想定し、それに沿ったテーマの文章を選ぶのもポイントの一つ。「楽しい!」とポジティブな感情で取り組める教材の方が記憶も定着しやすいので、シャドーイングの効果も大きくなりますよ。

シャドーイングおすすめの教材

ここからは、実際にシャドーイングを行っていくにあたりおすすめの教材を3つご紹介していきます。先ほどご紹介した「教材の選び方」を頭に入れながら、ご自身にぴったりの教材を探してみてくださいね。

英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 [CD2枚付]

ビジネスで英語を使おうと考えている方におすすめの一冊。堅苦しいビジネス英会話ではなく、ビジネスシーンで日常的に使う表現をまとめているので、より実践的な英語を効率よく学ぶことができます。

英文レベルも比較的簡単なので、初心者の方にもぴったり。例文を何度もシャドーイングすれば、そのままビジネスシーンで活用できる内容になっています。

Amazonで購入

みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)

音読、リスニング、リピーティング、シャドーイングを1セットにし、発音を効果的に向上させることのできる一冊。文章は中学生レベルのものが多いので、英語初心者の方にはぴったりです。

付属のCDには早口の音声が収録されていたり、利用者が発音するための空白の時間が設けられていたりと、様々な工夫が見られます。電子書籍のKindle版なら、よりお得な料金で購入できるのも嬉しいですね。

Amazonで購入

Kindle版は書籍版よりもお得に購入ができます!

Amazonで購入(Kindle版)

CD付 究極の英語リスニング Vol.1 ― SVL 1000語レベルで1万語[最初の1000語] (究極シリーズ)

英語初心者が絶対に押さえたい基礎単語1000語を交えながら、リスニングの基礎を築くことのできる一冊。音声スピードもゆっくり、普通、速いの3段階に分けられているので、レベルに合わせてトレーニングしていくことができます。

観光やビジネスなど、多様なシーンを想定した50のキットが用意されているので、聞いていてなかなか飽きないのも嬉しいところ。シリーズはvol.1からvol.4まであるので、一冊終わったら次の一冊へと、徐々にスキルアップしていきましょう!

Amazonで購入

シャドーイング教材を使った勉強法

ご自身にぴったりの教材を選んだら、早速「正しい勉強法」を意識しながらシャドーイングを実践していきましょう。シャドーイングの勉強法は音を聞こえたとおりに発音することが基本ですが、実はそれにも様々なステップがあります。

英文を聞こえたとおりに発音する

最初のステップとして、まずは聞こえた通りに発音してみましょう。意味が分からなくても問題ないので、最初は聞くことに集中することが大切です。一つ一つの音をそのまま再現するつもりで声に出してみましょう。

また、いきなり文章を全部発音しようとすると大変なので、初めのうちは30秒程度からスタートし、慣れてきたら少しずつ長くしていくのがおすすめです。特にシャドーイングをやるのが初めてという方は、少しずつ慣れていくことを意識してください。

だんだん大きく発音する

最初のうちは、ボソボソと発音する「マンブリング」程度で問題ありませんが、一通り慣れてきたら声を徐々に大きくしていき、通常の会話程度までボリュームを上げていきましょう。ここでも単語を見ながら発音するよりも、音声を聞こえたとおりに声に出すことの方が重要です。

声を大きくしたときにうまく発音できない箇所があれば、そこが上手に発音を聞き取れていいなかった単語。その単語の正しい発音を何度も反復し、発音できていない単語を一つずつクリアにしていきましょう。

聞きなれたら、意味を意識する

ここまで来たら、発音面はだいぶ改善されています。今度は文章の意味を意識し、頭の中で文章で描かれているシーンをイメージしながらシャドーイングしてみましょう。

発音しながら意味が理解できるようになれば、その文章はバッチリです。意味が分からない部分や、発音が分からない単語などは、この時に印などをつけておくと後で役立ちます。

テキストを確認

最後に、音声を一旦ストップし、英文の内容をテキストベースで確認します。聞き取れていなかった箇所や意味が分かっていなかった箇所は、一度辞書などを引き、すべて文脈を理解できるようになるまで読み解きましょう。

また、これまで上手く発音できていなかった単語は、辞書の発音記号などを活用しながら、正しい発音を確認しておくことも大切です。

自宅じゃなくても勉強は可能

継続が大切なシャドーイングは、いかに日常生活の中に取り込むかも大切なポイントになってきます。自宅で毎日時間を確保できればベストですが、それ以外にもシャドーイングを実践できるシーンはたくさんあります。

例えば通勤電車の中やカフェといった公共の場でも、口パクでやることでシャドーイングの効果を得ることは十分に可能です。また、家の中でもお風呂やトイレといったスキマ時間を利用すると効果的です。肩ひじ張らず、上手に日常生活に取り入れることを意識してみてください。

シャドーイングはディクテーションと一緒にやると効果大

シャドーイングはそれ以外の勉強法と組み合わせることで、より効果を高めることも期待できます。以下に代表的な3つの勉強法をご紹介しますので、ご自身で効果がありそうと思えるものはぜひ取り入れてみてください。

リピーティング

シャドーイングが難しく感じる場合は、リピーティングからスタートするのも効果的です。リピーティングとは一文一文音声を止めながら発話する勉強法で、ゆっくりじっくり勉強していきたいという初心者の方には特におすすめです。

リピーティングは発音やイントネーションを一つずつ確認できるのが最大のメリットですので、音を正確に再現することを意識しながら進めていきましょう。音声の速度を調整できる教材であれば、リピーティングに使う際も非常に便利ですね。

オーバーラッピング

シャドーイングが一通り終わったら、英文が聞こえてくるのと同時に音読する「オーバーラッピング」も効果的です。音を「重ねる(overlap)」ことにより、音声と自分の発音の違いに気づくことができるので、発音を正しく矯正することができます。

ただし、オーバーラッピングはいきなり初めてもあまり効果が期待できません。一通りシャドーイングを行い、テキストで文章の意味を確認してから取り組むようにしてください。

ディクテーション

音声を聞こえたとおりに書き取る「ディクテーション」も、シャドーイングとの相性は抜群です。わからない箇所があったら、聞き取れるようになるまで何度も再生し、その後でスクリプトと見比べるのがディクテーションの基本です。このディクテーションにより、聞き取れていない箇所をすべて洗い出すことができるので、リスニングでどういった箇所を聞き逃しやすいのかを分析することもできますね。

シャドーイングとディクテーションはリスニング向上のために非常に効果的な勉強法ですが、両者を交互に行うと相乗効果も期待できます。いきなり二つを同時に始めるのは大変ですので、初心者の方はシャドーイングに慣れてきたらディクテーションも併せて実践してみてください。

自分にぴったりの教材でシャドーイングを極めよう!

リスニングだけでなく、英語力全体を底上げすることのできるシャドーイング。初心者から上級者まで効率よくスキルアップしていくことのできる便利な勉強法ですが、そのためには「正しい勉強法」や「正しい教材選び」が必要不可欠です。

また、シャドーイングは継続することにより初めて効果が実感できるのも特徴の一つ。「今日はリスニングがんばろう」と意気込んで何時間も勉強するより、一日20~30分で良いので毎日継続することの方が大切です。通勤電車や寝る前の時間など、自分の中の日常に上手に取り入れ、ぜひシャドーイングをルーティン化してくださいね。

  • この記事を書いた人
長坂 ヒロ

長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
旅するカモノハシ~「自由ですけどなにか?」~

-リスニング
-, ,

Copyright© 1億人の英語 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.