すぐ使える英語の接客フレーズ【カフェ編】

2021年2月18日


近年は日本に住む外国人の数も増加傾向にあり、日常のふとした機会で外国人をもてなすことも多くなったのではないでしょうか?

そんな時、普段使わない英語をしゃべろうとしても何かとあたふたしてしまうものです。

そこでこの記事では、外国人をおもてなす際に便利な表現をシーン別に細かく分けてご紹介します。

よくある定番のフレーズを覚えておけばいざという時にも困ることはありませんので、ぜひこの機会に接客フレーズをマスターしましょう!

来店時の英語フレーズ

外国人のお客様でも日本語ペラペラというケースは少なくないので、まずはいつも通り日本語でコミュニケーションを図って問題ありません。もしそれでも上手く意思疎通が取れないなと感じたら、すぐに英語脳に切り替えて挨拶をしましょう。

例文

Good afternoon (Good evening.).How are you?
いらっしゃいませ。

例文

Welcome to ○○.
~へようこそ。

挨拶が終わったら、まずは人数の確認です。「何名様ですか?」と聞いても構いませんし、「〇名様でよろしいですか?」と聞いても構いません。

例文

How many (of you)?
何名様ですか?

例文

Two?
2名様ですか?

場合によっては、事前予約がされている可能性もあります。カジュアルなレストランなら問題ありませんが、高級なレストランにお勤めの方は予約の有無も確認するようにしましょう。

例文

Do you have a reservation?
ご予約はされていますか?

混雑時で待ち時間が出てしまう場合には、以下の表現で簡単に待ち時間を伝えることができます。

例文

It’s going to be about 10 minutes wait.
約10分待ちです。

完全禁煙のレストランが増えてきてはいますが、もし禁煙・喫煙が分かれている場合には、下記の表現で希望を聞くことができます。ただし欧米では完全禁煙が日本よりもはるかに進んでいるので、そこまで気にしなくても良いかもしれません。

例文

Would you like smoking or non-smoking?
喫煙席と禁煙席のどちらがよろしいですか?

万が一満席の場合には、以下の定番表現を覚えておくと便利です。その際、先ほどの待ち時間をセットで伝えると良いでしょう。

例文

I'm sorry, we are full right now.
申し訳ございませんが只今満席です。

お客様の希望をすべてお伺いしたら、いよいよ席へご案内します。また、自由席の場合にはその旨も伝えないと困惑してしまう可能性がありますので、注意して下さい。

例文

I will take you to the seat.
席までご案内します。

例文

Please take a seat anywhere you like.
お好きな席へどうぞ。

注文を取る時の英語フレーズ

席に案内してしばらくしたら、タイミングを見計らって注文を取りに行きます。欧米諸国では店員を呼ぶ文化が根付いていないので、こちらから意識して様子を窺うようにしましょう。

例文

May I take your order?
ご注文をお伺いしてもよろしいですか?

例文

What would you like?
何をご希望なさいますか?

少し高級なレストランだと、おすすめを聞かれることがよくあります。外国人はそのお店のおすすめを食べたいと感じる傾向にあるようですので、ぜひ事前に表現をマスターしておきましょう。

例文

I would recommend this.
こちらをおすすめします。

メニュー内容によっては、選択肢を聞かなくてはなりません。シンプルに「〇〇 o r ○○」だけでも問題ありませんが、下記のように聞くとより丁寧な印象になります。

例文

Which would you prefer, salad or soup?
サラダとスープどちらになさいますか?

例文

How would you like your steak?
ステーキの焼き加減はいかがなさいますか?

例文

Rare, medium, well-done?
レア、ミディアム、ウェルダンどちらにしますか?

例文

Would you like your coffee before or after the meal?
コーヒーは食前と食後どちらになさいますか?

注文を聞いたら、それで全てなのか確認します。For nowを付け足すと「今は(とりあえず)」という意味を付け足すことができ、非常に便利です。

例文

Anything else?
他に何かございますか?

例文

Is that everything for now?
以上でよろしいでしょうか?

例文

Let me repeat your order. I have ***, **** and ****. Is that all?
ご注文を確認いたします。***と****と****、以上でよろしいですか?

料理を提供する時の英語フレーズ

料理の準備ができたら、テーブルにサーブしていきます。日本語では「ごゆっくりどうぞ」と付け足しますが、英語では「お楽しみください」というニュアンスのEnjoyがぴったりです。

例文

Thank you for waiting.Here's your 〇〇.
お待たせいたしました。こちらがご注文の○○です。

例文

I’ll bring your ○○ right now.
あなたの○○は只今お持ちします。

例文

Have you received all your meals?
ご注文の品は以上でよろしいですか?

例文

Please enjoy your meal.
どうぞお食事をお楽しみください。

サーブしてしばらくしたら、お客様に感想を聞いてみるのも良いでしょう。カジュアルなレストランなら必要ありませんが、欧米諸国では感想を聞くのがきわめて一般的です。

例文

How is everything?
お料理はいかがですか?

例文

Is everything all right?
味は問題ございませんか?

もしコース料理などで次に料理がある際には、まずは食器を下げて良いか確認するようにしましょう。フォークとナイフを斜めに置いていたら、食べ終わったというサインとして受け
取ることもできます。

例文

Finished?
お済みですか?

例文

May I take your plates?
お下げしてもよろしいですか?

例文

I’ll bring coffee right now.
ただいまコーヒーをお持ちします。

お会計の時の英語フレーズ

カジュアルなレストランでは伝票を料理提供後に渡しますが、そうでなければお客様のリクエストがあってから伝票を渡すのが一般的です。また、近年は支払方法も多様化していますので、支払方法に関する表現も身に付くと良いでしょう。

例文

That will be 5,000 yen all together.
合計で5,000円になります。

例文

Would you like to pay together or separately?
お支払いはご一緒ですか、それとも別々ですか?

例文

Would you like to pay by cash or credit card?
お支払方法は現金ですか、カードですか?

例文

Sign here, please.
こちらにサインをお願いします。

例文

Here’s 300 yen in change.
こちら300円のお返しです。

例文

Thank you very much. Have a nice day / good night.
ありがとうございました。良い一日(夜)を。

その他よく使う英語フレーズ

ここまでのフレーズを覚えれば一通りの接客を問題なくこなすことができますが、ここからは覚えておくとさらに役立つ接客フレーズをご紹介します。相手を気遣う丁寧な接客を心がけ、ワンランク上の接客を身に付けましょう!

商品をオススメする時

お客様が商品に迷っている際は、おすすめを教えてあげると喜ばれます。先述の通り欧米諸国ではレストランのおすすめを好む人が多いので、積極的に活用しましょう。

例文

Here are today’s specials.
こちら本日のおすすめです。

例文

That comes with rice and soup.
それはご飯とスープがセットで付きます。

例文

Can I get you anything else?
他に何か追加でご注文はありますか?

品切れの時

万が一注文いただいた品が無い場合には、お詫びしてその旨を伝えます。その際、代替案を提示してあげると、より親切かもしれません。

例文

I’m sorry. We are all out of that.
申し訳ございません、そちら品切れです。

例文

We have a similar menu here. How about this one?
似たメニューがこちらにございますが、いかがでしょうか?

例文

Just a moment please. I’ll check with the store manager.
少々お待ちください。店長に確認いたします。

提供に時間がかかる時

提供まで予想以上に時間がかかってしまった場合には、まずお詫びをしてからサーブするようにしましょう。先に目安時間を伝えておけば、こうしたトラブルも回避することができます。

例文

It will take about 20 minutes.
20分ほどお時間頂きます。

例文

I’m sorry for the delay. Your food will be right out.
遅くなって申し訳ございません。もうすぐお持ちします。

例文

I’m sorry. Please let me check on it.
申し訳ございません。只今確認いたします。

電話の予約を受ける時

レストランの予約は、電話で受けることも少なくありません。英語で電話となると緊張してしまいますが、決まったフレーズさえ覚えておけば難なくこなすことができます。

例文

For what time and how many?
何時に何名様ですか?

例文

May I have your name, please?
お名前をよろしいですか?

例文

Which course would you prefer?
どのコースをご希望ですか?

例文

Do you have any allergies or anything you don’t eat?
何かアレルギーや食べられないものはありますか?

例文

Would you like a smoking or non-smoking seat?
喫煙席と禁煙席どちらになさいますか?

アニメで英語を学ぼう



丁寧な表現を理解しておこう!

接客の際には、あくまで相手がお客様だということを忘れずに、丁寧な表現を心がける必要があります。

そのため、何かを聞く際には、「May I ~?」「Would I ~?」「Would you like ~?」「Could I ~?」といった丁寧な表現を使うよう心がけましょう。

助動詞を過去形にするだけでも、相手に与える印象は大きく異なってきます。

接客に役立つ様々なフレーズをご紹介しましたが、いずれも決して難しい文法ではないということがお分かりいただけたのではないでしょうか?

ぜひこの記事を参考に、ご自身が使えそうな基本的な表現を覚え、いざという時に困らない英会話力を身に付けてください!

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長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
旅するカモノハシ~「自由ですけどなにか?」~
ぶら~りブラジル

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