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ビジネスシーンで英語が聞き取れない!主な原因と効果的な勉強法

ビジネスシーンで英語を使うとき、相手の話の内容がうまく聞き取れないと、焦りや不安を感じますよね。相手の意図が十分に理解できない可能性もあり、ビジネスにも支障をきたしてしまいがちです。リスニング力を向上させるためには、なぜ英語が聞き取れないのか、その原因を知ることが大切。その上で、重要な単語を判別するコツを身につけていきましょう。今回は、聞き取れないときの上手な切り抜け方などもご紹介します。

英語が聞き取れない原因と理由とは?

まずはなぜ英語が聞き取れないのか、その原因と理由を探っていきましょう。

単語力が足りず意味を理解できない

そもそも会話中に登場する単語を知らない場合は、当然ながら聞き取ることができません。また、知っている単語が聞き取れたとしても、その単語が知らない慣用句の中で使われていた場合、文脈を理解するのは難しいでしょう。単語力は、リスニング力向上のために不可欠と言えます。

ネイティブの発音とイメージしている発音にズレがある

英語をカタカナに置き換えて理解するクセがある場合、ネイティブの発音と異なるため、うまく聞き取れない場合があります。例えば、「Chocolate」。日本人は「チョコレート」と発音しますが、英語の発音記号は「tʃάk(ə)lət」で、カタカナで表すと「チョックリット」のように発音されます。ほかにも、次のような例があります。

日本語「セーター」→英語「sweater(発音記号swéṭɚ)」(スウェラー)
日本語「エネルギー」→英語「energy(発音記号énɚdʒi)」(エナジー)
日本語「コーヒー」→英語「coffee(発音記号kˈɔːfi)」(カフィー)

日本語でのカタカナ表記と実際の発音が異なるのは、両者で母音と子音の数が異なり、発音が一致しないためです。ネイティブの発音に慣れるためには、日本語のカタカナ表記から意識して離れる必要があります。

ネイティブの発音のリズムに追いつけない

ネイティブの発音には、独特のリズムがあります。これは、会話の中に登場する重要な単語が強調され、それ以外の単語は弱く発音されるためです。ネイティブの会話では、はっきりと発音されない単語も多く、一語ずつすべて聞き取ろうとすると、そのリズムについていけなくなってしまいます。

英語が聞き取れない人におすすめの練習法・学習法

英語がうまく聞き取れないとき、単に英会話を聞き流して勉強しているだけでは、リスニング力は向上しません。ここからは、聞き取る力を効率的に身につけるための練習法・学習法をご紹介します。

単語とイメージを結びつけて単語力をつける

まずは、リスニングに不可欠な単語力を向上させましょう。一般的に「lion(ライオン)」のように実体がある単語は比較的覚えやすいですが、「conjure(~を思い起こす)」のような抽象的な意味の単語は覚えにくいですよね。単語を覚えるときは、その単語が意味するイメージと結びつけて覚えましょう。先ほどの「conjure」を例に挙げると、もともと「(魔術や手品で)~を呼び出す」という意味を持つ単語なので、帽子の中からハトが出てくるイラストなどとセットで覚えると、イメージが定着しやすいですよ。

シャドーイングでリスニング力を鍛える

聞き取れない原因の一つに、ネイティブの発音と自分がイメージしている発音にズレがある点が挙げられます。ネイティブの発音に慣れるには、その独特のリズムを繰り返し真似して覚える「シャドーイング」と呼ばれる方法が効果的です。
ネイティブの英語音声とテキスト(教材)を用意し、最初はテキストで単語を確認しながら音声を聞きましょう。慣れてきたらテキストを見ないで、聞こえてくる音声を追いかけるように発音します。「聞く」と「発音する」という2つの動作を同時に行うことで、ネイティブの発音リズムが身につき、リスニング力を向上できます。

会話の語順のまま理解する

英語と日本語では文法が異なるため、主語と述語、装飾語などの語順が異なります。そのため、聞き取った英語を頭の中で「和訳」してから理解していると、聞き取りのスピードが遅くなり、内容についていけなくなりがち。英語は聞こえてきた語順のまま理解するようにしましょう。例えば「I love dog very much.」という文章であれば、「私は、好き、犬が、とっても」のように、英語の語順で理解します。日本語としては不自然ですが、一度和訳するひと手間をなくすことで、リスニングのスピードが向上しますよ。

ビジネスシーンで英語が聞き取れないときの対策法

ビジネスの現場で、大切な会話が聞き取れないときは、内容が理解できるまでいろいろな方法を試してみましょう。具体的な対策法をご紹介します。

聞き返すか言い方を変えてもらう

相手の英語が聞き取れないときは、聞き返すか、理解しやすい表現に変えてもらうよう頼みましょう。ビジネスの現場では、正確な意思疎通が欠かせません。「何度も聞くのは失礼だから…」と遠慮せず、分かるまでトライすることが大切です。自然に聞き返したいときは、次のような表現をシーンに応じて使い分けましょう。

Sorry?/Pardon?/Excuse me?→「もう一度言っていただけませんか?」という意味の、シンプルかつカジュアルな表現。語尾を上げて発音するのがコツです。ただし、目上の人には使わず、以下のように伝える方がよいでしょう。

Sorry, I didn’t catch what you said. Could say that again, please?(すみません、おっしゃることが聞き取れませんでした。もう一度お願いできますか?)
Could you speak a little more slowly, please?(もう少しゆっくりお話しいただけますか?)
Could you paraphrase it, please?(言い換えていただけますか?)
Could you explain one more time just to be safe?(念のため、もう一度ご説明いただけますか?)

文脈を理解しながらキーワードを意識する

ネイティブの会話では、キーワードとなる重要な単語が強く発音されます。次のような例文を見てみましょう。

Could you send me the document?(その書類を私に送ってもらえますか?)
I will visit you at your office at 10:00 tomorrow morning.(明日の朝10時にオフィスに伺います)

下線部は、会話の中で特に強調されるキーワードです。最初は強く聞こえる単語を拾い集めて、意味を推測するところから始めましょう。全体の流れが聞き取れるようになってきたら、キーワードを含めた文脈が理解できるようになります。

単語力をつけて文脈が理解できれば会話は成立する

ネイティブの英語は日本語での会話のような理解の仕方では聞き取れないことがあります。
ネイティブの英語を、英語の語順のまま聞き取って理解するためには、単語力を身につけてリスニング力を高め、少しずつ単語を含めた文脈が理解できるようになりましょう。特に先ほどご紹介したシャドーイングは、リスニング力の向上に効果的。毎日5~10分程度の学習時間でも構わないので、習慣づけるのがおすすめです。こうした学習法は、英検などの勉強にも役立ちますよ。

単語力を上げ会話の文脈を把握しよう

ネイティブが話す英語はスピードが速いため、日本語に置き換えて理解する方法ではうまく聞き取れない場合があります。最初はすべての単語が理解できなくても構いません。会話の中に登場する、重要な単語を拾っていくようなイメージで聞いていると、内容が次第に理解できるようになります。今回ご紹介したシャドーイングなどでリスニング力を高めながら、徐々に会話の文脈を意識していきましょう。





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