社会人のための英語勉強法|仕事をしながら使える英語を身に付ける!

使える英語を身に付けたいと考えている社会人にとって、悩みの種は勉強時間の捻出ではないでしょうか。仕事の合間を縫って英語力を上達させるには、限られた時間で効率良く学習することが大切です。学習のコツを押さえて、ビジネスに役立つ実用的な英語力を身に付けましょう。
この記事では、仕事をしながら英語を上達させるために知っておきたい、効率的な勉強法をご紹介します。

社会人が英語を勉強するときのコツ

限られた時間を上手く使って勉強するためにはどのようなことを意識すれば良いのでしょうか。社会人が押さえておきたい学習のポイントを見ていきましょう。

目的、目標を決める

勉強を始める前に、目的を明確にすることが大切です。英語力をいかして転職したい、海外の赴任先で通訳を介さず会話をしたいなど、目的によって必要な勉強内容や方法も変わります。英語学習を続けて、自分がどのような姿になりたいかビジョンを描きましょう。
目的が定まったら、具体的な目標を立てます。目標のレベルと目標達成までの期限を決めることが目標設定のポイントです。目標のレベルとは、TOEICのスコアといった数値目標だけでなく、英語を使ってディスカッションができるレベルなど、具体的なイメージを描くと良いでしょう。

スケジュールを立てる

次に、目標達成に向けた計画を立てます。習得スピードを想定し、月ごとの目標を立てましょう。具体的に毎日の勉強時間と内容を設定します。

モチベーションをコントロールする

モチベーションをキープするには、定期的にTOEIC、英検などの試験を受けて、腕試しをする方法が有効です。テストが控えていると勉強の励みになるだけでなく、テスト結果によって成長を感じることで、モチベーションアップにもつながります。

隙間時間を上手に使う

社会人は、なかなかまとまった時間を作りにくいものです。少しでも時間を有効活用するために、隙間時間を勉強に充てましょう。通勤時間、昼休み、外出先や外食中の待ち時間など、ちょっとした時間でも英語の勉強は可能です。隙間時間を勉強にいかす意識を持つと、英語学習が続きやすくなります。

習慣にする

学習を続けるコツは、習慣にすることです。起床後、通勤中、寝る前など、毎日時間を決めて勉強しましょう。短時間でも集中して学習していくことで、習得につながります。
勉強せざるを得ない環境を作ることも一つの手です。勉強開始時刻になったらスマホのリマインダー機能を使って知らせる、あらかじめ勉強する日を設定して手帳に英語学習と記入しておく、など英語に意識を向ける環境を作りましょう。

単語と文法をまずマスター!

英語力の基盤を固めるには、語彙力と基礎文法は欠かせません。2つを攻略するためのポイントをお伝えします。

語彙力の重要性

英語力を高めるには語彙力のアップが不可欠です。語彙力が上がると理解できる英文が増え、長文読解に強くなれます。一定レベルの語彙力を身に付けると、わからない単語があっても文脈から想像できるようになっていきます。
また、ライティングやスピーキングでは、同じ内容を別表現で言い換えられるようになり、英語表現の幅を一層広げられるでしょう。

英単語の効果的な覚え方

英単語を効率よく覚えるには、例文付きの英単語帳を使いましょう。例文がなく、英単語と意味だけが羅列された単語帳もありますが、単語単体では覚えづらく、覚えられたとしても実際に英文に活用しづらいのが難点です。その点、例文付きの英単語帳を使うと、例文を通じて英単語の活用方法に触れられるため、スムーズに覚えやすくなります。例えば、「but(しかし、~を除いて、ほんの~)」や「run(走る、逃げる、経営する)」など、複数の異なる意味を持つ英単語も、意味の羅列を読むよりも、例文を通じて覚えるほうが、頭に入りやすいでしょう。
また、英単語は必ず発音とセットで覚えることが大切です。耳で聞いたり、発音したりすることで記憶に残りやすくなることはもちろん、リスニングやスピーキングのスキルアップにもつながります。

そのほか、映像をイメージして英単語を覚える方法も効果的です。例文にあるシチュエーションを想像し、単語の意味をイメージして記憶しましょう。
参考書を持ち歩いて学習する余裕がない人は、英単語学習用のアプリを活用してみてはいかがでしょうか。隙間時間に手軽にチェックして学習できるため、無理なく続けられるでしょう。

英単語学習で大切なのは、繰り返し英単語に触れることです。英単語は、一時的に覚えられたとしても、復習せずに日が経つと忘れていくものです。決まった単語を1日で集中的に覚えようとせず、時間をかけて根気よく暗記することを繰り返しながら、ボキャブラリーを増やしていきましょう。

基礎文法の重要性

基礎文法を身に付けると、英語の構造を理解できるようになります。文法は英語のルールです。ルールを覚えると応用が可能になるため、読める英文が増えます。
また、文法を習得できていないと、英語を話そうとしても単語の羅列になってしまいがちです。日常会話レベルではコミュニケーションが取れたとしても、ビジネスシーンで文法的におかしな英語を話していると、信用性を問われることがあるかもしれません。
社会人の英語学習だからこそ、基礎文法をマスターして英語力を底上げしましょう。

基礎文法を身に付けるための勉強法

まずは中学レベルの基礎文法の習得レベルをチェックしましょう。教材は、解説が充実したものを用意し、一通り問題を解いてわからない部分を明確にしましょう。一度解き終えて満足せず、曖昧なところは繰り返し学習して基礎を固めましょう。中学レベルをマスターしたら、高校の基礎文法にもチャレンジすると、より幅広い用法を身に付けられます。

社会人が英語の総合スキルを伸ばす4つのポイント

英語力をアップさせるには、「聞く」「話す」「読む」「書く」スキルを磨くことが大切です。4つの総合スキルを高めるための、学習のポイントをご紹介します。

リスニングスキルを伸ばすポイント

リスニングのレベルアップには、英語を聞くだけでなく、スクリプトと照合して正しく聞き取れているかを確認することが大切です。リスニングの後にスクリプトをチェックすると、読解できる英文も、音声だけでは聞き取れないケースがあることがわかるでしょう。
そのため、初めは聞き流しの教材は使わず、スクリプトが付いたリスニング用の教材で始めてみてください。リスニングに特化したラジオのプログラムを利用してみるのも手です。スクリプト付きのテキストが販売されているプログラムもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。

リスニングの際は、聞き取った英語を書き取るディクテーションを行うと、さらに効果が高まります。自分が聞こえた音声を書き取り、スクリプトと照合することで、聞き間違いや聞き取れなかった部分が明確になります。
初めは知っている単語しか聞き取れないかもしれません。しかし、「ディクテーション」→「スクリプトとの照合」を繰り返すことで、次第に英語の音のつながりに慣れて、聞き取れるようになっていきます。
一定のリスニングスキルが身に付いたら、ポッドキャストを活用して興味のある英語のプログラムを聞いてみるのも良いでしょう。ネイティブスピーカーのリアルな会話に触れ、どこまで聞き取れるかチェックしてみてください。

スピーキングスキルを伸ばすポイント

スピーキングで大切なのは、考えをすぐに英語で表現し、相手と意思疎通が取れることです。こういったスキルは会話を重ねることで鍛えられるため、独学での習得は容易ではありません。

一人でできるスピーキングの練習として、シャドーイングがあります。シャドーイングとは、英語の音声を流しながら、聞いた英語をそのまま復唱する勉強法で、発音の上達に役立ちます。
リアルな会話から習得するなら、オンライン英会話が便利です。オンライン英会話はレッスン時間に制限がなかったり、早朝や深夜の時間も選べたりするため、多忙なビジネスパーソンにおすすめです。
そのほか、気軽に英語を話す場を探しているならば、英会話カフェに行くのも一つの手です。

初心者はいきなり外国人と対話せず、スピーキング用の教材を使って基礎を身に付けることから始めましょう。頭の中ですぐに英作文するスキルを鍛えられる教材や、英会話で頻出する英語フレーズを習得できる教材などが販売されています。
ビジネスや海外旅行など、英語を使うシーンがあらかじめ決まっている場合は、シチュエーション別に多様なフレーズを覚える方法も有効です。
基礎が身に付いたら、同じ意味を複数の表現で言えるようにすると、よりコミュニケーションが取りやすくなります。

リーディングスキルを伸ばすポイント

英文を読むことを習慣にして、リーディングスキルを伸ばしましょう。毎日スマホで英語のニュースサイトを読むなど、習慣化しやすい方法で英文に触れることが大切です。中には子供向けのニュースサイトもあります。子供向けのため、英文が読みやすくて初心者の人も理解しやすいでしょう。
小説など、洋書から英語に親しむのも手です。初めはやさしい内容で興味を持てるものから始めると良いでしょう。
リーディング学習では、文章の構造をつかむことを意識して読むことが大切です。そのためにも、文法の習得は英文読解にとても役立ちます。

ライティングスキルを伸ばすポイント

ライティングスキルの上達を支える教材は、解説が充実し、スキルアップのポイントがまとめられたものが良いでしょう。日本人が誤りやすい表現やネイティブスピーカーがよく使う表現、ビジネスシーンで活用できる句読法など、気をつけるべき点がまとめられているものがおすすめです。
英語で書くことに慣れることが大切なため、英語で日記を付けることも効果的です。短い文章で良いので、毎日続けてみましょう。その際、ネイティブスピーカーにSNSや英語学習の掲示板を活用して添削してもらい、正しい表現を覚えることも重要です。

英語学習に近道なし。コツコツ計画的に勉強を

多忙な社会人が英語力を上げるためには、明確な目標を設定して毎日計画的に取り組むことが大切です。目標達成に向けて具体的な計画を立て実行するという点では、英語学習とビジネスには共通点があると言えます。
「英語が話せるようになりたい」と考えているだけでは、何も進みません。自分の生活スタイルに合った学習計画を立て、着実に勉強を積み重ねましょう。

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