洋楽で英語の力をつけるためには?おすすめの楽曲もご紹介

2020年6月2日

英語学習に対して「退屈」「続けるのが難しい」といった印象を持っている方も少なくないですが、そんな方におすすめなのが洋楽です。音楽を聴きながら楽しく英語を学習できるだけでなく、自然な言い回しが勝手に身に付くのも大きな魅力と言えるでしょう。

この記事では、洋楽で英語を習得するメリットや学習法はもちろん、おすすめのアーティスト・楽曲もご紹介します。楽しく継続できる洋楽で、ぜひ英語のスキルをアップさせましょう!

洋楽で英語を学習するメリット

テキストなどを用いる英語学習と比較し、洋楽にはどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは大きく分けて4つのメリットをご紹介します。

続けやすい

洋楽で英語を学習する最大のメリットは、やはり継続しやすいという点です。通常の英語学習だと机に座ってテキストを活用するというスタイルが一般的ですが、「音楽を聴きながら」となれば、そうしたハードルも一切なくなるでしょう。

また、音楽はYoutubeで視聴したり、CDを借りたりするだけなので、費用がほとんどかかりません。高額な教材費やスクールの月謝を払うこともなく気軽に始めることができるので、お財布にも優しい勉強法ですね。

楽しく歌いながら学習すればストレス発散にもなり、日常のBGMとして取り入れることもできます。英語初心者の方であっても、洋楽で英語を学習するメリットはきわめて大きいと言えるでしょう。

メロディーと一緒なので覚えやすい

2つ目のメリットは、メロディーに乗せることで記憶が定着しやすくなるということです。これは「文章」、「メロディー」という2つの観点から脳が記憶しようとするためで、一度脳に定着すると単純記憶に比べはるかに忘れにくいというメリットもあります。

日本語でも歌詞だけを読んで覚えるのは難しいですが、音楽になれば自然と口ずさめるということありますよね?メロディーに乗せて覚えるのは、実は非常に効果的な勉強法なのです。

自然な表現が身に付く

3つ目にご紹介するのは、洋楽なら日常でも使えるような自然な言い回しが身に付くということです。テキストの教材だと堅苦しい文章が基本で、「こんな文章どこで使うの?」と感じてしまうことも珍しくありませんが、洋楽ならそんなデメリットもありません。

カジュアルで自然な「活きた英語」を学べるだけでなく、歌詞によっては感情移入できるのも、洋楽ならではのメリットですね。

時間や場所を問わない

洋楽での英語学習に必要なものは、音源と再生機器のみです。そのため通勤時間やお風呂時間、家事をしている時間など、実にさまざまな場面で聴くことができます。

通常の勉強であれば、一定の時間をとって机に向かうのが一般的ですが、洋楽ならベッドの上で目を瞑りながらでも勉強することが可能です。そのため、勉強に取り組む際の心理的ハードルもかなり低いと言えるでしょう。

洋楽で英語力をつけるためには

洋楽で英語を学習すると言っても、ただ聴いていれば良いということではありません。以下のポイントをしっかりと押さえて、効果的な学習方法を身に付けてください。

聞き流し学習はNG

「洋楽は聞き流すだけで効果が出る」と考えている方も多いですが、残念ながらそれは勘違いです。英語を聞いてそのまま理解できる力がないと、洋楽での英語学習で大きな効果を得ることはできません。

まず最初に音楽を聞いたら、歌詞だけを読んで意味が取れるか確認してみましょう。必要であれば辞書や文法書を参考にし、まずは和訳を見なくても意味が理解できるまで精読してみてください。

その後、また音楽を聞いてみて、聞き取れなかった箇所や意味が分からなかった部分を再チェックします。初めのうちは歌詞のスピードについていくことを意識し、慣れてきたら1.5倍速や2倍速などで聴いてみるのもおすすめです。英語を英語として聞いて意味が理解できるようになったら、聞き流しのような感覚で聴いてみるのも良いでしょう。

歌う時は正しい発音で歌うようにしよう

意味を一通り理解することができたら、今度は声に出して歌詞を読んでみましょう。もちろんメロディーに合わせて口ずさんでみても構いません。

実際に歌を聞くと、自分が正しく発音できていなかった箇所を簡単に洗い出すことができます。特に日本人が苦手とする英語の発音は、何度も真似て習得することを意識してみてください。また、音と音のつながりにも、ぜひ着目したいところです。

発音をすべてチェックできたら、最後に歌ではなく文章として発音の練習に取り組むことも大切です。このステップを終えるころには、最初の発音とは見違えるほどきれいな英語が身に付いていることでしょう。

洋楽学習初心者におすすめのアーティスト、楽曲

「洋楽で英語を勉強してみたいけど、どんな曲が良いのか分からない」とお困りの方も多いでしょう。ここからはおすすめのアーティストを、おすすめする理由も交えながらご紹介していきます。

CARPENTERS

まず最初にご紹介するのは、中学校や高校の英語教材として使われることもあるCARPENTERS。特に有名な「Yesterday once more」、「Top of the world」、「Close To You」といった楽曲はとても馴染み深いので、メロディーとしても非常に口ずさみやすいでしょう。

ボーカルを務めるカレンの英語もとても綺麗で、聞き取りやすい発音となっています。単語の一つ一つを聞き取ることも難しくないので、英語初心者の方には非常におすすめです。

The BEATLES

続いてご紹介するのは、世界中の誰もが知るバンドThe BEATLES。歌詞には比較的簡単な表現が多く使われており、初心者の方でもわかりやすい内容と言えるでしょう。

「Let It Be」、「Hey, Jude」、「Help」などといった言わずの名曲もさることながら、「All My Loving」、「And I Love Her」などのように基本的な表現ばかりが使われている楽曲もおすすめです。

他のおすすめのアーティスト、楽曲

「せっかくなら自分の好みのアーティスト・楽曲を見つけたい」という方は、以下のようなアーティスト・楽曲もあわせて参考にしてみてください。

One Direction

2010年代に世界的に人気を博したOne Directionも、歌詞の難易度は決して高くないので英語学習にはおすすめです。内容としても女性への気持ちを歌った曲が多いので、男性にとっては感情移入しやすい曲も多いかもしれません。

コマーシャルでもお馴染みの「Story of My Life」や、「What Makes You Beautiful」、「One thing」といった名曲は、英語学習にもぴったりの曲。メンバーはイギリスやアイルランド出身なので、イギリス英語を習得しようと考えている方には特におすすめです。

Taylor Swift

日本でもコンサートを行うほど人気の人気あるTaylor Swiftは、特に女性の方におすすめです。等身大の女性の気持ちを歌っているため感情移入もしやすく、使われている英語の難易度も決して高くありません。

特に「We Are Never Ever Getting Back Together」、「Blank Space」、「You Belong With Me」といった名曲は聞いたことがあるという方も多いでしょう。アメリカ人であるTaylor Swift英語は、比較的聞き取りやすいのも特徴の一つです。

Bruno Mars

グラミー賞11回受賞という、前人未到の記録を持つBruno Marsは、英語中級者の方におすすめです。日本でコンサートを行った際にはかなり話題になったので、「名前は知ってる」という方も多いのではないでしょうか。

日本のコマーシャルにも起用されたデビュー曲「Just The Way You Are」や、ユニークなMVが話題を呼んだ「The lazy song」など、日常を謳った名曲が盛りだくさん。曲によっては早口な曲もありますが、英語としては比較的基本的な文章が用いらています。

Jason Mraz

アメリカ出身のシンガーソングライターJason Mrazは、軽快なメロディーと温かい歌詞が人気。日本でもコンサートを行ったことがあるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

世界各国でNo.1を獲得した「I'm yours」や、グラミー賞を受賞した「Lucky」など、世界的に有名な楽曲も実に豊富。曲によって英語の発音が速く、比喩的な表現を用いることも多いため、英語のレベルとしては中級者~上級者向けです。

Idina Menzel「Let It Go」

映画のテーマソングとして世界的に有名な「Let It Go」も、英語学習の最初のステップにはおすすめ。メロディーはおそらく誰もが口ずさめるものですし、歌詞も中高の文法を理解していれば、日本語に訳さずとも意味が分かるものばかりです。

公式Youtubeでは動画の中に歌詞が出ており、単語を追いながら歌うことができます。発音されている単語の上に印が表示されるので、どの単語を発音しているのか見失ってしまうという心配も要りません。

Ben E King「Stand by me」

誰もが一度は聞いたことのある名曲。歌詞はストーリー性になっており、使われている単語も簡単なものばかりです。

実際聞いてみると聞き取れない箇所が出てくると思いますが、「この単語、こんな風に発音するんだ」という発見も多い一曲。同タイトルの映画もあわせて鑑賞すれば、一気に思い入れの深い楽曲になること間違いなしです。

John Lennon「Imagine」

The BeatlesのメンバーJohn Lennonの「Imagine」もぜひ英語で学習したいところ。文法も非常に簡単で、最初から最後まで文章で構成されているのも嬉しいポイントです。

世界平和を歌っているこの曲は、何か大きな事件などが起きると「平和のアンセム」として世界的に歌われます。「世界の一般教養」と言っても過言ではないので、特にこれから海外で活躍したいと考えている方は、ぜひ押さえておきましょう。

U.S.A. For Africa「We Are the World」

1985年にMichael Jackson (マイケル・ジャクソン)、Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)など、当時のアメリカのスターたちがアフリカの飢餓救済のためのチャリティーソングとして歌った曲。多くの熱いメッセージが込められているので、ぜひ押さえておきたい一曲です。

全世代に向けたメッセージなので子供でも分かるように簡単な単語や表現が多く、わかりやすいのが特徴的です。テンポもゆっくりなので洋楽での英語学習に最適です。

Backstreet Boys「I Want It That Way」

Backstreet Boysの代表曲。全世界で3000万枚以上の売り上げ、日本でも100万枚以上売り上げた世界的大ヒットアルバムからのシングル曲。

歌詞が簡単な単語で構成されていて、単語を一つ一つはっきりと発音するので聞き取りやすいです。またテンポもゆっくりなので初心者におすすめです。ほかにも、「Shape of My Heart」や「Drowning」などの曲もおすすめなので、ぜひ聞いてみてください。

Bowling For Soup「Ohio」

Bowling For Soupは1994年に結成されたアメリカで非常に人気のバンドで、グラミー賞にもノミネートされた経験を持っています。

この歌は歌詞に主語が入ったシンプルなセンテンスが豊富にあるので、意味が理解しやすいです。また詩的な表現や省略されたセンテンスが少ないので、初心者にも聞き取りやすくておすすめです。

Celtic Woman「You raise me up」

Celtic Womanはアイルランド出身の4人組グループです。日本ではフィギアスケートでこの「You raise me up」が使用されて、一躍人気となったので知っている人も多いのではないでしょうか。

単語が簡単で発音もきれいなため、聞き取りやすい曲です。また、ゆっくりなテンポで同じフレーズを繰り返すので、初心者でもわかりやすくておすすめです。

意味や発音を押さえて聞こう

おすすめのアーティストや楽曲をご紹介しましたが、お気に入りの曲は見つかったでしょうか?

メロディに乗せて英語を覚えることのできる洋楽は、ただテキストを読むだけの勉強法に比べて習得が早いだけでなく、楽しく学習できるのが大きな魅力です。実際に歌えるようになるとさらに「楽しい」と実感できますし、気が付けば自然な言い回しや発音も身に付いていることでしょう。

洋楽を聞いて英語を学ぶコツは「英語のまま意味を理解すること」と「発音を意識すること」の2点です。ぜひこの記事を参考に、洋楽で楽しく英語を習得してくださいね!

  • この記事を書いた人
長坂 ヒロ

長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
旅するカモノハシ~「自由ですけどなにか?」~

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