「よろしく」を伝える英語とは?ビジネス、プライベートでの9シ-ン

日本語では、さまざまなシーンで「よろしくお願いします」という言葉を口にします。英語では同様の意味を持つ決まり文句はありませんが、挨拶や依頼、会話の締めくくりなど、状況に合わせて近いニュアンスを出すことができます。使うシーンを想定しながら、「よろしくお願いします」の持つ意味を考えてみましょう。
この記事では、「よろしくお願いします」を意味する、さまざまな英語表現をご紹介します。

日本語の「よろしくお願いします」を伝える表現とは?

「よろしくお願いします」は、英語でどのように伝えるのでしょうか。「よろしくお願いします」が持つ意味を考えながら見ていきましょう。

「よろしくお願いします」の英語表現は多数ある

英語では、日本語の「よろしくお願いします」にぴたりと当てはまる表現は存在しません。そのため、まずは便利な決め台詞という認識は捨て、定型表現では対応できないことを押さえましょう。
「よろしくお願いします」と頭に浮かんだら、状況やニュアンスに応じて異なる表現を使います。一歩踏み込み、相手に何をお願いしたいのかを考えることが必要です。

「よろしくお願いします」を伝えるコツ

シチュエーションに合わせて「よろしくお願いします」の英語表現を使い分けるには、日本語の「よろしくお願いします」に込められた意味を理解することが大切です。英語で適切に表現するために、まずは「よろしくお願いします」を別の日本語で言い換えてみましょう。

【例】「今後ともよろしくお願いいたします」

相手と別れるときやメールの締めくくりなどによく使われるフレーズです。省略されている言葉や含まれている気持ちを考えましょう。
この場合の「よろしくお願いします」は、「今後も良好な関係を築いていけるように願っております」という意味合いになります。

【例】「明日のミーティングでは、よろしくお願いいたします」

この場合は、「明日のミーティングでは、忌憚のないご意見をお待ちしております」、あるいは「明日のミーティングでお話できるのを楽しみにしております」などの意味と考えられます。

つまり、「よろしくお願いします」に込められる思いの多くは、感謝や期待、要望を表すと言えるでしょう。この点を意識すると、英文を組み立てやすくなります。

それでは、「よろしくお願いします」の具体的な英語表現を見ていきましょう。

社内で使う「よろしくお願いします」

入社時や異動時などの挨拶、申し出を受けるとき、お願いするときなど、社内では多様な「よろしくお願いします」が使われています。シーン別に適した英語表現をご紹介します。

自己紹介のとき

自己紹介で「よろしくお願いします」と伝えるとき、どのようなメッセージを込めたいですか?「頑張ります」「ご指導をお願いします」「みなさんと一緒に仕事ができて光栄です」など、それぞれのシーンに応じて伝えたい思いを英語に変換しましょう。
また、「Nice to meet you.」は、「あなたに会えて嬉しいです」という意味のため、「よろしくお願いします」として使えます。「Until next time.(また次回に)」も、「これからもよろしくお願いします」というニュアンスを込められます。

  • I’ll do my best.(ベストを尽くします)
  • Ask me anything anytime.(何なりとお申し付けください)
  • I can’t wait working with you. (みなさんとの仕事が楽しみです)

相手の善意に甘えるとき

相手の申し出に対し、「よろしくお願いします」とお礼の気持ちを込めたいときは、「Thank you.」が適しています。少し丁寧にしたいときは、「I appreciate you.(あなたに感謝しています)」を使いましょう。

  • 相手:Do you need some help?(手伝いましょうか)
  • 自分:Thank you.(ありがとう)
  • 相手:Let me make some photo copies.(コピーを取りましょうか)
  • 自分:Oh, please.(あ、お願いします)
  • Thank you.(ありがとう)
  • 相手:Don’t worry. I’ll arrange it for you.(大丈夫。手配しておきますよ)
  • 自分:I really appreciate you.(本当にありがとうございます)

相手にお願いするとき

「DM(ダイレクトメール)の送付、よろしくお願いします」など、相手にお願いするときに使う「よろしくお願いします」の場合には、押しつけがましくない表現を選びましょう。「Please」は強要するイメージを伴うため、「Please」は使わず、次のような疑問文で尋ねましょう。

  • Can I ask you a favor? (お願いがあるのですが)
  • May I ask you something? (頼みごとをしてもいいですか?)
  • Would you mind sending this ? (これを送ってもらってもいいですか?)

そのほか、「相手が応じてくれるかわからないけれど、できれば依頼に応えてほしい」という意味を込めたいときは「Any help would be appreciated. (とにかく何でも、ありがたいです)」も重宝します。

上司にサポートを依頼するとき

上司に、今後の指導やサポートをお願いする意味合いで「よろしくお願いします」と伝えるときも、気持ちを素直に伝えましょう。英語には、「ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」といった、かしこまった定型表現はありません。

  • I’d appreciate your support. (ご支援に感謝します)
  • I’ll see you around. (またお会いしましょう)/li>
  • It was nice meeting you. (お会いできて光栄です)

部下に指示するとき

部下に指示を出すときは、特に「よろしくお願いします」と添える必要はありません。「Thank you」を使い、「よろしく」という意味合いを示せます。資料の修正、データの抽出を依頼するときは「I want you to revise this document, thank you.(この資料の修正頼むよ、ありがとう)」と表現します。
また、「頼むね!」と上司が軽く部下に頼むときは、「I’m counting on you.(頼りにしているよ)」が便利です。
そのほか、次のような表現を使えます。

  • Get some by 6, thanks.(6時までに、いくつか頼むね)
  • I need this to be done today, can you?(これ今日中に、できるよね?)
  • Fix this before the meeting. I really appreciate that.(会議までに直して。恩に着るよ)

取引先に伝える「よろしくお願いします」

取引先に対しても、発想の仕方は変わりません。取引先に「よろしくお願いします」と伝えるシーンを想定し、使いやすいフレーズを見ていきましょう。

相手に意気込みを伝えるとき

取引先に「今後ともよろしくお願いします」と伝える際、社内の場合と同様に、具体的に相手に伝えたいことを表現しましょう。例えば、打ち合わせ後に、「今後ともよろしくお願いいたします」と伝えるなら、「I look forward to working with you.(みなさんとの仕事が楽しみです)」と、笑顔で伝えましょう。

  • I’m excited to work with you.(みなさんとの仕事が楽しみです)
  • Thank you for your constant support.(いつもサポートをありがとうございます)
  • I won’t let you down.(みなさんのご期待に答えるつもりで頑張ります)

メールの結びに伝える表現

メールの結びに入れる「よろしくお願いします」は、「Most sincerely」「Best regards」などです。これらは決まった表現のため、毎回同じもので構いません。
決まり文句は、改行した後、左端から書き始め、コンマを添えます。そして、一行空けて名前を書きます。

  • Best Regards,

Scott Brown

  • Sincerely,

Veronica Chen

  • Regards,

Michelle Smith

プライベートで使う「よろしくお願いします」

プライベートでも、知人や友達に対し「これからもよろしくお願いします」と伝える場面が頻繁に訪れます。また会いたい気持ちを伝える表現を見ていきましょう。

「これからもよろしくね」と伝えるとき

親しい人に「これからもよろしくね」と英語で伝えるときには、関係を続けたい気持ちを伝えることが大切です。「連絡を取り合おう」という意味の「Keep in touch.」や、別れを惜しむ「I’ll miss you.」もシチュエーションに合った表現です。

  • See you around. (また、そのうち会おうね)
  • Talk to you soon. (また、近いうちに話そうね)
  • Let’s have fun, (一緒に楽しい時を過ごそうね)

不在の相手に「よろしくお伝えください」と伝えるとき

「よろしく」と挨拶したい相手が不在で、その場にいる人に「~さんによろしくお伝えください」と伝言をお願いしたいときは、「Please say hello to ~ for me. (私のために、~さんに挨拶をしておいてね)」を使うのが一般的です。そのほか、次のような表現が可能です。

  • Can you tell ○○ how much I miss ○○.

(○○さんにぜひともお会いしたかった、とお伝えください)
※一つ目の○○は名前、二つ目の~は代名詞にしましょう。

  • Tell ○○ I’m doing fine.

(○○さんに、私はうまくやっています、とお伝えください)

  • Please send my best regards to ○○.

(○○さんにくれぐれもよろしくお伝えください)

「よろしくお願いします」の表現をストックして活用!

日本人は「よろしくお願いします」をさまざまなシーンで多用します。英語で話しているときに、つい「よろしくお願いします」が思い浮かんだら、何を伝えたいかを考え、英語に転換しましょう。慣れないうちは、挨拶、感謝、依頼の表現など、状況別に整理し、ストックしておくと良いでしょう。そうして実際に活用し続けることで、「よろしくお願いします」の気持ちを英語で自然と伝えられるようになっていきます。

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