「筋トレ」って英語で何て言う?筋トレで使う正しい英語を学ぼう!

2021年4月6日


ライフスタイルの変化に伴い、近年はジムなどに通って筋トレに励む方が増えています。英語の勉強を始めたばかりの方には、「筋トレしている」という日常を英語で表現してみたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

実際、海外では日本以上にジムに通う文化が浸透しており、ジムの話題によって英会話が盛り上がる可能性も十分に考えられます。

そこでこの記事では、筋トレにまつわる様々な英語表現をテーマごとにご紹介します。この内容を押さえれば筋トレに関して英語で不自由なく表現できるようになりますので、英語学習と筋トレを同時進行している方は必見です!

運動をする表現

そもそも「筋トレって英語で何と言うの?」と感じる方も多いことでしょう。「筋トレ」は基本的に「work out」という動詞や、「workout」という名詞を用いて表現されます

例文

I work out on my free time.
私は暇な時に筋トレをします。

例文

Where do you work out?
どこで筋トレしているのですか?

例文

How often do you work out?
どのくらいの頻度で筋トレしているのですか?

例文

Stay hydrated during your workout.
筋トレ中は十分に水分補給してください。

同様に、筋トレはstrength trainingと表現することもできます。ただし、work outに比べるとそこまで使用頻度は高くありません。「筋トレをする」と言う場合には do strength trainingとなります。

例文

I like to do strength training on my days off.
私は休みの日に筋トレをするのが好きです。

もし「筋トレをする」ではなく「ジムに行く」と表現したい場合には、hit the gymという慣用表現を用いると便利でしょう。もちろんgo to gymという基本動詞を使っても問題ありません。

例文

Do you want to hit the gym tonight?
今夜ジムに行くのはどうですか?

英語で「筋トレ」を表現しようとする際、ついつい「exercise」や「muscle training」などと言いたくなってしまう方も少なくないでしょう。しかし「exercise」は筋トレに限らず運動全般を指す言葉ですし、「muscle training」は直訳過ぎて英語としてはあまり好まれません。

そのため、まずは「work out」か「strength training」のいずれかを習得することをおすすめします。

トレーニングで使われる表現

続いては、筋トレにまつわる様々な表現をテーマごとにご紹介していきます。ご自身で使えそうな表現はどんどん覚え、英会話にも積極的に取り入れてください。

体型

英語で体型について話すうえでは、正しい単語を選ぶことが大切です。自分のことならまだしも、相手に不適切な単語を使うと失礼にあたりますので、それぞれのニュアンスの違いまでしっかりとチェックして下さい。

例文

He is slim(slender).
彼は痩せています。

「痩せている」と表現するには、日本語でもお馴染みのslimやslenderを使うのがおすすめ。他にもskinnyやthinなどが考えられますが、文脈によっては日本語の「ガリガリ」のように、どこかネガティブな意味に捉えられてしまう可能性もあります。

例文

I've been overweight.
最近太ってきました。

例文

I'm getting chubby.
最近ぽっちゃりしてきました。

「太っている」と言えばfatを最初に思い浮かべる方がほとんどですが、fatは直接的すぎて失礼な表現ですので、避けた方が無難です。より柔らかい表現のoverweightや、優しい印象を与えるchubbyなどを用いるようにして下さい。特にchubbyは「ぽっちゃりした」という意味で、太っていることをやんわりと言うにはぴったりです。

例文

He is muscular.
彼は筋肉質です。

「筋肉質」はmuscularという形容詞で表現され、体がガッチリしている人はもちろん、細身の人でも問題なく使うことができます。これだけで「マッチョ」という意味にもなりますので、相手を褒める言葉として覚えておくと便利でしょう。

例文

He has a good shape.
彼の体は引き締まっています。

「引き締まっている」は日本語でもお馴染みのshapeを用いて表現すると便利でしょう。shapeは体のラインを表す単語で、in a ~ shapeで「~な体」という意味を持たせることができます。また、get in shapeで「体を鍛える」と慣用表現的に使うこともできます。

例文

I've gotten flabby.
最近たるんできています。

「たるんでいる」という表現にはflabbyという形容詞がぴったり。日本語の「たるんでいる」と同様に相手に使うと少し失礼ですが、自分の体や身近な人の体に対して自虐的に用いると、相手の笑いを誘うことができるかもしれません。

例文

I want to get abs.
私は割れた腹筋を手に入れたいです。

例文

He has a six pack.
彼の腹筋は割れています。

「腹筋が割れている」と言うには、筋トレをやっている方なら誰もがご存知のsix packを使うと便利です。ただしsix packは腹筋が6つに綺麗に割れている状態ですので、もっと広い意味で「腹筋」と言いたい時にはabsという単語を用いると良いでしょう。

例文

You are fit.
あなたの体は健康的ですね。

fitは「健康的」という意味を持つ形容詞。必ずしもマッチョということではなく、健康的に引き締まった状態を指します。日常的にも「健康的だ」、「丈夫だ」という意味でポジティブに用いられる単語です。

例文

I want to lose my weight.
私は体重を減らしたいです。

例文

I've gained weight.
最近太ってきました。

「体重を減らす」はlose weight、「体重が増える」はgain weightという慣用表現が便利。この場合のweightは「体重」を意味しています。

例文

I need to get rid of my stomach fat.
お腹の贅肉を落とさなきゃ。

 
stomachは「胃」という意味で覚えている方も多いですが、もっと広い範囲で「お腹」という意味で使うことができます。また、fatには「太っている」という意味の形容詞だけでなく「贅肉」や「脂肪」という名詞としての働きもあり、get rid ofは「~を取り除くという意味の重要イディオムです。

体の部位

続いて、体の部位についても確認しておきましょう。筋肉に関連する単語は初めて目にするものがほとんどかと思いますが、覚えておけばすぐに英会話にも活用することができます。
男性の背中

体の部位英語
chest
stomach
腕(二の腕、前腕)arm(upper arm, forearm)
背中back
lower back
buttock
ふとももthigh
ふくらはぎcalf
neck

例文

My upper arms are getting flabby.
二の腕がたるんでいます。

例文

I've put on around my buttocks.
お尻が太ってきました。

基本的な体の部位は既にご存知の方も多いでしょう。英語では背中から腰までにかけてをbackと言うため、もし日本語のように背中と腰を区別したければlower back「腰」と使い分けをしなくてはなりません。

また「尻」はhipを思い浮かべる方が多いかと思いますが、実はhipという単語はお尻ではなく、腰骨周辺のくびれてるエリアを指す言葉です。日本語の「尻」に当たる部分を言うなら、buttocksやbottomといった単語を用いるようにして下さい。いずれも下品な要素は無く、フォーマルな場でも問題なく使うことができます。

体の部位英語
上腕二頭筋biceps
上腕三頭筋triceps
僧帽筋trapezius muscle
ハムストリングhamstring
大胸筋pectorals major muscle
三角筋deltoid muscle
広背筋latissimus dorsi muscle

例文

Let me see your biceps flexed.
あなたの上腕二頭筋(力こぶ)を見せてください。

例文

The purpose of the training is to train deltoid muscle.
このトレーニングの目的は三角筋を鍛えることです。

筋肉に関する英単語は聞き慣れないものがほとんどかと思います。英語では珍しいスペルも多く、一気に覚えるのはなかなか難しく思えることでしょう。英会話であれば「ここの筋肉」などと指差しながら言えば、決して困ることはありません。

運動

続いて、それぞれのトレーニングを表す英単語をリストで確認しましょう。難しい語彙は少なく、基礎単語を組み合わせた表現が多いのが特徴です。

腕を鍛える男性

トレーニング英語
ウォーミングアップwarm up
腕立て伏せpush-ups
腹筋運動sit-ups
背筋運動back extension
懸垂chin-ups
逆立ちhandstand
スクワットsquat
ベンチプレスbench-press
ダンベルフライdumbbell fly
有酸素運動cardio
ジョギングjogging
自重トレーニングself-weight training

例文

How many push-ups can you do?
腕立て伏せを何回できますか?

例文

You need to warm up before the training.
トレーニングの前はウォーミングアップをしてください。

Upという単語が目立ちますが、これはpush-up「押し上げる=腕立て伏せ」、sit-up「起き上がる=腹筋」、chin-up「あごを上げる=懸垂する」と、それぞれ体の動きの変化を表したものです。

近年、日本でも話題の「自重トレーニング」は、自分自身の体重が負荷となり、器具なしで実践できる手軽さが人気のトレーニング方法。英語でもself-weight trainingと、意味通りの表現となります。

その他の表現

筋トレでよく使う表現は他にも盛りだくさん!ここでは筋トレを行う際に必ずと言って良いほど用いる表現をご紹介しましょう。

筋トレにまつわる表現英語
伸ばすextend
曲げるflex
息を吸う、吐くinhale, exhale
力を入れるtighten
姿勢を維持するsit up
正しい姿勢good posture
負荷をかけるput a burden
補助するspot
~回を〇セット〇sets of ~reps

例文

Extend your back and flex your arms.
背中を伸ばして、両腕を曲げてください。

例文

Inhale and exhale deeply.
深く息を吸い込み、深く息を吐いてください。

例文

Tighten your back and keep a good posture.
背中に力を入れて、良い姿勢を保ってください。

例文

Today I will put a burden on my abs.
今日は腹筋に負荷をかけようと思います。

例文

Can you spot me?
私を支えてもらえますか?

「息を吸う(吐く)」は英語でinhale(exhale)という単語を使います。もし覚えづらいという方は、breathe「息を吸う」という動詞を用いたbreathe in(out)という表現を使っても良いでしょう。

最後にご紹介~sets of …reps「…回を~セット」という表現も、筋トレの際にはぜひとも覚えておきたい表現。このrepはrepetitions「反復」の略語であり、英語でも「レップス」と発音されます。

まとめ

筋トレと英語学習に共通して言えることは、いずれも基礎が大事だということです。毎日少しずつ積み重ねて徐々にレベルアップをしていくことが原則であり、いきなり高いレベルを狙おうとしてはいけません。初見の単語は意味や発音も確認しながら、少しずつ英会話において実践していくことが大切です。

また、筋トレで使われるカタカナ語は和製英語も多いため、そのまま英語で使っても通じなかったり、違う意味に捉えられてしまうということが十分に考えられます。ジムに通う中で「これって英語で何て言うんだっけ?」と考えながらトレーニングすれば、英語も筋力も同時に鍛えていくことができるでしょう。

ぜひこの記事で筋トレに関する正しい英語表現を身に付け、ご自身の筋トレ事情について英語で話してみてくださいね!

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長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
旅するカモノハシ~「自由ですけどなにか?」~
ぶら~りブラジル

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