海外のレストランの予約で使える英語フレーズ|人数・日程・コースの伝え方

海外旅行や出張などで「憧れのホテルやレストランを予約したいけれど、英語が話せない」と悩んだ経験はありませんか?初めは尻込みしてしまうかもしれませんが、英語での予約は定型文とポイントさえ押さえれば意外と簡単です。
そこで今回は、レストランやホテルの予約時に使える英語のフレーズをご紹介します。旅行や出張に行く前に、目当ての施設を予約しておけば、現地で余裕を持って過ごすことができるでしょう。

海外のレストランの予約で使える英語フレーズ|人数・日程・コースの伝え方

海外旅行や出張などで「憧れのレストランを予約したいけれど、英語が話せない」と悩んだ経験はありませんか?もしかすると、出発日までに旅行用英会話のレッスンを受けるため、英会話教室やオンライン英会話の予約を検討したことがある人もいるかもしれません。

ですが、レストランとのやりとりに難しい専門用語や複雑な英会話表現は必要ありません。初めのうちは気後れしたり尻込みしたりするかもしれませんが、英語での予約や問い合わせは定型文とポイントさえ押さえれば意外と簡単です。

そこで今回は、レストランの予約時に使える英語の基本フレーズをご紹介します。これらのフレーズをベースに、目的や場面に応じて「Weblio Email例文集」などのフレーズ集や用語集などを活用すれば、英会話初心者でも十分なコミュニケーションをとることが可能です。旅行や出張に行く前に目当ての施設を予約できれば、現地で余裕を持って過ごすことができるでしょう。ぜひ参考にしてください。

レストラン予約時に使えるフレーズ

準備ができたら実際に予約をしてみましょう。まずはレストランの予約に必要なフレーズをご紹介します。

電話でレストランを予約する

初めに予約の希望を伝え、次に日時などの詳細を話して、席が取れるかどうかを確認します。最後に、予約内容が合っているかを確認してから電話を切ります。日本語で予約するときと流れは同じなので、焦らずに実践してみましょう。

用件を伝える

予約がしたいという旨を伝えるときは、以下のフレーズを使用します。

【例文】
I’d like to make a reservation/booking.
予約したいのですが

【例文】
Could I make a reservation, please?
予約をお願いいたします

【例文】
I’d like to reserve/book a table for three.
3名で予約をしたいのですが

よく使う表現は上記の3つで、いずれも丁寧な表現になります。覚えるのが難しい場合は、次のフレーズでも大丈夫です。

【例文】
Reservation, please.
予約をお願いできますか

日時と人数を伝える

用件を伝えると、通常はお店の人が日時と人数を聞いてきます。以下のような返答フレーズを返されることが一般的です。

【例文】
For what time and how many?
日時と人数をお願いします

上記のように聞かれたら、「for+人数」「at+時間」「on+日付」でこちらの希望を伝えましょう。

【例文】
For five at 7pm on 20 March, please.
3月20日の午後7時から5人でお願いします

【例文】
For three people at 6pm today.
今日の午後6時から3名でお願いします

特に複数人で予約する場合は、人数の後に「people」をつけることも可能です。また、長い英文を話せるようになったら、予約をしたい旨を伝える際に、人数や日時まで同時に伝えてしまって構いません。

【例文】
I’d like to make a reservation for two at 7pm on 10 April.
4月10日の午後7時に2名で予約したいのですが

【例文】
I’d like to book a table for three at 8pm tomorrow.
明日の午後8時に3名で予約したいのですが

空き状況を確認する

予約したい旨や人数を伝えた後は、希望日時に席が取れるかどうか、回答を待ちます。このとき、「fully reserved/booked/occupied」などの表現が出てきたら「満員」という意味なので、別日程を提案しましょう。具体的に第2候補以降が決まっている場合は、「How about~」の後に具体的な希望を入れて尋ねます。

【例文】
How about 8pm?
8時ならどうですか?

【例文】
How about tomorrow?
明日はどうですか?

同じ日の空いている時間を聞きたい場合は、以下のフレーズを使って尋ねると、同日の空き状況を確認してもらえます。

【例文】
What time is available on that day?
その日の何時なら空いていますか?

希望のコースを伝える

必須事項以外に伝えたいことがあれば、予約時に伝えておくとスムーズです。例えばすでに食べたいコースが決まっている場合は、次の表現を使います。

【例文】
We’d like to have two B course.
Bコースを2人分お願いします。

席の希望を伝える

禁煙席、喫煙席、窓際席など、席の希望も予約時に伝えたほうが良いでしょう。以下のフレーズが使えます。

【例文】
Can I reserve non-smoking area?
禁煙席を予約できますか

【例文】
I’d like to book a smoking table.
喫煙席を予約したいのですが

【例文】
Can I reserve a table by the window?
窓際の席を予約できますか

名前、連絡先を伝える

予約の最後に名前と連絡先を伝えます。正確に予約するために、スペルも伝えると良いでしょう。

【例文】
My name is Tanaka, T-A-N-A-K-A, and my phone number is 03-xxxx-yyyy.
私の名前は田中で、T-A-N-A-K-Aです。電話番号は03-xxxx-yyyyです

予約を再確認する

予約に必要な情報を伝え終わると、相手が内容を復唱してくれる場合が一般的です。特にない場合は、必要事項だけでも確認しましょう。

【例文】
For two at 7pm tomorrow. Thank you.
明日の夜7時に2名で伺います。よろしく

キャンセルする場合

万が一予約をキャンセルしなくてはならない場合は、なるべく早めにその旨を伝えましょう。I’m afraid「恐れ入りますが」などを冒頭に付ければ、謝罪のニュアンスも含ませることができます。

【例文】
I am afraid that I must cancel my reservation on 1st of May.
恐れ入りますが、5月1日の予約をキャンセルしなくてはなりません

【例文】
I would like to change the date of my reservation for 1st of May to 3rd of May.
5月1日の予約を5月3日に変更したいのですが

【例文】
Please let me know in case a cancellation fee will be charged.
キャンセル料がかかる場合はお知らせください

予約を再確認する場合

海外では予約が何かの拍子にキャンセルされてしまったというケースもあり得るので、不安な方は念のためにリコンファームしておくと安心です。

【例文】
I’d like to confirm that our reservations were made.
予約ができているか確認したいのですが

【例文】
Can I please reconfirm my reservation for next Monday?
月曜日の予約を再確認できますか?

予約時にレストランが使うフレーズ

続いて、予約時にレストラン側が使う一般的なフレーズをご紹介します。相手の質問を想定し、上手に受け応えることができるようイメージトレーニングをしておきましょう。

予約の内容を聞く

予約内容の確認として聞かれるのは、時間・人数・コースが基本となります。

【例文】
From what time would you like to make a reservation?
何時にご希望ですか?

【例文】
For how many people?
何名様ですか?

【例文】
Which course would you prefer?
ご希望のコースはどれですか?

予約を承った場合

もし予約内容に問題が無ければ、以下のような英文でその旨が伝えられます。

【例文】
Sure. I’ll make a reservation for you.
承知いたしました。予約をお取りします。

満席だった場合

万が一予約が取れない場合には、以下のような回答が想定されます。

【例文】
I’m sorry, there are no tables available on the day.
あいにくその日は満席です

【例文】
How about at 6pm on May 4th?
5月4日の午後6時はいかがですか?

その他

その他に聞かれることとしては、以下のような内容が考えられます。

【例文】
Could you please give me your name?
お名前をいただけますか?

【例文】
Could you give me a phone number where we can reach you?
連絡のつく電話番号をいただけますか?

【例文】
Would you like a smoking or non-smoking seat?
喫煙席と禁煙席どちらにしますか?

【例文】
Do you have any allergies?
何かアレルギーはありますか?

メールでレストランを予約する

メールで予約するときも基本的には電話と同じで、必要事項を簡潔にまとめて送ります。

件名、宛名

レストランに「予約」のメールであることをわかりやすく伝えるために、件名には日程を入れると良いでしょう。

【例文】
Reservation availability for 5 April
(4月5日の予約)

担当者が不明の場合、宛名は「Dear Sir or Madam」と書くのが一般的です。
予約内容を本文にまとめてメールを送ります。

【例文】
Dear Sir or Madam,
Hello, I’d like to make a reservation. Please find the details below;
Date: 5 April 2018
Time: 7pm
Name: Mr. Taro Yamada
Number of people: 2
Contact information: +81-3-xxxx-xxxx
Other Request: I am allergic to shellfish.

Please kindly reply to this message and confirm the reservation.
Thank you,
Taro Yamada

(日本語訳)
ご担当者様
予約をしたいので下記詳細をご確認ください。
日付:2018年4月5日
時間:午後7時
名前:山田太郎(男性)
人数:2
電話番号:03-xxxx-xxxx
その他:甲殻類アレルギーです。
予約確認の上、ご返信願います。
山田太郎

日本語では自分の名前に敬称をつけると不自然に感じますが、英語では性別を伝えるためにMr.やMs.をつけることがあります。また、電話番号は、現地の電話を持っていない場合、国際電話の日本の国番号「+81」と、市外局番の初めの0を抜かした番号を記載します。

返信をする

レストランからの返信メールは、基本的に予約の確定連絡なので、返信をしなくても構いません。ただし、挨拶も含めて返信をしておくと、より丁寧です。

【例文】
Dear xxx,
Thank you for your e-mail.
I will visit your restaurant at 7pm on 5 April.
I’m looking forward the dinner.
Regards,
Taro Yamada

(日本語訳)
xxxさん
メールをありがとうございました。
4月5日午後7時に伺います。
ディナーを楽しみにしています。
山田太郎

予約の意味を表す英語表現の使い分け

予約に使う英語表現にはいくつかのパターンあります。言い方や表現方法でニュアンスに多少の違いはあるものの厳密な使い分けは必要ないため、自分にとって使いやすい言い回しを覚えておくと便利です。

「予約する」を表す英語

予約の意味でよく使われる表現としては、「reserve」や、同義の「make a reservation」「book」「make a booking」などが挙げられます。やや意味合いに違いはありますが、基本的にはあえて使い分ける必要はありません。「reserve」はスペースを確保するイメージで、「book」は台帳に名前が記載されるイメージとつながるので、覚えやすいほうを使うと良いでしょう。

なお、医師や弁護士などを予約するときは、「make an appointment」が使われます。人の時間を押さえる場合に使用する表現で、取引先に訪問して時間を取ってもらいたいときにも使えます。

予約する際の注意点

予約をする際に聞かれる内容はある程度決まっています。電話で予約する際は、事前に伝える事柄をまとめておきましょう。メールの場合でも、日程(到着日、宿泊日数など)、時間、人数(大人、子ども)、席の希望(窓側、個室など)、部屋の希望(海側、禁煙など)といった内容を準備しておけば、スマートに予約できます。また、希望の時間が空いてない場合に備えて、別の候補日時も控えておきましょう。

定型文を覚えて堂々と話そう

レストランの予約は受け答えのパターンが決まっているので、シチュエーション別フレーズなどで基本的なポイントさえ覚えてしまえば簡単です。電話では聞き取りや発音が不安でハードルが高いと思う人は、まずはメールで練習してみましょう。

なお電話予約の場合は、はっきりと大きな声で話すことが大切です。相手が聞き返してきたときに、小さな声になってしまうと聞き取りづらくなるので、自信をなくさず何度でも繰り返してみてください。自分で予約ができるようになると、行動の幅も広がります。ぜひ挑戦してみてください。

ページ上部へ戻る