短期集中でTOEICのスコアアップを目指す!目標設定と勉強の仕方

短期集中でTOEIC(Listening & Reading Test)の試験対策を行うときの方法と、スコアアップのためのコツをご紹介します。まずは一般的に点数アップを狙いやすい、リスニングセクション全般と、リーディングセクション内の語彙と文法の勉強から始めましょう。リスニングは英語を聞くことに慣れるだけでスコアがアップし、リーディングは単語やイディオムの数を増やすだけで点数に結びつきます。また、実際のテストと同じ問題形式に慣れることで、本番のテストでもTOEICのスピード感に戸惑わずに済むでしょう。

TOEICの受験を決めたら…

一年に10回受験できるTOEICを、英語学習の動機づけとして活用しましょう。申し込んでから受験日までのラストスパートも重要です。

テストの申し込みを行う

TOEICのテストは年10回実施されていて、2月と8月を除く毎月、受験できます。申込期限は基本的に試験の2カ月前までなので、自分自身を追い込むためにも、思い立ったときに受験料を支払って申し込んでしまいましょう。そのほうが試験までの2カ月間、緊張感を持って英語学習に取り組めるはずです。

明確な目標を立てる

「まず600点を目指す」などと、スコアの具体的な数値目標を設定することが大切です。初めて受験する場合は、あらかじめ模試などを利用して、現時点での自分の実力を測っておきましょう。その上で目標スコアを算出すれば、目標と実力の比較を基に計画を立てやすくなります。また、「仕事上で簡単なコミュニケーションが取れる」など、目指している英語力のレベルから目標スコアの目安を設定するのも良いでしょう。

スコアの目安は下記の記事が参考になります。
1億人の英語「TOEICのスコアでわかる英語力の目安とビジネスで通用するスコアとは?」

短期間で集中して勉強するときのポイント

スコアアップには、英語力だけでなくTOEICへの対応力も必要です。そのためには、TOEICの問題を何度も解き、出題傾向と流れを頭に入れておきましょう。

自分に合った教材を購入する

テキストと問題集

TOEICの傾向を知るためにも、教材はTOEICに特化したものを使いましょう。リスニング用の教材を何度も聞いて、音声のスピード感やアクセントに慣れておく必要もあります。その際、教材は英語学習歴や取得済みの英検の級などを参考に、自分のレベルに合ったものを選びましょう。背伸びして難しい教材を使い始めても、挫折してしまう可能性があります。

単語集

レベルを問わず、ボキャブラリーの強化は必須です。TOEICには大学受験ではお目にかからなかったような独特の単語が出てきます。TOEIC用のテキストや問題集の中で出合う単語を覚えるのはもちろん、TOEIC用の単語集を併用して、常にボキャブラリーを増やすことを意識しましょう。

問題集を繰り返し解き、形式に慣れる

出題傾向と流れを把握する

TOEICでスコアアップを目指すには、問題形式に慣れることも大切です。リスニング・穴埋め・文章読解などそれぞれの問題は毎回、傾向が似通っています。そのため、出題形式に慣れるとともに、各パートの傾向や流れをつかんでおけば、試験当日に戸惑うことなく、最後まで一気に解き続けることができます。

時間感覚を身に付ける

TOEICは、瞬間的に英文を理解して解答するスピードを求められます。初めて受験するビジネスパーソンの中には、求められる問題処理能力のスピードに驚く人もいるでしょう。問題形式に慣れておくと有利なのは、問題処理能力のスピード感をあらかじめ把握できるという点も理由です。
リスニングセクションは流れる音声に対応しながら問題を解くため、ペース配分はそれほど関係ありませんが、リーディングセクションについては、短文穴埋め問題から文章読解問題まで各パートをどれくらいのペースで解くと自分にとってのスコアアップにつながるか、問題集を何度も解いて感覚を身に付けておきましょう。

時間配分の目安は下記の記事が参考になります。
1億人の英語「TOEICを時間内に解き終わるには?配分の目安と解き方のコツ」

できるだけ毎日英語に触れるようにする

問題集だけでなく、スマートフォンのアプリなども活用すれば、通勤時間などスキマ時間にもTOEICの勉強ができます。毎日新しい単語を覚え、英語を聞きましょう。リスニングの強化とボキャブラリーの増強を同時に進めることで、少しずつTOEIC用の英語力が磨かれていきます。スコア上で成長が見られれば、英語学習が楽しくなってくるでしょう。単語集なら単語集、文章読解なら文章読解と絞って勉強するよりも、複数からスコアアップにアプローチすることで、確実に相乗効果が得られます。

短期間でスコアアップを図る勉強法

短期間でスコアアップを狙うなら、得点しやすいところから攻略するのが一番です。平均スコアの高いリスニングセクションと、リーディングセクションの語彙文法問題を狙いましょう。

リスニングはスコアを伸ばしやすい

英語学習の初心者の中には「英語は何とか読めるけど、リスニングが苦手で…」という人がいます。しかし、TOEICに関しては攻略しやすいのはリスニングセクションです。理由は、リーディングセクションに比べて英文の難易度が低いことにあります。
オーソドックスな勉強法は、問題集のCDを聞いて耳を慣れさせることです。その際、音声を聞き流すだけでは、即効性はあまりありません。意味を理解しようと集中しながら聞きましょう。意味がわからなければ、こまめにスクリプトをチェックして確認することが大切です。その後はスクリプトを見ずに聞き、同時通訳者になったつもりで、音声を日本語に訳し、理解しながら聞き進めましょう。

ディクテーション

ディクテーションとは、音声を聞きながら、途中で音声を停止したり、何度も聞き直したりして、英語を一語一句書き取る作業のことです。書き留めた英文は、スクリプトを確認して答え合わせをしましょう。集中して英語を聞き取る力が付くので、リスニング中に気が散って聞き逃しがちな人におすすめです。

シャドーイング

音声を聞きながら、発音を真似するシャドーイングは、初心者にはやや難易度が高めです。スクリプトを見ずに行うため、インプットとアウトプットを同時にこなす必要があり、集中力が必要です。
初心者の人がシャドーイングを行う際は、使用教材のレベルを下げ、自分にとって平易なものから始めましょう。シャドーイングは英語力を確実に上げる優れた勉強法です。諦めないで、コツコツとレベルアップしていきましょう。

リーディングはPart5・6対策を徹底的に行う

Part5とPart6は、語彙の穴埋め問題で、文法的・意味的に正しい単語やイディオム、フレーズを選ぶ形式です。Part7のように文章を読んで総合的に分析をする必要はなく、文法問題なら、中学校で習う文法を十分に理解できていれば解ける問題もあります。語彙の難易度も日ごろからTOEIC用の単語集で勉強していれば対応できる範囲内です。つまり、基本的なレベルの学習を積み重ねるだけで、努力が着実にスコアに反映されやすいセクションといえます。TOEIC対策用の問題集でリーディングセクションをしっかりと勉強し、Part5とPart6から点数を上げていきましょう。

TOEICに特化した問題集を徹底的に活用しよう

TOEICが、対策しやすい試験だといわれる理由は、出題傾向が毎回似通っていて、状況設定も限定されているからです。だからこそTOEICに特化した模擬試験や問題集を解くことが効果的なのです。英語力全体の底上げを図るのはもちろん大事ですが、「試験まで時間がない」「短期集中でスコアアップしたい」という場合は、TOEIC対策の単語集でボキャブラリーを増やしながら、リスニング・リーディングともにTOEIC対策用の問題集を解き、復習を徹底的に行いましょう。それがスコアアップの近道です。

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