【学び直し英文法】冠詞とは?


冠詞とは英語の名詞の前に付く、「a」「an」「the」のことを指します。

冠詞は日本語に存在しないもののため、私たち日本人にとってはあまり馴染みがなく、英語に慣れていない人にとっては使い分けが難しいものです。

冠詞には不定冠詞「a」「an」と定冠詞「the」の2種類があり、それぞれの使い分けにはルールがあります。

今回は不定冠詞と定冠詞の使い分けルールについて解説をしていきます。

冠詞の役割

冠詞は日本語にはないものなので、説明するのが難しく、理解をするにはそのニュアンスを掴むほかありません。

説明するとすれば、

「名詞が特定のものか不特定のものか」

を指し示すものだと考えると良いでしょう。

例文を使って分かりやすく訳すると、

例文

I have a pen.
私はペンを持っています。

I have the book.
私はその本を持っています。

「a pen」はどのペンであるかを特定するものではなく、「(ある)1本のペン」というニュアンスを持っているのに対し、「the pen」は「そのペン」とその存在を特定している意味を持ちます。

不定冠詞、定冠詞それぞれの違いを詳しく解説していきましょう。

不定冠詞のルールを覚えよう!

不定冠詞は「a」と「an」の2種類があります。

不定冠詞を使う時

  • 不特定多数の中の一つを指すとき
  • 会話の中で初めて話題に上がる時(単数)

不定冠詞「a」と「an」の使い分け

不定冠詞には「a」と「an」があり、それぞれに使い分けのルールがあります。

基本的には単語が「a」「e」「i」「o」「u」の母音字で始まる名詞の場合は「an」、それ以外の単語は「a」を付けます

anをつける単語例apple、egg、orangeなど
aをつける単語例car、dog、book、bugなど

冠詞をつけるルールにも一部例外もあります。

単語の中には母音字で始まるものでも、発音が子音の発音をする場合があります。
そのような単語の場合は「a」をつけます。

uniform【júːnəf`ɔɚm】⇒a uniform
UFO【júːèfóʊ】⇒a UFO

逆に子音字で始まる単語でも、発音が母音の発音から始まるものは「an」を使います。

hour【άʊɚ】⇒an hour

定冠詞のルールを覚えよう

定冠詞「the」は、日本語で訳すとすれば「その~」とある特定のものを限定するようなニュアンスがあります

定冠詞を使う時

  • 文脈の中ですでに一度登場している名詞を指すとき
  • 世界に1つしかないと一般的に知られているものを表すとき
  • 自然のものや一部の固有名詞を指すとき

例文

I spoke to the girl.
私はその少女に話しかけた。

He walked toward the mountain.
彼は山の方へ歩いて行った。

The story is about a trip to the moon.
その物語は月旅行を書いたものです。

冠詞の位置

冠詞は名詞の前に置きますが、「very」などの副詞、「cute」や「cold」などの形容詞がついた名詞の場合は、冠詞は全ての単語の前に置かれ、以下のような順番となります。

冠詞+副詞+形容詞+名詞

例文

I found a cute dog.
私はかわいい犬を見ました。

I bought a very expensive pen.
私はとても高価なペンを買いました。

特殊な冠詞の位置

一部の単語の場合、冠詞を置く位置が変則的になることがあります。
「such」や「what」、「too」「so」が名詞に付く場合の語順は、通常の場合と異なります。

例えば「such」の場合、ルールに沿うならば、

a such cute dog


としたいところ、suchを名詞につける場合は、

such a cute dog


と冠詞の前に置きます。

このように位置ルールが特殊な場合の単語もありますので、合わせて押さえておきましょう。

形容詞の後に冠詞を置く場合

「such」「what」などの形容詞を名詞につける場合は、冠詞よりも前に来ます。

例文

I stood in line for quite a long time.
私はかなり長い時間行列に並んだ。

I have never seen such a beautiful sight.
そんなに美しい光景を私は見たことがない。

他にも「half」「all」「both」の場合も冠詞を後に置きます。

副詞の後に冠詞を置く場合

「rather」「quite」などの副詞を用いる場合、これらを冠詞よりも前に置いて使うことがあります。

例文

His neck is rather a thick.
彼の首はやや太いです。

It’s quite an interesting question.
なかなか面白い質問ですね。

There was only a small child there.
そこには小さい子供がいるだけだった。

「rather」「quite」の場合は冠詞を前に置くこともあります。

例文

His neck is a rather thick.
彼の首はやや太いです。

一般的には「a rather thick」がよく使われ、「rather a thick」の方が丁寧さを欠く言い方になります。

また、「the」を使う場合は、「the rather~」の語順になります。

副詞+形容詞+冠詞

「too」や「so」を使う場合、too(so)+ 形容詞 + 冠詞の順番に置きます。

例文

She is too serious a girl.
彼女は真面目過ぎる少女だ。

He is so tall a man.
彼はとても背の高い男性です。

名詞に冠詞が付かない場合

そして冠詞がつかない(無冠詞)場合もあります。

無冠詞となるにはルールとパターンがあるので、まずはその基本的なルールから解説をしていきましょう。

冠詞がつかないルールとは?

複数形の場合

まず、名詞が複数形の場合は冠詞をつけません。

例文

I have cats at home.
私は猫を家で飼っている。

不可算名詞として総称する場合

名詞が可算名詞であった場合でも、総称をする場合(限定しない、特定しない)は不可算名詞扱いとなります。
その場合には冠詞をつけることはありません。

例文

I like coffee.
私はコーヒーが好きです。

She always drinks water after waking up.
彼女は起床後必ず水を飲みます。

固有名詞

人の名前や地名、曜日や月などの場合も冠詞をつけません。

例文

I plan to travel to Japan next year.
来年日本へ旅行へ行くつもりです。

冠詞と並べて使えない単語

上記3つのルール以外にも、冠詞と一緒に使えない単語があります。

指示代名詞this that theseなど
不定代名詞some any everyなど
疑問代名詞whose whichなど
数詞one two threeなど
人称名詞の所有格my your ourなど

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  • この記事を書いた人

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