英語の質問フレーズ|ビジネス会話やメールで使える例文29選

コミュニケーションは、質問する力がとても大切です。英語も日本語と同様、質問は会話をふくらませ、相手との距離を近づけるきっかけになります。初めは、自分から英語で話題を切り出すのは勇気がいるかもしれません。しかし、上手く会話が弾むと、もっと英会話を楽しみたいと、前向きに会話を続けられるようになるでしょう。
この記事では、英会話における質問の重要性、ビジネスパーソンが使いやすい質問フレーズをご紹介します。

質問力を磨くと英会話が弾む

上手な質問が、会話を発展させていきます。質問の重要性と質問するときのポイントを見ていきましょう。

質問力の重要性

効果的に質問をすると、会話が弾み、相手との関係性が深められるとともに自分にとってためになる情報を得られます。ビジネスでは、ちょっとした隙間時間に取引先の相手と話した内容から、仕事のヒントを得られることも少なくありません。また、自分から質問をして、話題を提示すると、相手の返事が予測しやすくなるため、会話のキャッチボールに余裕が生まれます。

質問するときのポイント

質問には、オープンクエスチョン(open question)とクローズドクエスチョン(closed question)があります。オープンクエスチョンは、「興味のあることは何ですか?」など、「Yes/No」では解答できない質問です。一方、クローズドクエスチョンは「この本を読みましたか?」など「Yes/No」で答えられる質問を指します。
濃密な会話を通して英語力を高めるには、内容を掘り下げられるオープンクエスチョンを使うと良いでしょう。オープンクエスチョンを繰り返すことで、相手の生活や趣味、考え方など、その人のことをより深く知るための手がかりが得られます。相手が緊張しているときは、回答に負担をかけないクローズドクエスチョンを投げかけることも有効ですが、それでは会話がすぐに終わってしまう可能性があります。オープンクエスチョンをメインに質問していくと、会話がスムーズに発展していくでしょう。

英語では、日常の何気ないテーマで雑談することをスモールトークと言います。例えば、天気、スポーツ、エンターテインメント、趣味、旅行、仕事、時事などは、誰にとっても共通の話題になりやすいテーマです。余裕を持ったコミュニケーションを取るために、自分が話しやすいトピックスについてストックし、関連する英単語を調べておくと安心です。

会話で使える英語の質問フレーズ

では、ビジネスに関連する質問フレーズを見てみましょう。初対面の相手に対する質問から電話でよく使われる表現まで幅広くお伝えします。

初対面の相手との会話で使える質問文

職業を聞く

初対面の人に仕事内容を尋ねるときは、次のように聞くのが一般的です。

What do you do?(何の仕事をしていますか?)

直訳の「あなたは何をするの?」という意味から、「何の仕事をしていますか」という意味合いになります。

少し丁寧に聞く場合は次のように聞いてみましょう。

May I ask what you do?(お仕事をお伺いしてもよろしいですか?)

許可を取る「May I~」から始めることで、「よろしければ教えてほしい」というニュアンスが出ます。

おおまかに相手の職業について尋ねるときは、「What kind of work~」から始めましょう。

What kind of work do you do?(どんな仕事をしているの?)

職業を尋ねるときは、くれぐれも「What’s your job?(仕事は何だ?)」とは聞かないようにしましょう。間違っているわけではありませんが、唐突で事務的な印象を与えます。これから良好な関係を築きたい相手との会話には適さない表現です。

意見を聞く

特定のトピックスに関して相手に考えを聞くときは、次のように話題を上げてみましょう。

What do you think about this?(このことについてどう思う?)

相手に意見を求めるときによく使うフレーズです。
注意したいのは「How do you think about~?」とはならない点です。「How」は方法や手段について聞く疑問符のため、意見を聞く場面には適しません。「What」を使った「~について何を考えますか」と表現することで、「~についてどう思いますか」という意味合いになります。「How」を使う場合は、「How do you feel about ??」というフレーズを使いましょう。

そのほか、次のフレーズも重宝します。

What’s your take on this?(これについてはどう思いますか?)

「take」は名詞で「見方、見解」を意味しています。フォーマルすぎずカジュアルすぎず、ビジネスでも使いやすいフレーズです。

フォーマルに、相手に意見を求める場合は、次のフレーズが有用です。

What’s your position on how climate change affects the economy?
(気候変動が経済に与える影響に関するあなたの意見は?)

「position」 は「地位、職」のほか、「意見、見解」という意味があります。

意味は通じるものの、あまり使わないほうが良いフレーズに「What’s your opinion of his plan?(彼のプランについてどう考えますか?)」があります。opinionは「意見」という意味がありますが、ネイティブスピーカーにとっては「思いつき」に近いニュアンスがあります。そのため、質問された相手は、自分の考えに期待されていないと感じる可能性があります。真剣に相手の意見をヒアリングしたいときは、使わないほうが良いでしょう。

趣味について聞く

相手の趣味や関心事について聞くときは、以下のように「プライベートでは何をしていますか?」という表現で尋ねましょう。

What do you usually do after work?(仕事が終わった後の時間に何をしていますか?)
What do you do on weekends?(週末は何をしていますか?)
What do you do in your free time?(時間があるときは何をしていますか?)

「趣味」を「hobby」と記憶している人も多いはずです。そのため、趣味を聞くときは「What’s your hobby?」となりそうですが、このフレーズはあまり使いません。「hobby」はネイティブスピーカーにとって、絵画や書道、車修理など、本格的で専門的な趣味をイメージさせます。そのため、気軽に仕事終わりや週末にしていることについて聞きたいときは、上記のようなフレーズが適切です。

取引先の企業との電話で使える質問文

続いて、取引先に電話をかけたときに頻出する質問を見ていきましょう。
まずは、連絡したい相手を指名します。

Could you put me through to the Ms. ○○?(○○さんにおつなぎいただけますか?)
Can you put me through to Mr. ○○ in sales, please?
(営業部の○○さんをお願いできますか?)

これらの表現は電話の転送をお願いするときに有効なフレーズです。「put me through to~」の後に転送する相手の名前や部署名を入れて伝えましょう。

相手が不在のときは、電話口の人へ以下のように伝言を依頼しましょう。

May I leave a message?(伝言をお願いできますか?)
I’d like to leave a message.(伝言を残したいのですが)

折り返しの電話を依頼するときは以下のように伝えます。

Could you tell him to call me back?(お電話いただけるようお伝えいただけますか?)

この後、「My number is 03-1234-5678.(電話番号は03-1234-5678です)」、または、「He has my number.(私の電話番号はご存じです)」と伝えるとスムーズです。

電話中に、相手の声が聞き取りにくい場合は以下のようにお願いしましょう。

Could you speak more slowly, please?(もう少しゆっくりお話しいただけますか?)
Could you speak a little louder, please?(もう少し大きな声でお話しいただけますか?)

メールで使える英語の質問フレーズ

メールでは、聞きたいことを簡潔に質問しましょう。相手に聞きたいポイントがはっきり伝わるメールを作成することが大切です。

外資系の企業に質問する際に使えるフレーズ

件名

大量のメールを受信する人は、件名の内容によって開封の有無を判断する人も多くいます。件名は一目で具体的な内容がわかるようにしましょう。

Inquiry about~(~について)
Inquiry regarding~(~に関して)
Question(s) about~(~に関する質問)

質問や問い合わせをしたいときに、件名によく使われる表現です。「Inquiry(質問、問い合わせ)」や「Question(s)」を使って質問したいトピックを端的に相手に伝えます。

書き出し

冒頭から、すぐ用件に入るようにします。日本では、かしこまった時候の挨拶や近況報告などが入る場合がありますが、英語のメールでは不要です。長々と書かず、メールの目的を最初に伝えましょう。

I ‘m writing to ask about your proposal.
(ご提案について問い合わせしたくメールを差し上げております)
There’s something I’d like to ask.(伺いたい点があり、メールを差し上げております)
I am writing to inquire about~(~についてお伺いしたく、メールを差し上げております)
I am writing to inquire about job opportunities in your company.
(御社での求人につきまして伺いたく、メールを差し上げております)
I am writing to inquire about the date of my interview.
(面接日程についてお伺いしたく、メールを差し上げております)

問い合わせをする「inquire」を使った一般的なフレーズです。「inquire」以外にも「ask(尋ねる)」という単語でも代用可能です。

そのほか、さらに丁寧に伝えたい場合は「I’d like some information about~(~について、伺いたい)」という表現を用いましょう。

I’d like some information about the date of my interview.
(面接日程について、少々お伺いしたいことがあるのですが)

外国人の上司にメールで質問する際に使えるフレーズ

英語のメールで上司に相談や依頼をするときは「Do you mind~?(~してくださいませんか)」を使いましょう。「Can you ~ ?」と同じ意味ですが、「Do you mind~?」にすると少し丁寧さが加わります。目上の人に対して使うときに適した表現です。
「Would you mind~?」とすると「差し支えなければ~」と、さらに敬語のニュアンスが強くなります。
上司にプレゼン資料の送付を依頼するメールを例に見てみましょう。

A: Do you mind sending me presentation materials?
(プレゼン資料を送っていただけないでしょうか?)
B: No. I’ve just sent them to you.(OK。たった今送ったところだよ)

注意したいのは返答の仕方です。日本語とは逆で、「Yes」は拒絶を、「No」は承諾を意味します。「mind(気にする)」の意味を覚えておくと、理解しやすくなります。「~を気にしますか」→「いいえ(気にしません)」という意味になるため、依頼を承諾する意になります。

そのほか、次のように聞くこともできます。

Would it be possible to change the date of presentation?
(プレゼンの日程をリスケすることは可能ですか?)

「Would it be possible to~(~をすることは可能でしょうか)」は、少し持って回った表現ですが、気遣いのこもった印象を与えます。

Could you please look over the presentation materials before the meeting?
(会議前に、プレゼンの資料に目を通していただくことは可能ですか?)

「Could you~(~していただけますか)」に「please」を付けることで、より丁寧な申し出になります。

質問力を磨いて、英語のトークをもっと円滑に

質問は会話を円滑にし、互いの距離を縮める大切なツールです。日本人同士なら簡単にできる気さくなスモールトークも、海外の人を相手にすると身構えてしまうかもしれません。事前にいくつかフレーズをストックしておくと、会話の糸口を見つけやすくなります。質問力を向上させ、中身のある英語のトークを楽しみましょう。

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