【学び直し英文法】疑問詞とは
疑問詞とは文中で、人や物、時間、理由などを尋ねるときに使う言葉のことです。疑問詞を使った疑問文は基本でありながらも、種類が比較的多いこともあり最初につまずきやすい単元の一つです。今回は疑問詞を使った疑問文を整理しながら解説をしていきたいと思います。
疑問詞とは文中で、人や物、時間、理由などを尋ねるときに使う言葉のことです。
尋ねたい対象がある時に疑問詞に置き換えて疑問文を作成します。
疑問詞を使った疑問文は基本でありながらも、種類が比較的多いこともあり最初につまずきやすい単元の一つです。
今回は疑問詞を使った疑問文を整理しながら解説をしていきたいと思います。
疑問文の作り方
まず疑問文の作り方からおさらいをしていきましょう。
be動詞・一般動詞の疑問文と、疑問詞を使った疑問文では作り方がやや異なります。
be動詞・一般動詞の疑問文の作り方
be動詞を使った英文の場合は、be動詞と主語を入れ替えます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]平叙文:「主語」+「be動詞」~
疑問文:「be動詞」+「主語」~
[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Are you hungry?
あなたはおなかすいていますか?[/st-mybox]
一般動詞を使った英文の場合は、文頭に「Do,Does,Did」のいずれかを置きます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]平叙文:「主語」+「一般動詞」~
疑問文:「Do,Does,Did」+「主語」+「一般動詞」~
[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Do you live in Tokyo?
あなたは東京在住ですか?[/st-mybox]
疑問詞を使った疑問文の作り方
疑問詞を使った疑問文の場合、必ず文頭に疑問文を置きます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]What did you do at the beach?
ビーチでは何をしましたか?[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Where do you live?
どこに住んでいるのですか?[/st-mybox]
そして疑問詞が主語になる場合とそうでない場合で英文の作り方が異なります。
[st-mybox title=”疑問詞が主語となる場合” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]「疑問詞(主語として置く)」+「肯定文」~
[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Who teaches English?
英語を教えるのは誰ですか?[/st-mybox]
[st-mybox title=”疑問詞が主語でない場合” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]「疑問詞」+「通常の疑問文」~
[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]What do you want to eat for dinner?
晩御飯は何が食べたいですか?[/st-mybox]
そして疑問詞を使った疑問文の場合、文末はやや下がり調子で発音します。
疑問代名詞
疑問代名詞は疑問詞の基本となる文法です。
相手に「人」や「物」、「事柄」などその行動や現象の主体(名詞)について尋ねる場合に使われます。
疑問文の中で疑問詞は「主語」として扱われます。
疑問詞はその対象が「人」であるか、「物」「事柄」であるかによって使う種類が異なりますので、しっかり理解を深めてくださいね。
人を尋ねるときに使う疑問代名詞
人を尋ねるときに使う疑問詞には3種類あり、
- who(誰が)
- whom(誰を)
- whose(誰の)
それぞれ用途が異なります。
who
「who」は疑問文の中で主語の位置で使う(主格)場合に使われます。
その行動、現象の主体が誰であるかを尋ねています。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Who built this building?
このビルを建てたのは誰ですか?[/st-mybox]
whom
「whom」は疑問文の中で目的語の位置で使う(目的格)場合に使われます。
その行動、現象が及ぶ対象が誰であるかを尋ねています。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Whom did you call?
あなたは誰に電話しましたか?[/st-mybox]
whose
「whose」は疑問文の中で所有者を尋ねる(所有格)場合に使われます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Whose is this smartphone?
このスマートフォンは誰のものですか?[/st-mybox]
物を尋ねるときに使う疑問代名詞
疑問文の中で尋ねたい対象が「物」や「事柄」、つまり「人以外」の場合は「what」を使います。
人を尋ねる場合のように「主格」「目的格」「所有格」の区別はありません。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]What happened?
何が起きたのですか?[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]What is your opinion?
あなたの意見は何ですか?[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]What color is your hair?
あなたの髪は何色ですか?[/st-mybox]
複数の人・物を尋ねるときに使う疑問代名詞
複数の人や物、事柄の中からどれを選ぶかを尋ねる場合は「which」を使います。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Which do you prefer?
あなたはどちらを好みますか?[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Which way do you go?
どちらの道を行きますか?[/st-mybox]
疑問副詞
疑問副詞は場所や時間、理由などを尋ねたい時に使います。
疑問副詞には
- why(なぜ)
- where(どこ)
- how(どのように)
- when(いつ)
などがあります。
疑問副詞を使った疑問文の場合、疑問詞は主語にはならないので、「疑問詞」+「通常の疑問文(動詞+主語~)」の形を取ります。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Where is my notebook?
私のノートはどこですか?[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]How are you?
調子どう?[/st-mybox]
Howの使い方
疑問副詞「How」には「どのように」という意味で使う事ができますが、「How」の後に形容詞や副詞を組み合わせることで、程度や量について尋ねる表現ができます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]How long will you stay in Tokyo?
東京にはどのくらい滞在するのですか?[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]How tall is this tower?
このタワーの高さはどのくらいですか?[/st-mybox]
【How+形容詞(副詞)】の形でよく使われる表現
意味 | 例文 | |
---|---|---|
how far | 距離 | How far can you swim? |
how fast | 速さ | How fast can you run? |
how long | 長さ | How long did you study? |
how much | 量 | How much is this apple? |
how old | 年齢 | How old are you? |
how tall | 高さ | How tall is Tokyo Sky Tree? |
疑問形容詞
疑問詞のwhatやwhichの後に名詞をつけて「何の~」「どんな~」とすることで、疑問詞を形容詞的に使う方法があります。
what+名詞
「what」+「名詞」は色々な場面で使う事ができる表現で「what time~」であれば「何時」、「what kind of music~」と聞けば「どんな種類の音楽」と表現ができます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]What type of fashion is popular in this store?
このお店ではどんなタイプのファッションが人気ですか?[/st-mybox]
which+名詞
「which」+「名詞」の場合、いくつか選択肢があるうちのどれかを聞きたい場合に使用します。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Which color is your favorite?
どの色が好みですか?[/st-mybox]
「どれ」を聞くという点では「what」と「which」は似ていますが、「what」は不定数の中から、「which」は一定数の中からという違いがあります。
whose+名詞
「whose」+「名詞」は所有者を聞きたい場合に使用します。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]Whose car is that?
あれは誰の車ですか?[/st-mybox]
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