提案に使える英語|会議やメールなどビジネスシーンで役立つ表現集

会議や商談といったビジネスシーンにおいては、画期的なアイデアや本質的な意見を積極的に提案する姿勢が評価されます。謙虚で控えめな性質を指摘されがちな日本人同士でもそうですから、海外の人が参加する会議においてはその傾向が一層強くなります。
とはいえ、英語で提案するといっても、英語初心者にはなかなかハードルが高く、躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、会議やメールなどで使える英語の提案フレーズをご紹介します。

「提案する」の意味を持つ単語の違い

日本語の「提案する」に当たる英語は複数存在しますが、提案する相手とフォーマル・インフォーマルの別によって使用される単語に違いが生じます。

propose「提案する」

提案を意味する単語の中では使用頻度の高いものです。会議でも、同僚同士の会話においても、分け隔てなく、自分の考えや新しい企画を出す際などに使えます。

My boss proposed a new project. (私の上司は新しいプロジェクトを提案した)
I propose that we should break into the African market. (アフリカ市場に参入すべきだと考えます)

suggest「示唆する」

suggestは、proposeよりも間接的に自分の言いたいことを述べる際に使います。人の発言をフォローするように「彼/彼女は~ということを言いたいのではないか」というニュアンスで使用することもあります。また、提示された資料を用いて、数字から読み取れることを伝えたい際にも可能です。

She suggests that she does not always agree with this plan.
(彼女は必ずしもこの計画には賛成できないと言っているのではないでしょうか)
This graph suggests that the global demand for gold will increase in the near future.
(このグラフは、近い将来、金の世界的需要が増加すると示唆しています)

recommend「勧める」

recommendは、日本語の「提案する」よりも少し踏み込んで、相手にアクションを促す表現です。商談などで相手に働きかけたい場合や、同僚への助言などadviseでは少し高圧的になってしまいがちな場面で使えば、効果を発揮します。ほかにも同様なニュアンスを持った表現として、encourage「促す」を使用しても良いでしょう。

We recommend that you put this project in practice with our support at once.
(みなさんはすぐにでも我々とともにこのプロジェクトを実行に移したほうが良いと思います)
He/She recommended that we revise our plan once again.
(先方は、我々がもう一度計画を見直したほうがいいと言ってきました)
I encourage you to take a day off because you overwork.
(働きすぎだから、一日休暇を取ったほうがいいよ)

encourageは「encourage+人+to +動詞」という形で使用されることが一般的です。

advise「助言する」

adviseは、会社内の上司や同僚、取引先相手にはあまり使うことのない表現です。一般的には、専門的な技能や知識を持っている側が、相手に助言するケースが想定されています。具体的には弁護士や医者、コンサルタントらです。

用例はencourageの場合と同じく、基本的に「advise+人+to +動詞」という形で使用されます。

My doctor advised me to refrain from thinking about my business at home.
(医者は私に家では仕事のことを考えないように助言した)
We advise you to cut off the cost of advertisement.
(広告費を削減したほうが良いと進言します)

提案する際に使えるフレーズ:会議編

会話の中で広く用いられている提案フレーズを会議のシーンに絞ってご紹介します。外国人を交えた会議が開かれる前にいま一度、頭に入れておきましょう。

会議で提案する際のフレーズ

Why don’t we~?「~しませんか?」
「なぜ~しないの?」という直訳にも表れているように、相手を自分の提案に沿うように勧誘したり、賛同を促したりする場合に使えるフレーズです。Why don’t you~?と変えても「~してはどうですか?」という提案の意味になります。

Why don’t we negotiate with the company on this proposal?
(この提案で会社に掛け合ってみませんか?)
Why don’t you proceed to the next stage of this project?
(この計画を次の段階に進めてみてはどうでしょうか?)

What do you think about~?「~についてどうお考えですか?」
質疑応答の場面で、疑問点から自分の主張につなげたいときに使えるフレーズです。
about以下に疑問点を入れて、そこから自分の主張を行います。
What do you think about this abnormal value in the graph?I suggest that it shows another hypothesis.
(グラフ内のこの外れ値についてはどうお考えですか?私は別の仮説を示しているのと思うのですが)

I’d like to make a suggestion.「提案させていただきます」
会議のムードから、いきなり「I propose」や「I think」を切り出しにくいケースで、聴衆の関心をひとまず引きつけておきたいときに使えるフレーズです。
「I’d like to+ 動詞」は自分の希望を敬語的に示す表現として、幅広く使用できます。

また似たフレーズに「I’m going to make a proposal.」が挙げられます。こちらはよりカジュアルに提案を切り出したいときに使います。

I’d like to make a suggestion. I propose that we make an lower estimate of our sale in this term.
(提案させていただきます。今期の売り上げについてはもう少し低く見積もるべきと考えます)
I’m going to make a proposal. We should make our contract with A’s company rather than B’s company.
(提案なんですが、B社よりA社と契約を結ぶべきだと思います)

My suggestion is~?「私の提案は~です」
シンプルに自分の提案を示しておきたいときに使えるフレーズです。
My suggestion is that we should collect more information of this matter.(私の提案は、この問題についてはもう少し情報を集めるべきだということです)
My suggestion is a little different one from others.(私の提案は、ほかとは少し違ったものです)

提案に対する返答の仕方

賛成する

賛成する場合でも、シーンに応じてフレーズを使い分けなければ相手の心象を悪くしてしまうおそれがあります。カジュアルな場面では、「面白そうだね」という意味で以下のフレーズがよく使用されます。

Sounds good./That’s interesting.(面白そうだね)

一方、会議などフォーマルな場面では、日本語と同様に「ありがとうございます」から始めると相手に対する敬意が伝わります。

Thank you for your proposal. We would like to follow it.
(ご提案ありがとうございます。ぜひお受けしたく思います)

反対する

提案を受け入れられない場合、ダイレクトに「できません」と言うのは、今後の円滑なビジネスに支障をきたすおそれがあります。そこで少し表現を和らげて、別の条件や婉曲表現を使ってみると良いでしょう。

I’m sorry, but I would like to follow it on another condition.
(申し訳ありませんが、別の条件ならお引き受けいたします)
I’m afraid that I can’t accept it.(申し訳ありませんが、お引き受けできません)
That’s a good idea, but I would like to reflect on it in detail.
(良い考えですが、細かいところまで詰めて考えさせてください)

提案する際に使えるフレーズ:メール編

最後は、メールで提案をするシーンです。会議などに関する候補日の提案や、新商品の販促に使えるフレーズをご紹介します。

会議などの日程を提案する際のフレーズ

相手に都合の良い日時を聞く際にはbe available for~「~は都合が良い」というフレーズを中心に文章を作ってみましょう。

As for our meeting, are you available for the afternoon on the next Monday?
(会議ですが、来週の月曜午後はいかがでしょうか?)

自分でいくつか候補日を挙げて相手に選んでもらうときは、the following dates「以下の日程」というフレーズが便利です。

Which of the following dates is it convenient for you?
(以下の日程のうち、いつがよろしいでしょうか?)

また、候補日の中では相手の都合がつかない場合は、相手から候補日をいくつか挙げてもらうよう提案してみましょう。

Would you tell me a couple of alternative dates and time of our meeting?
(会議について代わりの日時をいくつか挙げていただけないでしょうか?)

商品を提案する際のフレーズ

新商品の販促を行う際によく使われるフレーズを3つ挙げます。

This products is very popular among young people now.
(この商品は今、若い人の間で大人気です)
I recommend this new product with confidence.
(自信を持ってこの新商品をおすすめいたします)
I would absolutely like you to try this product out.
(お客様にぜひこの商品を試していただきたいのです)

建設的な提案フレーズを身に付けて、密度の濃い会議を

提案は難しいと考えられがちですが、毎回必ずしも新規のアイデアや問題解決策を提示する必要があるわけではありません。誰かの発言を補足したり、質問から展開したりする提案の仕方もあります。会議や商談の中で自分の提案をうまく組み込める英語フレーズを身に付け、建設的な話し合いができるよう努めましょう。

ビジネス英語特集

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