英文法

英語の動詞は最大の基本!動詞の種類と活用をきっちり学ぼう

タイトル:英語の動詞は最大の基本!動詞の種類と活用をきっちり学ぼう

簡単な英単語は知っていても、英文の意味が読み取れなかったり、英語で文章を作ることができないという方は多いでしょう。そんな方に不足しているのは、動詞の知識かもしれません。動詞は英文を構成するさまざまな品詞の中で最も重要な役割を担っています。動詞が上手く使えないと、いつまでたっても英単語を羅列した不完全な英語から抜け出すことができないのです。そこで今回は、英文を構成する不可欠な要素である英語の動詞について詳しく解説していきます。ぜひ英語学習の参考にしてください。

動詞の種類

英語の動詞は「be動詞」と「一般動詞」に大別できます。まずは、be動詞、一般動詞が文中で果たす基本的な役割とそれぞれの違いについて見ていきましょう。

be動詞

be動詞とは、人や物の「状態」や「存在」を表す動詞です。「am」や「are」など、中学英語で最初に習う自己紹介のフレーズにも出てきます。以下、be動詞の一覧です。数が少ないので覚えてしまいましょう。

  • am
  • are
  • is
  • was
  • were

この他、文の種類によってbe(原形)、been(過去分詞)などと形を変えますが、上記の5つが基本となります。

いくつか例文を見てみましょう。

例文①
I am Emi.
(私はエミです。)

上の文では、amがbe動詞となります。

例文②
You are my friend.
(あなたは私の友達です。)

areの部分がbe動詞です。

例文③
Your notebook is on the desk.
(あなたのノートは机の上にあります。)

isがbe動詞となります。

一般動詞

一般動詞とは、「like」、「eat」、「run」、「hear」など、動作や状態を表す動詞です。あまり難しく考え過ぎず、まずは「be動詞以外の全ての動詞 = 一般動詞」と覚えてしまってください。

be動詞と一般動詞の違い

be動詞と一般動詞にはどのような違いがあるのでしょうか。

種類の多さ

上述の通り、be動詞は種類が限られています。それに比べて一般動詞の種類はここで紹介しきれないほどに膨大です。

疑問文の作り方

疑問文の作り方もbe動詞と一般動詞では違います。

be動詞の場合は、主語と動詞の順序を入れ替えることで疑問文を作ることができますが(下記例文4を参照)、一般動詞の場合は疑問文を作る際に、「Do」や「Does」などの助動詞を用いることになります(下記例文5、6参照)。

例文④
Are you Japanese?
(あなたは日本人ですか?)

be動詞のareを文頭に持ってくることで疑問文を作っています。

例文⑤
Do you speak Japanese?
(あなたは日本語を話しますか?)

上の文では、speakが一般動詞です。文頭に助動詞のDoを置くことで疑問文を作っています。

例文⑥
Does he like coffee?
(彼はコーヒーが好きですか?)

上の例文では、likeが一般動詞となります。助動詞のDoesを文頭に置き、疑問文を作っています。

be動詞の使い方

続いて、be動詞の使い方について見ていきましょう。ここでは、主語や時制による形の変化、他の品詞との関係について解説します。

主語による変化

ここまで見てきた通り、be動詞は主語によって形が変化します。以下の一覧表をご覧ください。

人称単数(現在形)複数(現在形)
1人称IamWeare
2人称YouareYouare
3人称He / SHe / ItisTheyare

上の表を見れば分かる通り、「am」は主語が「I」のとき以外は使いません。「is」は「I」と「You」以外全ての単数の主語に対して使います。「are」は、主語が「You」のとき、または複数の時に使います。

以下、be動詞に注目しながら例文を見ていきましょう。

例文⑦
This is a present for you.
(これはあなたへのプレゼントです。)
例文⑧
That boy is a student.
(あの少年は生徒です。)
例文⑨
Tokyo is the capital city of Japan.
(東京は日本の首都です。)
例文⑩
We are college students.
(私たちは大学生です。)
例文⑪
My parents are the same age.
(私の両親は同い年です。)

時制による変化

be動詞は時制によっても変化します。上で紹介したように、現在形の場合は前に来る主語によってbe動詞の形は「am」、「are」、「is」となります。

過去形の場合

過去形の場合はどうでしょうか。be動詞の過去形は「was」と「were」の2種類のみです。主語が単数の場合、1人称(I)であれば「was」、2人称(You)であれば「were」、3人称(He, She, Itなど)の場合は「was」となります。複数形の場合は人称にかかわらず全て「were」となります。

下記の早見表を参照してください。

人称単数(現在形)複数(現在形)
1人称IwasWewere
2人称YouwereYouwere
3人称He / SHe / ItwasTheywere

進行形の場合

現在進行形の文章では、be動詞は「am」、「are」、「is」といった現在形になります。

例文⑫
A girl is running.
(女の子が走っている)

過去進行形の文章では、be動詞が過去形の「was」または「were」になります。

例文⑬
I was watching a movie last night.
(昨夜、私は映画を観ていました。)

社会人必読!大人が学ぶ高校英語の文法まとめ~時制・進行形・完了形~

未来形の場合

未来を表す文章にbe動詞が登場する場合はどのような形になるのでしょうか。助動詞の「will」を使って未来を表す場合、be動詞は全て原形の「be」となります。

例文⑭
I will be there tomorrow.
(明日、私はそこにいます。)

未来を表す文章は、「be動詞」 + 「~ing」の組み合わせでも作ることができます。この場合、be動詞の形は前に来る主語によって「am」、「are」、「is」と変化します。つまり、現在形と同じ形になるということです。

例文⑮
She is going to leave Japan tomorrow.
(明日、彼女は日本を発ちます。)

現在完了形・過去完了形の場合

現在完了形、過去完了形の文におけるbe動詞は全て「been」(過去分詞)となります。

例文⑯
I have been living in Sapporo.
(私は札幌に住み続けています。)

上の例文は現在完了形です。have + 過去分詞(been)の形となっています。

例文⑰
I had never been to Canada before.
(私はそれまでカナダに1度も行ったことがありませんでした。)

こちらは過去完了形の文です。had + 過去分詞(been)の形となっています。

現在完了形のポイント|「~した」と「~したところだ」の違いとは?

be動詞とその他の品詞の関係

be動詞は、一緒に登場する品詞によって文中での働きが変わってきます。be動詞と名詞、形容詞、副詞の関係について見ていきましょう。

be動詞と名詞

例文⑱
I am Taro.
(私は太郎です。)
例文⑲
She is a University student.
(彼女は大学生です。)

上の2つの文では、be動詞が主語と名詞を=(イコール)で結んでいます。最初の文では「私=太郎」、次の文では「彼女=大学生」となっているのがお分かりいただけるでしょう。

このように、後ろに名詞が置かれるとき、be動詞は主語が「何であるか」、「誰であるか」を説明する役割を果たします。

be動詞と形容詞

be動詞の後ろに形容詞が置かれている文の場合はどうでしょうか。

例文⑳
You are gentle.
(あなたはやさしい。)
例文㉑
This chocolate is so sweet.
(このチョコレートはとても甘い。)

上の2つの文はともに主語の性質を形容詞によって表現しています。このように、be動詞は、主語と形容詞を繋ぐことで、主語がどのような性質・状態であるのかを説明する文を成立させます。

一般動詞の使い方

続いて、一般動詞の使い方について解説していきます。前述の通り、一般動詞はbe動詞以外の全ての動詞と考えていただいてかまいません。「go」、「run」、「like」などの動詞は主語や時制によってどのように変化するのでしょうか。また、他の品詞との関係はどのようなものなのでしょうか。順に見ていきましょう。

主語による変化

一般動詞は、主語が3人称単数で動詞の時制が現在形の場合、語尾に「s」または「es」がつきます。3人称単数現在のときに語尾につくs(es)は、略して「3単現のs」と呼ばれます。

3単現のsには、大きく分けて4パターンあります。

基本の形:原形+s

原形の語尾にsまたはesをつけるのが基本の形となります。

  • look → looks
  • come → comes
  • like → likes

語尾がs, x, ch, sh, 子音字+oで終わる動詞

miss, mix, catch, finishなど、語尾がs, x, ch, shで終わる場合にはesをつけます。
また、goのように語尾が子音字+oの形の動詞にも3人称単数現在の場合にはesがつきます。

  • miss → misses
  • mix → mixes
  • catch → catches
  • finish → finishes
  • go → goes

子音字+yで終わる動詞

子音字+yで終わる動詞の場合、語尾のyをiに変換した後にesをつけます。

  • cry → cries
  • fly → flies
  • study → studies

haveはhasになる

上記の3パターンにほとんどの一般動詞が当てはまりますが、haveは例外となります。

haveの3人称単数現在形はhasとなります。

時制による変化

一般動詞は時制によっても変化します。

現在形

現在形の文における一般動詞の形は原形となります。主語が3人称単数の場合は語尾にsまたはesがつきます。

例文㉒
I live in NewYork.
(私はニューヨークに住んでいます。)

主語が1人称なので動詞のliveは原形になっています。

例文㉓
She reads books.
(彼女は本を読みます。)

主語が3人称単数のsheなので、readに3単現のsがついています。

過去形・過去分詞

過去形・過去分詞の語形変化は少し複雑です。変化の規則性の有無によって「規則動詞」、「不規則動詞」に分けられます。まずは規則動詞の語形変化について見ていきましょう。

規則動詞はその名の通り規則性を持った語形変化をしますが、変化の仕方にはいくつかのパターンがあります。

以下のように、原形の語尾にedをつけて過去形と過去分詞を作るのが基本です。

原形過去形過去分詞
askaskedasked
talktalkedtalked
needneededneeded

eで終わる規則動詞は、語尾にdをつけます。

原形過去形過去分詞
lovelovedloved
hopehopedhoped
useusedused

語尾が「子音字+y」で終わる動詞はyをiに変えてedをつけます。

原形過去形過去分詞
crycriedcried
drydrieddried
studystudiedstudied

「1母音字+1子音字」で終わる動詞は、語尾の子音字を重ねてedをつけます。

原形過去形過去分詞
stopstoppedstopped
regretregrettedregretted
begbeggedbegged

語尾がcの動詞は、kを加えてedをつけます。

原形過去形過去分詞
picnicpicnickedpicnicked
mimicmimickedmimicked

規則動詞の活用は他にもいくつかの種類がありますが、まずは上で紹介したパターンを覚えるようにしましょう。

続いて、不規則動詞の活用を見ていきます。

不規則動詞には、語尾にedをつけるといった規則性がありません。ただし、変化の仕方は以下のようにいくつかのパターンに分類できます。原形・過去形・過去分詞がどのように変わるかをABCによって表しています。

  • A - A - A型
  • A - B - B型
  • A - B - A型
  • A - B - C型
  • A - A - B型

例えば、A - B - A型であれば、「come - came - come」のように、原形と過去分詞は同じ形で過去形のみが変化します。

以下、それぞれのパターンごとに不規則動詞の活用を一覧にしましたので、参考にしてください。

パターン原形過去形過去分
A - A - A型cutcutcut
putputput
A - B - B型keepkeptkept
winwonwon
A - B - A型comecamecome
runranrun
A - B - C型eatateeaten
givegavegiven
A - A - B型(※)beatbeatbeat(en)

※A - A - B型の動詞は、beatのみです。過去分詞がenのつかないbeatとして用いられることもあります。

未来形

未来を表す文は、基本的に「will」または「be going to」のあとに動詞を置く形となります。いずれの場合も動詞の形は原形です。

一般動詞とその他の品詞の関係

次に、一般動詞とその他の品詞の関係について見ていきましょう。

一般動詞と最も関わりの深い品詞は副詞です。副詞は、名詞以外の形容詞、動詞などを修飾します。以下、副詞が動詞を修飾する形の文です。

例文㉔
I really like coffee.
(私はコーヒーが大好きです。)
例文㉕
She runs fast.
(彼女は速く走ります。)

最初の文では副詞のreallyが一般動詞のlikeを、後の文では副詞のfastが一般動詞のrunsを修飾しています。いずれも副詞がなくても成立する文ですが、副詞を添えることで、どれくらいコーヒーが好きなのか、どのように走るのかといったことを読み手に伝えることができます。

一般動詞の種類

文中での働きによって一般動詞は「自動詞」、「他動詞」、「動作動詞」、「状態動詞」などに分類できます。少し難易度が上がるので、ここではそのような分類があることだけ知っておいてもらえれば十分です。

自動詞・他動詞

上述した通り、一般動詞は「自動詞」と「他動詞」に大別できます。

自動詞とは

自動詞とは、後ろに目的語(※)をとらない動詞のことを言います。

※目的語とは、動詞の目的となる言葉です。例えば、「太郎がパンを買った」という文の場合、「パン」に該当するのが目的語となります。

自動詞の例文を見てみましょう。

例文㉖
My uncle died.
(叔父が亡くなった)
例文㉗
He smiled.
(彼は微笑んだ)

上の例文中のdie、smileはともに自動詞となります。いずれも動詞の後ろに目的語がありません。

他動詞とは

他動詞とは、後ろに目的語をとる動詞です。例文を見てみましょう。

例文㉘
Taro bought bread.
(太郎はパンを買った。)

boughtは買うという意味のbuyの過去形です。買うという行為は「何を」という部分が必要ですから、例文中のboughtは他動詞ということになります。

なお、同じ動詞でも文によって自動詞として機能する場合と他動詞として機能する場合があります。その動詞が自動詞なのか他動詞なのかは、文中での働きに注目して判断しましょう。自動詞としてのみ用いる動詞や、他動詞としてのみ使われる動詞もあります。

自動詞と他動詞の特徴と違い|動詞を見分ける必要性と簡単な見分け方

動作動詞・状態動詞

一般動詞はその性質から動作動詞と状態動詞にも分類できます。

動作動詞とは

動作動詞とは、eat(食べる)、run(走る)、ask(尋ねる)などの「動作」や「行為」を表現する動詞です。

例文を見てみましょう。

例文㉙
My daughter eats bread every morning.
(私の娘は毎朝パンを食べます。)

文中のeatsは「食べる」という行為を表す動作動詞です。

状態動詞とは

状態動詞とは、hear(聞こえる)、know(知っている)など、「状態」や「ありさま」を表現する動詞です。be動詞(?である)も状態動詞の一種です。

例文㉚
I like studying english.
(私は英語の勉強が好きです。)

上の例文中のlikeは「好き」という状態を表しているので、状態動詞ということになります。

まとめ

動詞の種類や変化の仕方などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。英語の文は原則として動詞がなければ成立しません。また、正しい使い方をしないと全く意味の異なる文になってしまいます。動詞の基本を押さえることは、英語を学ぶ上でとても大切なのです。動詞は主語や時制によって形を変えるので、最初のうちは複雑でややこしく感じられるかもしれませんが、たくさんの文章に触れることでだんだんと慣れてきます。今後、英語の文章に触れる際には、ぜひ動詞に注目してみてください。





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