英語のことわざ45選|使えるとカッコいい!愛と勇気の厳選集

日本語と同様に、英語にも多くのことわざがあります。教訓が詰まったことわざを使いこなせると、コミュニケーションの幅が広がります。英語のことわざも、比喩表現が使われることが多く、直訳では意味を取りづらいときがあります。会話の中でふいにことわざが出てきても対応できるよう、事前に英語のことわざを学んでおきましょう。
この記事では、「努力編」「人生編」「恋愛・結婚編」の3つのテーマで厳選したことわざをご紹介します。

英語のことわざの魅力とは

英語のことわざには、英語圏で暮らす人々の生活の知恵や教訓が詰まっています。まずは、英語のことわざの特徴と、ことわざを覚えるメリットをお伝えします。

英語のことわざの特徴

英語のことわざは、英語圏で長く言い伝えられてきたものです。そのため、使われる単語や比喩表現に歴史や文化的背景、価値観が詰まっています。また、音韻を踏んだことわざも多く、響きが美しいことも特徴です。ただし、音韻を優先して通常の文法ルールから外れているものもあり、中には事前にそのことわざを知っていないと、意味が理解しづらいものもあります。

英語のことわざを覚えるメリット

ことわざを覚える最大のメリットは、英語表現が豊かになることです。短い英文で、説得力のある深い意味を伝えられることから、ことわざを使いこなせれば英語圏の人に一目置かれるような知性を感じさせる会話ができるようになるでしょう。また、日本語と同じ意味を持つことわざでも、英語では異なる表現を使っているものが多数あり、英語圏特有の比喩表現から、ことわざが伝える教訓の奥行きを感じられます。
ことわざは、基礎学習で集中的に学ぶテーマではなく、文法のようなルールに基づく定型的な学習とは異なります。そのため、英語圏で暮らす人々の生活の息吹や知恵に触れることができ、新鮮な発見が得られます。英語学習に疲れたときのスパイスに、ことわざ学習を取り入れてみましょう。

力が湧く!英語のことわざ15【努力編】

日々の生活では、目標の達成に向けて努力をしていても、高い目標を前に挫折しかけたり、立ちはだかる壁に意気消沈したりすることがあります。そんなときに力をくれる英語のことわざをお伝えします。

You can’t make an omelet without breaking a few eggs.
(何かを成し遂げるには犠牲はつきもの)

直訳は「オムレツを作るには卵を割らなければならない」。転じて、「犠牲を恐れていては、大きなことは成し遂げられない」という意味になります。

Better late than never.
(遅れても、やらないよりはまし)

始めようとしていたことのうち、もう遅いと諦めていることはありませんか。遅れてでも、実行したほうが良いという意味が込められています。

The early bird catches the worm.
(早起きは三文の徳)

早起きが評価されるのは英語圏でも同じです。直訳は「早く起きた鳥は虫を捕まえる」という意味です。

Practice makes perfect.
(練習が完璧をつくる)

目標を達成し、大成するためには日々の練習が大切という意味です。完璧に見える人は、大抵知らないところで愚直に努力をしています。

God helps those who help themselves.
(天は自ら助くる者を助く)

努力をする人には、天からの助けがあるということわざです。怠惰で、人を頼ってばかりいる人には幸福は訪れない、という意味合いになります。

Rome wasn’t built in a day.
(ローマは一日にして成らず)

大きな仕事を成し遂げるには長い月日が掛かります。コツコツと努力をすることの大切さを伝えることわざです。日本語のことわざの「継続は力なり」に近い表現と言えるでしょう。

Strike while the iron is hot.
(鉄は熱いうちに打て)

物事は時機を逃さず実行に移すことが大切、という意味合いです。スピードの大切さを伝える点では、「善は急げ」や「思い立ったが吉日」とも近い意味を持ちます。

Time is money.
(時は金なり)

日本でもしばしば使われる有名なことわざです。時計の針は戻せません。時間の浪費は高い出費であるという価値観は英語圏でも共通です。

Failure teaches success.
(失敗は成功のもと)

日本と同様、英語圏でも失敗を糧にして成功につなげるという教えがあります。似た表現としては、「No pain, no gain.(痛みがなければ、得るものもない)」が知られています。

When the going gets tough, the tough get going.
(苦しくなったら、強い者の出番)

「tough」と「going」が異なる意味で二度使われ、音韻がきれいに踏まれています。直訳は「進むことがつらくなったとき、強い者が進んでいく」という意味です。苦しい局面のとき、強く意志を持っている者こそが活躍できる。意志の強さと行動力を問うことわざです。

The squeaky wheel gets the grease.
(軋む車輪は油を差される)

車輪の軋みを、人の声に例えています。相手に行動を求めるなら、主張することが大切。黙っていては誰も動いてくれない、ということを伝えています。

Fortune favors the bold.
(幸運は勇敢な者を好む)

勇気を持って物事を行動に移せる人に、幸運が巡ってくるという意味です。日本の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」に近い表現です。

Hope for the best, but prepare for the worst.
(備えあれば憂いなし)

日本でもよく使われることわざです。直訳は「最善を期待しつつ、最悪の結果に備える」となります。

Better safe than sorry.
(残念な結果を見るよりは、今、確認したほうが良い)

物事は時間が経過したり、口約束で済ませたりすると、互いの認識がずれてしまうときがあります。たとえ必要でないように見えても念のため確認しておくべき、ということわざです。

You can lead a horse to water, but you can’t make him drink.
(馬を水際まで連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない)

「水を飲むのは馬次第」が転じ、チャンスを生かすかどうかはその人次第、という意味になります。また、他人に物事を無理強いできないという意味でも使われます。

心に響く!英語のことわざ15【人生編】

昔から使われている英語のことわざには、人生を豊かにするエッセンスが詰まっています。英語の豊かな表現を楽しみながら見ていきましょう。

Laughter is the best medicine.
(笑いは一番の薬)

日本でも、「笑う門には福来る」と言われます。笑いは人が生きる上で大切なエネルギーです。

It is no use crying over spilt milk.
(覆水盆に返らず)

直訳は「こぼしたミルクを嘆いても仕方ない」。水でなく、ミルクをこぼすところが英語圏らしい表現と言えます。

Good things come to those who wait.
(果報は寝て待て)

「待つ者には良いことが起こる」が直訳です。あれこれ悩むよりも、来るべきタイミングを待つことも大切ということがわかります。

All work and no play makes Jack a dull boy.
(よく遊び、よく学べ)

「勉強ばかりで遊んでいないと、ジャックはダメな男の子になる」という意味です。人生には、息抜きする時間も必要です。

Honesty is the best policy.
(正直は最善の策)

嘘をつくと、また嘘を重ねなくてはならなくなります。誠実に人生を歩むことの大切さを伝えています。

The fear is worse than the pain.
(案ずるより産むが易し)

直訳は、「恐れは痛みより悪い問題である」です。日本語の「案ずるより産むが易し」と同じ意味です。

After rain comes fair weather.
(雨降って地固まる)

このことわざも、日本語と同じ考えが込められています。直訳は、「雨の後は良い天気がやってくる」という意味になります。

Two heads are better than one.
(三人寄れば文殊の知恵)

直訳は、「一人よりも二人で考えるほうが良い」という意味。日本語では三人ですが、英語では二人という違いも興味深いところです。

No time like the present.
(思い立ったが吉日)

「今のような時機は絶対にない」という意味です。転じて、「今が好機である」という意味になります。

Opportunity only knocks once.
(チャンスは一度しか来ない)

過ぎ去った後に幸運をつかもうとしてもつかむところがないという「幸運の女神は前髪しかない」ということわざの意味と同じです。好機は逃さずつかめということです。

What goes around comes around.
(情けは人の為ならず)

「自分のしたことは自分に返ってくる」という意味です。日本のことわざでは、「情けは人の為ならず」「因果応報」「自業自得」などと共通した意味があります。

To err is human, to forgive divine.
(間違いを犯すのは人間、許すのは神)

人が間違いを犯すのは当然で、間違いを許すのは神のなせる業。「許す」ことの大切さを説いています。

Don’t judge a book by its cover.
(本を表紙で判断してはいけない)

本を人に例えたことわざです。外見で、人やモノを判断してはいけないということを伝えています。

Eat, drink, and be merry.
(食べて、飲んで、楽しめ!)

聖書にある「Eat, drink, and be merry, for tomorrow we die.」という一節を引用しています。「今を大切にしよう」という意味で使われます。

Actions speak louder than words.
(行動は、言葉よりも良く聞こえる)

「口で立派なことを言っても行動が伴わなければ意味がない」という意です。「行動」の大切さが説かれています。

愛に学ぶ!英語のことわざ15【恋愛・結婚編】

人々にとって、恋愛や結婚はいつの時代も大きな関心事の一つです。先人の息吹が感じられる、愛にまつわることわざをご紹介します。

Love begets love. (愛は愛を生む)

自分が愛を持って接すれば相手にも愛が生まれるという意味です。愛の輪を広げていく大切さを伝えています。

Absence makes the heart grow fonder.

(会えない時間が愛を育てる)

昔、日本の歌謡曲でも歌われていました。好きな人に会えない時間が続くと、なぜか恋しくなるものです。

All is fair in love and war.
(愛と戦争では全てが公平である)

人は誰かを愛したとき、自分でも信じられないことをしてしまうときがあります。愛においてルールはない、何をしても卑怯ではない、という意味が込められています。

Love is blind.
(恋は盲目)

恋の病と呼ばれるように、恋に落ちると人は普通でなくなります。恋愛中は相手の悪いところが見えなくなるのは英語圏でも同じのようです。

Two is company, three is a crowd.
(2人なら仲間、3人は群衆)

3人目が加わると、仲間割れが起こるという意味です。意中の人との間に恋のライバルが出現し、関係がギクシャクするような状態をいいます。

A hedge between keeps friendship green.
(親しき仲にも礼儀あり)

「間に垣根があれば友情は保たれる」となります。いくら仲が良くても、互いについて知りすぎてしまうと、百年の恋も冷める、ということが読み取れます。

He that would the daughter win, must with the mother first begin.
(将を射んとせば馬を射よ)

直訳は「娘を得たいなら、まずは母親から」。仕事も恋愛も、外堀から埋めていくことが大切、ということでしょう。

Love me, love my dog.
(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い)

直訳は「私が好きなら、私の犬も好きになる」。人を愛すると、その人の持ち物まで愛しくなるものです。

There’s no place like home.
(我が家に勝るところなし)

どこの国でも、マイホームへの愛は共通と言えるでしょう。やはり、我が家は一番良いものです。

Way to a man’s heart is through his stomach.
(人の心をつかむなら、胃袋から)

直訳は、「男性の心への道は、胃袋を通る」。日本でも「胃袋をつかめ」と言いますが、男性は昔から美味しい料理を作る女性に弱いのかもしれません。

When poverty comes in at the door, love flies out of the window.
(金の切れ間が縁の切れ目)

残念ですが、経済力と愛の力関係は洋の東西を問わないようです。直訳は「貧乏が戸口に来ると、愛は窓から飛んでいく」です。

It takes two to tango.
(タンゴを踊るには2人必要)

結婚生活は2人で築き上げていくもの。1人でタンゴを踊れないように、夫婦喧嘩は片方だけが悪いということはない、と諭すことわざです。

The peacock has fair feathers, but foul feet.
(美しいものにも難点はある)

直訳は「クジャクの羽は美しいが、その足は汚い」。美しく見える人も醜い部分があると伝えています。

Charity begins at home.
(博愛は自分の家から始まる)

家の外でいくら良い顔をしていても、家庭を顧みない人は考えものです。まずは自分の家族から大切にしようということわざです。

Love laughs at locksmiths.
(愛はどんな障害も乗り越える)

愛の強さを、「鍵屋(locksmiths)も鍵をかけられない」と例えています。「laugh at」で、「馬鹿にしてあざ笑う」という意味です。

ことわざが持つ深い意味を味わいながら、英語学習に役立てよう

英語のことわざは難しそうに感じますが、積み重ねられてきた知恵や、底に流れる人の気持ちは洋の東西を問いません。英語圏で長く言い伝えられてきたことわざからも、日々を前向きに生きる力を得られたり、周囲の人々とのかかわり方について、考えさせられたりすることもあるでしょう。英語のことわざが伝える意味の深さを味わいながら、日常生活やビジネスシーンで使ってみてはいかがでしょうか。

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