英語の日付の書き方|英式と米式の違いなど迷いやすい点を完全解説!

書類に日付を入れるのは基本的なビジネスマナーの一つです。ただ、英語で日付を入れるとなると、年月日の順序や前置詞の使い分け、アメリカ式とイギリス式の違いなど日本語とは異なる特有のルールがあるため、英語初心者の中には難しさを感じている人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では、英語で日付を書くときのルールと注意点についてご説明します。

英語で日付を書くときのポイント

英語での日付表記はワンパターンではなく、使う場面や受け手に合わせて、国によっても表記を変える必要があります。まずは、英語で日付を書く際の主なポイントをご紹介します。

アメリカ式とイギリス式がある

英語は大きくアメリカ英語とイギリス英語の2種類に分けられますが、日付表記に関してもこの2種類で異なります。

【例】
アメリカ式 May 15th,2018または5/15/2018
イギリス式 15th May 2018または15/5/2018

アメリカ式はmonth(月)・day(日)・year(年)の順に書きます。「/(スラッシュ)」を使わずに表記する場合は年の前に「,(カンマ)」を入れるのが一般的です。この日付表記を用いているのは、その名のとおり主にアメリカです。

一方、イギリス式はday(日)・month(月)・year(年)の順に書きます。スラッシュを使わずに表記する場合も、年の前にカンマは入れません。英語を使う国ではイギリス式で表記するところが多く、ヨーロッパ・北アフリカ・インド・マレーシア・インドネシア・オーストラリア・南米などの国ではこの方式で日付を書きます。
日本では年の表記に関して西暦と和暦の2種類が用いられていますが、英文では西暦を使います。H30(平成30年)など和暦をアルファベットで表す方法も日本国内で用いられていますが、英語の文章では必ず西暦を用いましょう。西暦の読み方は、例えば2018であれば、「two thousand and eighteen」または「twenty-eighteen」となります。

フォーマルとカジュアルがある

日付の表記にも丁寧さのレベルがあり、フォーマルな書き方とカジュアルな書き方で使い分けられています。ビジネスなどフォーマルな文章が求められるシーンでは、月は数字ではなくアルファベットを使って単語で表します。そして、日付の数字には「th」などの接尾辞を付けて、序数詞であることを示します。

【例】
アメリカ式 May 15th,2018
イギリス式 15th May 2018

一方、友人や家族とのメールなどカジュアルなシーンで使う場合は、スラッシュで年・月・日を区切るのみです。アメリカ式とイギリス式で異なる年・月・日の順番さえ気を付ければ、日本人にもわかりやすい書き方です。ただし、シンプルな書き方ゆえに、アメリカ式とイギリス式のどちらで書いているかがわからないと、見た人は勘違いしてしまうおそれがあります。

【例】
アメリカ式 5/15/2018
イギリス式 15/5/2018

また、セミフォーマルな書き方として、フォーマルな表記の日付の接尾辞「th」を略する書き方もあります。例えば、ビジネスシーンで同僚などよく知る相手とメールをやり取りするときは、この書き方が使われることがあります。

【例】
アメリカ式 May 15,2018
イギリス式 15 May 2018

また、会議案内などの書類では、年月日だけでなく曜日も記述することがあります。曜日を入れる場合は、アメリカ式とイギリス式のいずれも最初に曜日を書き、曜日のあとにカンマを入れます。

【例】
アメリカ式 Tuesday, May 15th,2018
イギリス式 Tuesday,15th May 2018

英語の月、日の表記の方法

月を省略して書いたり、日付を序数詞で表したりと、月日の書き方にも細かいルールがあります。間違えやすいスペルも多いので、一つずつ丁寧にチェックしましょう。

月の表記

月を表す単語の初めのアルファベットは大文字を使います。略式の表記では最初の3文字だけを書いて「.(ピリオド)」を打つのが基本的なルールです。ただし、いくつか例外があります。5月(May)はもともと3文字なので略さず、ピリオドも打ちません。6月(June)と7月(July)も、4文字なので略されないことがあります。9月(September)は唯一、Sept.と3文字ではなく4文字で略されることがあります。「Sept.」を使う人も多いので、例外としてこの4文字表記も覚えておくと良いでしょう。

下記は、月を表す単語をフォーマル(正式表記)とカジュアル(略式表記)で表したものです。

フォーマル(正式表記) カジュアル(略式表記)
1月 January Jan.
2月 February Feb.
3月 March Mar.
4月 April Apr.
5月 May May(略さない)
6月 June Jun.(略さない場合もある)
7月 July Jul.(略さない場合もある)
8月 August Aug.
9月 September Sep.(Sept.と略される場合もある)
10月 October Oct.
11月 November Nov.
12月 December Dec.

日の表記

日付を表すときには、数字に「st」「nd」「rd」「th」などの接尾辞を付けて書きます。基本的に序数の表現と同じで、1の位の数字に合わせて接尾辞を付けます。1の位が1は「st」、2は「nd」、3は「rd」、4~9と0の場合は「th」となります。ただし例外として、11は「eleventh」で12は「twelfth」と、「th」を付けます。

では、日付を表す単語と簡略表記を確認しましょう。アポイントや予定、誕生日などについて話題にするときは日にちを伝えることが多いため、読み方も併せて覚えておくと便利です。

表記 読み方
1日 1st first
2日 2nd second
3日 3rd third
4日 4th fourth
5日 5th fifth
6日 6th sixth
7日 7th seventh
8日 8th eighth
9日 9th ninth
10日 10th tenth
11日 11th eleventh
12日 12th twelfth
13日 13th thirteenth
14日 14th fourteenth
15日 15th fifteenth
16日 16th sixteenth
17日 17th seventeenth
18日 18th eighteenth
19日 19th nineteenth
20日 20th twentieth
21日 21st twentyfirst
22日 22nd twentysecond
23日 23rd twentythird
24日 24th twentyfourth
25日 25th twentyfifth
26日 26th twentysixth
27日 27th twentyseventh
28日 28th twentyeighth
29日 29th twentyninth
30日 30th thirtieth
31日 31st thirtyfirst

期間を表すとき

1日単位の表現だけでなく、期間を示す表現も覚える必要があります。「~日から~日まで」を表すには、「from~to~」「from~through~」「from~till/until~」などを使います。中でも、「from~to~」はよく使われるので、まずはこの表現を覚え、慣れてきたらほかの表現も使っていきましょう。
これらの前置詞を使った期間の表現は、アメリカ式とイギリス式共通の表記です。「~」の日付については、伝える相手やシチュエーションを考慮し、アメリカ式かイギリス式か、フォーマルかカジュアルかを考え、適したものを用いましょう。

【例】
from May 01 to December 2018
from May 01,2018 through May 01, 2019

ビジネスでよく使われる英語の日付の書き方

文書の作成日や日程に関するメールなど、ビジネスではさまざまなシーンで日付を使います。代表的な三つの場面で英文日付の書き方をチェックしましょう。

英語のレターに日付を入れるとき

ビジネスで使う英文レターには、日本語のビジネス文書と同様に基本的なフォーマットがあります。日付の書き方だけでなく、レター作成日として記載する日付のレイアウトも決まっています。日付を入れる位置にもアメリカ式とイギリス式があるので注意しましょう。アメリカ式は作成日を左寄せで書き、イギリス式は右寄せで書くという違いがあります。

メールの文中で日付を使うとき

会議案内やスケジュール調整をする際に、メールの文中で日付を使う場合も多いでしょう。日付の前の前置詞は「on」を使います。混同しやすい前置詞に「at」がありますが、「at 4:00pm」のように時間を表す際に使うので、使い分けるようにしましょう。
出張の連絡や不在通知のように連続した複数日を表現したいときは、「from~to~」など、期間を表す表現を用います。下記の例文を参考に英文を作ってみましょう。

【例】
I went to your office on 3rd August 2018.
(2018年8月3日にオフィスに伺いました)

I will be out of the office from Dec. 29th, 2018 to Jan. 2nd, 2019.
(2018年12月29日から2019年1月2日まで不在にしております)

ファイル名に日付を入れるとき

ビジネスシーンではよく、作成した電子ファイルの名称に日付を入れます。英語のファイル名に日付を入れる場合は、「数字の年・月・日」または「月の略式表記+数字の日・年」のいずれかで表記するのが一般的です。例えば、2018年5月1日の場合、ファイル名の頭に「20180501」または「May012018」と入れます。年、月、日の間に記号で「_」が挿入される場合もあります。ファイル名では、月の略式表記の後に「.」は使われません。

頻出パターンを覚えて、英語の日付表記をマスターしよう

日付の書き方はルールがはっきりと決まっているため、覚えると簡単です。アメリカ式とイギリス式、カジュアルとフォーマルの違いを理解し、フォーマットにして覚えておきましょう。年月日の書き方と順番、前置詞の使い分けに加え、数字のスペルや接尾辞をしっかり把握しておくことが大切です。
英語の日付表記をマスターすると、英文メールや書類の作成がスムーズに進みますので、ぜひこの機会に習得しておきましょう。

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