英単語を無理なく確実に覚える方法|ビジネスに活用

2018年2月25日

英語力の上達に不可欠なボキャブラリー(語彙)。
仕事で英語を使う人も、海外旅行によく人も、「もっとさまざまな英単語を使えたら」と考える人は多いのではないでしょうか。

ボキャブラリーが豊富になると、英語を使えるシチュエーションが増えるうえに、同じ内容の言い換えができるようになり、表現の幅を広げることができます。

この記事では、英単語を効率よく、スムーズに定着させる方法、ポイントについてご紹介します。

英単語を覚える難しさとは

私たちが普段使っている日本語の文字は英語と全く異なるため、英単語を覚える前にアルファベットをゼロから覚える必要があります。

例えば、フランス語やドイツ語を母語とする人は、英語と共通点のある文字や単語も多いため、意味を想像することが可能です。しかし、日本人が英語の意味を予測することは容易でなく、一から覚えなければなりません。

言語は経験や会話から覚えるものなので、覚えるためには一定の期間が必要です。優れた単語帳や教材を使っても、一朝一夕で習得できるものではないので、あきらめずに根気よく続けることが大切です。

英単語を覚えるのが何より重要

なぜ、時間をかけて努力してまで英単語を覚えなければならないのでしょうか。

その理由はシンプルで、語彙力がなければ文章の意味を理解することが困難だからです。長文では単語を推測できるというケースもありますが、コミュニケーションでは推測する時間などなく、文章の意味がすぐに理解できなければ会話も進みません。

英単語は知っていれば知っているだけ文章をスムーズに読み進めていくことができますので、読解力やリスニングなど、英語の力を総合的に底上げすることが可能になります。

英単語の効率的な覚え方

それでは、実際どのように勉強すれば、英単語を効率的に覚えられるのでしょうか。英単語を効果的に覚える勉強法をご紹介します。

単語はフレーズごと覚える

英単語は、単語帳に書かれた個々の和訳を機械的に丸暗記するだけではすぐに忘れてしまい、活用できるようになるまで時間がかかります。

そのため、必ず例文で覚えることが大切です。英文の文脈の中で英単語の意味を押さえると、単体で覚えるよりもスムーズに覚えられます。そのため、単語帳は例文付きのものを使用すると良いでしょう。

また、フレーズで覚えると、複数の意味を持つ英単語も意味の違いを覚えやすくなります。

例えばprettyという単語を例にとってみましょう。prettyには以下のように大きく2つの意味がありますが、フレーズで覚えるほうが具体的なシーンがイメージでき、頭に入りやすくなります。

意味品詞例文
かわいい形容詞She is so pretty.
彼女はとてもかわいい
かなり、相当副詞It’s pretty hot today.
今日はかなり暑い

映像をイメージして覚える

英単語の意味をイメージと結びつけて覚える方法も効果的です。
英単語の例文から情景をイメージしてから覚えるようにしてみましょう。
情景が浮かばないときは、検索エンジンに英単語を入力すると、関連した画像やイラストが出てくることがあります。

例えば、dusty(ほこりっぽい)という単語が出てきたら、dusty house「ほこりだらけの家」を連想し、家の様子をイメージします。
これを続けていると、単語を見たら自然とイメージが浮かび上がるようになります。

日常生活で使う物を覚える

日常生活で使う身近な物を、どんどん英語で覚えていきます。

ネクタイ、ベルト、手帳、会議資料など、よく手に取るものを目にする度に英語でどう言い表すのか確認しましょう。
身近にあるのに意外と知らない単語があることに気づかされます。

声に出して覚える

音で聴覚を刺激して覚える勉強法です。
覚えたい英単語の例文を繰り返し音読します。
1日100個を目指しましょう。

同じ例文、単語を何度も読み続けるのではなく、その日集中的に覚えたい単語を順に読み、10周ほど繰り返します。
英単語を繰り返し書いて覚える勉強法もありますが、声に出すほうが書くより早いため、時間短縮できる点もメリットです。

【応用編】接頭語・接尾語を参考にする

接頭語・接尾語の意味を知ると、英単語の意味を理解しやすくなるので参考にしてください。

例えば、接頭語にpre-が付くと、「前に」という意味が含まれます。
prelude(前奏曲)、predict(予言する)などの単語を、何も知らずに覚えるよりも意味を想像しやすくなるでしょう。
ほかにも、「否定」の意味が含まれるdis-には、disappear(消える)、dislike(嫌い)などの単語があります。

接尾語では、「~できる」という意味を持つ-ableが付いたcapable(有能な)、acceptable(受け入れられる)が挙げられます。
「話すこと」を含む-logが付く単語には、dialogue(会話)、monolog(独白)などがあります。
このように接頭語・接尾語のちょっとした知識で覚えやすさがぐっと変わります。

英単語を確実に暗記するコツ

完璧主義にならない

英単語は、1日で覚えられるものではありません。
一時的に覚えられたとしても、繰り返して脳に定着させなければ忘れていきます。

完璧を求め、無理やり覚えようとしてストレスを溜めるよりも、初めは多くの単語に触れ、慣れることを心がけましょう。

興味のあるジャンルの英文を読む

興味のあるジャンルの文章であれば、英単語のイメージもつきやすく、頭に定着しやすくなります。どんどん興味も湧いてくるので、楽しく単語を覚えていくことができるでしょう。好きなジャンルであれば、モチベーションも保ちやすく、継続して勉強することができますね。

復習を怠らない

どんどん新しい単語を覚えていきたい、という意欲は大事ですが、復習することも重要です。
前に進むだけでなく、昨日覚えた英単語のチェックを忘れずに行いましょう。

ちゃんと覚えたつもりでも、忘れてしまっていることもあります。自然に記憶できるまで、同じ範囲を繰り返し復習して、定着させましょう。

半年以上は継続する

復習を繰り返しながら続けても、単語帳を1周通して勉強し終わる頃には、初めの頃の単語を忘れていることも多いので、2周、3周、4周…と学習を続けましょう。

記憶をどのくらいで忘れてしまうかを示した忘却曲線によると、翌日には知識の約半分、3日後には知識のほとんどを忘れてしまうことが分かっています。繰り返し復習していけば、この忘却のスピードを緩やかにし、効果的に知識の定着を図っていくことができるでしょう。

単語からイメージが湧き、自然に意味が頭に浮かぶレベルまで繰り返すと、ようやく英単語を覚えたというレベルに到達します。

隙間時間は覚えづらい単語の習得に充てる

単語帳を何周か繰り返していくうちに、何度繰り返しても覚えにくい単語に出合うはずです。

それらをピックアップしておき、移動中などの空き時間に集中して覚えて、苦手意識をなくしましょう。

ゲーム感覚で覚える

単語当てクイズや、キャラクターが発音をチェックしてくれるアプリなど、ゲーム感覚で英単語を覚えられます。
ひと息入れたいときに試してみると、暗記がはかどるかもしれません。

アプリなら、すぐにアクセスできて習慣化しやすい点も魅力です。

同義語を覚える

一つの単語を覚えたら、同時に違う表現の同義語を覚えることで効率よく語彙力をアップさせることができます。表現の幅も拡がるのはもちろん、複数の単語をリンクさせることで単純記憶から脱却することができ、知識もより定着しやすくなります。

暗記した英単語を思い出すためには

せっかく頑張って覚えた単語でも、実際に適切なシーンで活用できなければ意味がありません。

そのために大切なことは、単語学習の際にイメージとフレーズをしっかりと紐づけておくということです。言い換えれば、その単語が日常のどんなシチュエーションで使えそうなのか、イメージを膨らませながら記憶することがポイントになってきます。その際に身近なシーンや知り合いの顔などを思い浮かべながら例文を作ってみると、非常に効果的でしょう。

自分自身の経験に関連付けて覚えるのも効果的ですので、英単語を学習する際はどんな時に使うことができるか、用途を必ず一緒に理解するように心がけてくださいね。

ビジネスで使う英単語を覚えるためには

日常的なシーンであれば、これまでご紹介してきた方法で効果的に単語を身に付けることができますが、ビジネスではもう少し工夫が必要になってきます。ビジネスで使う英単語を覚えるのが主目的の場合は、どのようにすれば効果的でしょうか?

業界紙や書籍などを活用

一番シンプルな方法は、自分が関わっている業界の雑誌や書籍を活用するという方法です。親しみのある業界であれば書いている内容も理解しやすく、仕事にも直結してくるでしょう。初めのうちは専門用語につまづくことも多いかと思いますが、自分が携わる業界の専門用語を最も効率よく習得する方法でもあります。

また、ニュース形式で日常的に情報に触れれば、英語を急速に伸ばせるだけでなく、業界の最新動向なども知ることができます。まさに一石二鳥ですので、ぜひ日課に取り入れてみてくださいね。

続けやすい勉強法で、英語のボキャブラリーを豊富に

英単語を覚えるのに近道はなく、結局は何度も繰り返し覚える努力をするのが一番記憶に定着しやすい方法です。

長く続けるためにも、自分が最も続けやすい勉強法を見つけましょう。

ビジュアルで覚えたい人は単語が表す情景をイメージしたり、耳から英単語を覚えたい人はシャドーイングを行ったりするなど、自分にぴったりのトレーニングを実践してください。

コツコツと語彙力を伸ばして、英語力の底上げを図りましょう。

ライター:長坂ヒロ(更新)/1億人の英語編集部(原文)
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長坂 ヒロ

長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
旅するカモノハシ~「自由ですけどなにか?」~

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