英語のライティング力を上げる方法【ビジネスの必須スキル】

2020年2月25日

仕事などで英語が必要となると、スピーキングのスキルアップに意識が集中しがちです。しかし、英語の習得にはスピーキングも含めた4つのスキルが重要で、その中には文章を作文するライティングも含まれます。
ライティングを行うと、自分の英語力を目で見て確かめることができます。また、英会話でも使える表現力が身に付くこともあります。
そこで今回は、英語のライティング力を身に付ける効果と勉強法についてご紹介します。

ライティングで望める効果

ライティングを学習すると、ほかの英語力も向上すると言われています。例えばリーディングだとなんとなく単語だけで意味が推測できることもありますが、ライティングではすべてを自分で組み立てなくてはならないので、必然的に構文力が向上します。

また、文章を組み立てる際に必ずひっかかる場所が出てきますが、それこそがあなたの苦手なポイント。何度も繰り返すことで、苦手分野を徐々に克服していくことができます。多様な文章に触れることによって単語や文法など表現の幅が拡がるのも大きなメリットですね。

総合的な英語力の向上につながる

英語などの言語を習得するには、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングという4つのスキルが求められます。
耳で聞くリスニングと、読むリーディングは英語をインプットする練習と言えます。一方、話すスピーキングと書くライティングは、英語をアウトプットする練習です。
4つの能力はお互いに連鎖しており、例えばライティングのスキルが上がれば、残り3つのスキルも上がっていき、結果として総合的な英語力の底上げを図ることができます。

ライティング力を伸ばすためには

ライティングを延ばすためのポイントは、主に以下の3つが挙げられます。

文法の基礎は押さえておく(構文力の基礎)

やはり大前提として、基本的な文法は抑えておくことが必要です。どんな文章を書くにしても文法を理解しておかないと始まらないので、文法が不安な方は最低限中学レベルの英文法はおさらいしておきましょう。

使える単語や熟語のバリエーションを増やしておく

ライティングでよく使う単語や熟語のバリエーションを増やしておくことも大切です。初めのうちは決まりきった単語だけでも問題ありません。少しずつで良いので、使える表現の幅を広げていけば、ライティングのスキルもおのずと向上します。

英文に普段から触れるようにしておく

ライティングのコツは、正しい文章を真似することにあります。そのためには正しい英文に日頃から触れる機会を設け、英語のリズムを身に付けることが非常に重要。初級レベルのものからで良いので、英文を日常的に読む習慣をつけましょう。

おすすめのライティング勉強法

ライティングの勉強は決して難しいことではありません。
英会話教室などに行かなくても、一人で取り組める勉強法があります。

主な方法としては、日本語を英文に英訳して書く、・英文を理解しながら書き写す、リスニングしながら書き出すの3種類。まずは短文から徐々に始めていくのがポイントです。

英語で日記を書く

量よりも毎日の積み重ねが大事なので、1日2行もしくは3行などと決めて、短い文章から始めましょう。
最初は知っている英単語だけを使って書いても良いので、その日の天気や出来事、自分の気分などを記録します。慣れてきたら、単語などを辞書で調べながら取り組んでみましょう。
さらに同じような内容は少しずつ表現を変えて書いてみるのがおすすめです。例えば「~と思う」と書きたいときは、「I think~」と始める人が多いかもしれませんが、英語類義語辞典で調べると、「think」には多くの類義語があります。「I assume~」「I guess~」「I believe~」「It seems like~」などにも「~と思う」「~と感じる」という意味があるので、日によって異なるフレーズを使ってみると良いでしょう。

TOEICなどの参考書を活用する

何から始めたら良いかわからない人は、TOEICなど英語能力試験の問題集を活用してみてください。掲載されている和訳文を英語で書き直したり、リスニング用のCDを聞いて書き取りをしたりするのがおすすめです。書いた後は答えを確認し、気になる表現や知らなかった単語などをまとめて

書いた英文を添削してもらおう

可能であれば、書いた英文や日記を英語の得意な人やネイティブに添削してもらうのがおすすめです。添削してもらうと間違っている箇所を指摘してもらえるだけでなく、「文法は正しいけれど、こういう使い方はあまりしない」といった、自然な表現を学ぶことができます。
もし身近に添削してくれる人がいなければ、オンラインサービスやアプリなどを活用する方法もあります。

オンラインで添削してもらえるサービスを利用する

近年は、書いた英文を添削してくれるサービスが話題を読んでいます。こうしたサービスでは1文あたり0~数百円で添削してくれるので、低コストで気軽に利用できることが大きなメリット。フィードバックを見れば自分の苦手にが一目瞭然なので、英語を効率的に学習することができます。

また、内容もビジネスや上級者向け、TOEIC対策などに特化したサービスなど実にさまざまです。ビジネス文書の確認などにも利用できるので、ビジネス英語を習得しようと考えている方には嬉しいですね。

持ち込み形式の添削サービスでは、提出した英文をもとに、1文ずつ誤っている点を指摘してくれたり、文法的には正しくても、より自然な表現を教えてくれたりします。日本人講師の場合は「文法的になぜ間違っているのか」といった解説やコメントを日本語でもらえます。一方、ネイティブの場合は解説もコメントも英語です。そのため、一定の英語力が身に付いている場合はネイティブの人に添削してもらうのがおすすめです。英語力に自信がない場合は、日本語で解説をしてくれる日本人講師に添削してもらうと良いでしょう。

無料で添削してくれるサービスも

上記のようなサービスには、無料で利用できる添削サービスも存在します。システムで自動添削をしてくれるものから、ネイティブスピーカーが添削してくれるものまでさまざまで、精度に多少のばらつきがあるのも事実。ただし自分の英文を無料で添削してもらえるので、利用する価値はあると言えるでしょう。

こうしたサービスはオンラインはもちろん、アプリとしても利用できるものもあります。無料で利用できるのものも多く、入力した英文をアプリ上で添削してくれるものや、スペルチェックをしてくれるものなどが内容もさまざま。スマートフォンのアプリなら、スキマ時間でも英語学習ができるので、忙しい人にはおすすめです。

ネイティブの友人に添削してもらう

より積極的に英語力を伸ばしたい場合は、ネイティブの人と知り合うことが一番の近道かもしれません。SNSや英会話カフェなどが便利です。

SNSの場合は、自分と共通の趣味を持つ人や、同じコミュニティに属する人などに話しかけてみると、共通の話題もあるので会話を続けやすいでしょう。
英会話カフェは、好きなときに足を運んで英会話を楽しめるスポットです。料金やスタイルはカフェごとに異なりますが、英会話教室よりも気軽に利用でき、ネイティブと話すことができます。例えば英会話カフェで話題に困ったときに、英語で書いた日記の添削をお願いしても良いかもしれません。

間違いを指摘されてこそライティング力は身に付く

ライティング力をアップするには、毎日少しずつでも続けて書くことが大切です。
自分の書いた英文を人に見せるときに、「間違っていたら恥ずかしい」と感じるかもしれませんが、ネイティブではないのですから、完璧でなくても問題ありません。間違いを指摘されてこそ、気付きがあって上達していくので、英語でライティングをしたら臆せず添削してもらうようにしましょう。
雰囲気で通じてしまっているだけの英語では、本当の意味でのコミュニケーションはとれません。ライティングを行い、自身の英語をブラッシュアップしてみてはいかがでしょうか。

ライター:長坂ヒロ(更新)/1億人の英語編集部(原文)
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長坂 ヒロ

長坂 ヒロ

▼略歴
WEBライター/翻訳家(英語・ポルトガル語)として活動中。年齢は30代前半。
東京外国語大学外国語学部を卒業後、旅行会社にて海外商品企画や海外添乗業務を担当。学生時代には、大手予備校の英語個別指導講師や答案添削業務を経験。

オーストラリア/ニュージーランドに計1年半在住歴もあり、現在は信州・長野県へ移住。

趣味は海外旅行。渡航経験は約30カ国。年に2~3ヵ月は海外旅行へ。

英語は肩ひじ張って勉強するものではなく、楽しく習得していくもの。英語学習を楽しく継続する方法や、ネイティブが日常的によく使う表現などを発信していきます。

【ブログ】
旅するカモノハシ~「自由ですけどなにか?」~

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